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    日経マネーにソーシャルレンディングが掲載 ~SBIソーシャルレンディング、「需給は借り手よりも貸し手が多い」は当たり前 その1~ - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    日経マネーにソーシャルレンディングが掲載 ~SBIソーシャルレンディング、「需給は借り手よりも貸し手が多い」は当たり前 その1~


    ※2016/9/22 追記
    SBIソーシャルレンディングは2011~2012年にこの記事で問題を指摘されている個人向けローンから撤退し、事業者向け融資に軸足を移しました。その後はディフォルトは1件もなく、投資家に安定したリターンを配分し続けています。


     日経マネー、2012年2月号によるソーシャルレンディング取り扱い会社紹介1番手はSBISLの紹介です。

    2012y01m09d_134854663.jpg
    (※初掲載時、この表でAQUSHのローン成約額(累計)は「2.26億円」というなんの根拠もない数字を掲載しておりました。
    深くお詫びします。詳しくをこの記事を御覧ください。)


    「大手ならばの安定感あり、SBI債に次ぐ人気商品になるか」
    と煽り文にあり紹介文を箇条書きにさせていただくと
    ①個人投資家に馴染みの深いSBIグループの提供するソーシャルレンディング
    ②新しい市場の開拓には統合力が必要であり、ネット証券業界トップの顧客基盤の強み
    (注意:②はSBISLの代表取締役:織田貴行氏の発言として紹介)
    ③提供商品は二種類、個人向け無担保ローンのファンド型と
    ビジネス向けローンのオーダーメード型
    ④ファンド型(個人向け無担保ローン)の説明
    a)常時募集で2週間ごとにあたらしいファンド(投資組合)が生成される
    b)募集終了後にボロワーの信用情報に基づきSBISLが利率を決定、融資開始
    c)レンダーは申し込み前に利率を知ることは不可(ただし実績は6~8%)

    d)現状の受給は借り手よりも貸し手の数が多く、
    今投資しても「貸し出せない」可能性が高い

    ⑤オーダーメイド型(ビジネス向けローン)の説明
    a)担保があるため利息は4%程度のものが中心
    b)大人気で募集開始日に完売するほどのかつてのSBI債を彷彿させる人気

    ⑥2012年年明けには株券を担保とする新商品の設定を予定
    ⑦新商品の借手はSBIグループ内のお客が中心
    ⑧グループ間のシナジーを利用して事業拡大を予定


     ①~③、⑤~⑧は特にコメントはありません。これからに期待ってところですね。ただし……④のファンド型の説明についてはいくつか注釈をつけたいですね。現状で「需給は借り手よりも貸し手が多い」とあり、それが貸出を行えない可能性が高い理由とされています。これは正しいのでしょうか。

     ではその考察のため2012年11月10日と2011年12月22日をその時撮っておいた運用状況のキャプチャー画像で比較してみましょう。
    運用状況
    2011/11/10時点の運用状況

    2011y12m24d_035842089.jpg
    2011/12/22時点の運用状況

     ただこれだとわかりにくいのでこの間の運用状況の遷移をまとめた表も掲載いたします。

    2011y12m24d_172842811.jpg

    出資額(約1億1200万円)は融資申し込み額(13億弱)を大幅に下回っておりこの意味では「需給では貸し手よりも借り手が多い」状況です。もちろん、信用情報の審査なしに申し込み金額全部を貸し出されては、レンダーとしてはたまったものではないので、SBIソーシャルレンディングが審査を行い承認比率が5.74%になった結果(7300万強)で「需給は借り手よりも貸し手が多い」状態になるわけです。

     貸し手は出資金額を振り込んだ段階で無審査で出資額に計上できるのに対して、借手は審査を受け、その申し込み金額全額が承認されないと融資承認額に計上されません。ですからよほど貸し手の出資額が借り手の申請額よりも少ないとか、審査が甘くて借り手が優良で承認比率が高いという状況にならないと「需給は借り手よりも貸し手が多い」の状況は覆りません。

     この状況はAQUSHも同様でしょう。しかし、この2社についてはこの特集では「貸し出せない可能性が高い」などとは指摘されていません。つまり「需給は借り手よりも貸し手が多い」は現在SBIソーシャルレンディングにおいて「貸し出せない可能性が高い」と誌面に載せる正確な理由ではないのです。

     では次回はそこら辺の理由を考察すると、見えてくるSBIソーシャルレンディングが抱える深刻な問題について述べたいと思います。

    次回記事
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