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東洋経済がみんなのクレジットの問題を様々に取り上げてくれています


 ソーシャルレンディング業界を騒がせたみんなのクレジットへの行政処分。ソーシャルレンディングを取り扱うブログ、メディアでは大々的に取り上げられました。
 しかし現状のところ一般メディアにおける扱いは小さいです。そのほとんどがベタ記事であり、簡単に事実関係を説明したものが大半です。

 そんな中で気を吐くのが東洋経済です。

 行政処分が降りた直後の2017/4/1には早速「東洋経済ONLINE」にて下記の記事を掲載しています。

みんなのクレジット、自転車操業の驚愕実態 年利14.5%の利回りをうたい、資金を集めた(2017/4/1 東京経済ONLINE 山田雄一郎氏著)

単に事実関係を伝えるだけではありません。

44億円を集めたすさまじい集金力がフィンテックブームに乗ったものであること、
担保設定が投資家を騙すような形になっていること、
融資先が実際は自社グループであったこと、
ファンドの償還が自転車操業状態だったこと、
その結果自社グループ企業は債務超過に陥ったこと
それを解消するために、投資家の資金を利用して増資が行われたこと


などがテンポよく記されています。

 一方でみんなのクレジットからの抗弁は

はたしてこれらの説明で投資家や金融庁は納得するだろうか。少なくとも監視委員会は検査をした結果、会社側の言い分を納得できないからこそ、今回の処分勧告をしたように見える。

と一蹴しています

 矛先は広告記事を載せたメディア、白石伸生代表にインタビュー掲載を行ったサイトにも向けられており、投資熱を煽ったこと、箔付けに一役買ったことをチクリとやっています(当ブログもインタビュー記事を掲載しているので非難の対象でしょう)


※広告記事を載せたメディアについては下記記事をご参照ください

2017/6/22 みんなのクレジットが別冊宝島で取り上げられています

白石代表が過去ベンチャーの旗手として脚光を浴びた経歴にもいろいろ言及されています。

 FinTechブームに乗っかったみんなのクレジットはもちろん、それを取り上げたメディア、もちろん投資家も戒める、全体としてはそのように私は感じました。

上記記事はオンラインですが、その後本誌(週刊東洋経済)でも取り上げられました。


高利率案件ならば、ノンバンクの老舗が運用するトラストレンディングにどうぞ



日本初にて最大のサービスmaneo、貸し倒れ0件、募集額700億円は伊達じゃない



東洋経済2017年4月15日号にそれは掲載されています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

週刊 東洋経済 2017年 4/15号 [雑誌]
価格:690円(税込、送料無料) (2017/5/9時点)


 「ニュース最前線」という業界の注目記事がピックアップされ掲載されるコーナーにおいてです。オンラインでも有料会員ならば下記リンクで読むことができます。

不良業者に行政処分 フィンテック熱に冷水-高利回りで注目を集めるソーシャルレンディングには課題が山積みだ。」(東洋経済2017年4月15日号 二階堂遼馬氏著)

「不良業者」、「課題が山積み」と刺激的なタイトルですが、中身も厳しいものです。

 記事前半部分は行政処分、処分の理由について事実関係を伝えるものです。特に目新しいところはありません。

 記事後半には騒動を受けての「同業他社」の対応について様々に触れられています。ここは注目です。

maneoについて書かれた部分を引用します。

最大手で元本回収遅延
 この一件に焦ったのは同業他社だ。成立ローン総額が最も大きいmaneo(マネオ)マーケットの瀧本憲治代表は、「ソーシャルレンディングが一様に危ないと思われる懸念を払拭したい」と危機感を募らせる。所属する第二種金融商品取引業協会で異種規制ルールを作成し広告や勧誘に規範を設けるなど、業界の信頼回復に努めている。
 ソーシャルレンディングの課題は他にもある。そもそも日本企業の資金需要は細っており、返済懸念のない融資先を見つけることが難しい点だ。実際、マネオのファンドでは3月28日に、融資先の経営状態が厳しくなったことから元本の回収遅延が発生している。


みんなのクレジットからの行政処分勧告がなされた直後に瀧本社長がブログで発表された記事、「2017/3/24 自主規制ルール作りに参加しています。( 投資の現場レポート)」を読んでいる私としては、

ソーシャルレンディングでは騒動後も相変わらず順調に投資資金が集まっていることを知っている私としては

加えて多少なりとも滝本社長の為人(ひととなり)を知っている私としては


「危機感を募らせる。」との表現には違和感を覚えます。正直、筆者の勝手な「忖度」だと思います。経済誌で企業の代表者の感情が勝手気ままに「忖度」されるのは定番の表現なので腹は立ちませんが。

しかし上記引用部分にある、次の点はあまりに牽強付会に感じて、すこし怒りを覚えます。

日本企業の資金需要は細っており、返済懸念のない融資先を見つけることが難しい点」が強調され、その論拠が「2017/3/28に起きた回収遅延」になっていることです。

 maneoはこれまで700億円近いローンを成約させ、そのうち550億円もの償還を行ってきました。

 上記の遅延は3案件(融資額約7千万円、そのうち遅延中は約4千500万円)であり、金額ベースで0.06%に過ぎません。他には延滞中の案件はありません。事業性融資におけるデフォルトはゼロです。元本の回収遅延やデフォルトがしょっちゅうおきていて、そのことを具体的な例として取り上げるならばともかく、このような「0.1%に満たない細事」を取り上げて

返済懸念のない融資先を見つけることが難しい

とやるのはアンフェアです。

 業界全体でこれまで約1500億円(2017年4月末)もの募集を行っている実績から見たら、上記の「日本企業の資金需要は細っており、返済懸念のない融資先を見つけることが難しい点だ」は銀行の融資基準による考え方であり、ソーシャルレンディングの登場により、過去のものになりつつあることを指摘したほうが自然に感じます。

 わずか4千500万円の遅延で約1500億円以上のローン実績を打ち消すのはあまりに暴論と感じたので、チクリとやらせていただきました。


この記事には以下の表が掲載されています。

2017y05m09d_115035113.jpg

 表に掲載されているのはmaneoSBIソーシャルレンディング、ラッキーバンク、LCレンディングみんなのクレジットクラウドクレジットオーナーズブック(ロードスターキャピタル)です。

記事本文ではmaneoに続いて、オーナーズブック(ロードスターキャピタル)の

返済が滞った場合に備えて不動産担保に設定する運営会社もある

という動きが紹介されています。

クラウドクレジットの杉山智行社長の

「国内の不動産付きローンでは市場に限界がある。海外に目を向ければ高い金利でも資金需要がある」

 という発言も紹介されています。なお、貸出金利の国内の上限が15%(100万円以上の貸出元本に対して)なのに対して、クラウドクレジットの取り扱っている案件の中には30%を超えるケースもあります。

 記事の最後に置かれている文章は私達投資家が肝に銘じなければならないところがあるかなと思いますので引用いたします。

フィンテックの動向に詳しい落合考文弁護士は「金融業の果たしていた役割を代替するベンチャーが現れているが、融資業務では運営体制が整っていないところもある」と、運営会社が信頼できるかを判断する必要性を指摘する。ソーシャルレンディングが一般投資家に広まるには。解決すべき課題は多い。


「運営会社が信頼できるかを判断する必要性」の重要さに関しては全くの同感ですので、その判断材料が、どんどん世の中に提供されることに期待です。当ブログも少しでもお役に立てばと思います。

2017年4月末時点で以下のソーシャルレンディングサービスで資金を運用中です。
1.maneo : 約436万円
2.AQUSH : 約64万円
3.クラウドバンク: 約187万円
4.SBIソーシャルレンディング:約15万円
5.クラウドクレジット:約261万円
6.ラッキーバンク : 約86万円
7.オーナーズブック:約121万円
8.LCレンディング : 約229万円
9.ガイアファンディング : 約195万円
10.トラストレンディング : 260万円
11.クラウドリース : 約157万円
12.スマートレンド : 約31万円
13.みんなのクレジット:約50万円
14.グリーンインフラレンディング:約103万円
15.さくらソーシャルレンディング:約61万円
16.TATERU FUNDING:10万円

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業界今後

ファイアフェレットさんご無沙汰しています。
この業界今後どうなっていきますかね。

C社カメルーンも期間延長がそこそこありますし…
業者を分散しようにも雨後のタケノコのようなポコポコと新しい会社がでてきて
まったく内容がわかりませんし。
私は相変わらず3社のみです。

特定はむつかしいとおもいますけど、おススメ、オシ業者あればここでまた紹介してください。
ソーシャルレンディングはなかなか情報がとれないので、ファイアフェレット当てにしています。m(__)m

2017-05-11 11:59 │ from うるとらURL

私の現在のオススメは・・・

うるとらさん、コメントをどうもありがとうございます。

オススメ、推し業者でしたら、以前クラウドポートで掲載していただいた、

【投資額別】ファイアフェレットのオススメ分散投資術
https://www.crowdport.jp/news/1332/

で紹介した業者と今もそれほど変わっていません。
記事では初心者~中級者向けのオススメですが、
初心者の人にオススメできるのが、全般的に
オススメできる業者と私は考えています。

上記記事に掲載されていない業者を今あえて加えるとしたら・・・

グリーンインフラレンディングを挙げたいと思います。

業界1、2位を争うほどリターンが高く、運営会社の規模も大きく、募集実績を
着実に積み上げられているので、

ただし高いリターンの案件への投資は「ほどほどに」というのが
私の主義なので、それも付け加えたいと思います。

スマートレンドも挙げるとしましょう
短期で高利回りの案件がよく組成されるので、それがいいという人向けにです。
実績も積みつつあります。

その他のmaneoファミリーも地方創生など興味深いテーマを
掲げていますが、オススメするのはもっと募集実績を
積み重ねてからにしたいと思っています。

こんな感じでいかがでしょうか。

あ、あと先日とある雑誌から取材をうけたのですが、
近日中に掲載されるはずです。それにも私が述べたおすすめ業者、
オススメ案件が記載されるはずなので、ご参照いただければ幸いです。

2017-05-11 12:32 │ from ファイアフェレットURL Edit

おススメありがとうございます。

草々にご丁寧なアドバイスありがとうございます。
今早速、LCレンディングとグリーンインフラレンディングに口座開設手続きをしました。

ちなみに…
ガイアもLCもグリーンも皆、maneoマーケットと資本関係があるのでしょうか?
口座開設画面がまったく同じで、会社概要にもmaneoマーケットとありますが…
会社概要にはそのことについて触れられていないので、よくわからなかったです。


2017-05-11 13:40 │ from うるとらURL

資本関係があるかはわかりません

現在maneoマーケットの第二種金融商品取引業の登録を利用して
サービスを行っている会社はmaneoも含めて10社(サービス)あります。

業務提携をしているのは間違いありませんが、
資本関係があるかまではわかりません。

お力になれなくてすみません。

2017-05-11 14:19 │ from ファイアフェレットURL Edit

こんにちは。
東洋経済の記事、ザックリとですが拝見して参りました。
[みんクレ]の件については、叩かれても仕方ない状況と思いますが、ソーシャルレンディング全体の雲行きが怪しくなっているような記載は戴けません。
ファイアフェレットさんが挙げられたようにmaneoで遅延が発生しておりますが、案件全体の割合からすればソーシャルレンディング自体が破たんするといったレベルではとてもないと思われます。
むしろ高金利を享受するためのリスクを投資家は受け入れる前提で投資している訳ですから、この点について問題視するのは「?」となります。
ただし[みんクレ]の提起した問題は当然ソーシャルレンディング業界全体の問題とする必要がありますし、投資家も高金利を享受する対価としてのリスクを常に意識する必要がありますし、我々ブログ等で情報を発信する側としてもメリットだけでなくデメリットの発信も行う必要があると思います。
何度も書きますが、他の金融商品に比べソーシャルレンディングはまだ「若い」商品です。
FXやCFDといった一般投資家に認知されるレベルまで育てられるか、それとも成長をつぶし新たな企業の資金調達手段をなくしてしまうのか。
ソーシャルレンディングに係る方々の踏ん張りどころかもしれませんね。
これからも【盲信】ではなく【応援】していきたいと思います。

2017-05-11 22:07 │ from Toppiy38URL Edit

私も頑張って応援いたします。

Toppiy38さん、コメントをどうもありがとうございます。

はい、私もソーシャルレンディングを盲信せず、悪いことは悪い、
良いことは良いと理性的な批評を行うことに努めたいと思います。

ご同意していただける方にコメントをいただき、
本当に嬉しいです。

今回の東洋経済のみんなのクレジットに関する批評においても、
正しいと考えたことは、真摯に受け止め、
逆に間違えていると思えたことは、間違えている!と
いう姿勢で臨んだつもりです。

たしかにソーシャルレンディング業界の方にとっては
踏ん張りどころでしょう。私はしょせん部外者ですが、
せめて応援団として頑張りたいと思います。

ただし、盲信して良いことばかりを言い立てる
人間は信用されず、むしろ応援団員どころか
一般人からのソーシャルレンディングへの
信用を失わせてしまうでしょう。

そうならないように自戒したいと思います。



2017-05-11 22:42 │ from ファイアフェレットURL Edit

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