ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年11月期 その2 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年11月期 その2


※各社、各社案件比較表は最後に掲載しています

 2016年11月期、ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)サービス比較、業界動向を私の知るかぎりですが報告します。今回はその2です。

前回記事
2016/11/4 ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年11月期 その1


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D 日経新聞においてソーシャルレンディングに警鐘を鳴らす内容の記事が掲載されました


 日経新聞2016/10/25の朝刊にて、ソーシャルレンディングがバブルを引き起こすことについての警鐘が鳴らされました。執筆者は証券部の土居倫之氏です。なお、指摘されている懸念はバブルだけではありません。

ネット金融はバブルを生むのか (2016/10/25日経新聞、ログインが必要)

 米国のソーシャルレンディグが高利回りで大きな資金の流入を生み出す兆しを見せている一方、そこで用いられるIT技術やAI融資について疑問が投げかけられています。このことは実際にレンディングクラブ、On Deckで業績不振、株価低迷、また融資における不良債権の増加が報告されているのでもっともな指摘です。

参考
2016/7/19 どっち?[バランスシートorマーケットプレイス]レンダー その1 海外ソーシャルレンディングで顕在化する問題

記事中で

 実際、米国では問題も起きている。昨年12月に米西部カリフォルニア州の福祉施設で14人が死亡した銃乱射事件。野村総合研究所の城田真琴上級研究員によると、犯人は「債務整理」目的でソーシャルレンディングから借りたお金で銃や弾丸などを購入したという。


 との記述があります。犯人がソーシャルレンディングを悪用して融資目的を偽ってお金を手に入れた。そのお金が犯行に使われたことだけが、問題のように読者は捉えるかと思います。それは間違いではないでしょうが、全てではありません。

 FinTechの衝撃(城田真琴氏著)の57~59Pには詳細な記述があるのでご紹介したいと思います。なおこの本ではソーシャルレンディングではなく、マーケットプレイスレンディングという表記がされています。



・利用された運営会社はProsper(プロスパー)で融資額は2万8千500ドル
・マーケットプレイスレンディングはネット上の取引で顔が見えない
・よって今回のようにテロ資金調達、マネーロンダリングの温床になる懸念がある
・「債務整理」など借り手が申し込む情報を鵜呑みにするのではなく、適切な検証をしたのかが問題
・マーケットプレイスレンディングのスキームにおける複雑性が自体を難しくさせている
・審査を行ったのはプロスパーだが、実際に融資したのは銀行で、お金を出したのは投資家
・このように責任の所在が非常にあいまい
・既存の法律では融資を行なう銀行のみが、反テロ、反マネーロンダリングなどの法律・規制の対象
・(実際に審査している)マーケットプレイスレンディング事業者にも規制が必要
・上記事件が起きる前から米国財務省は規制を設ける準備を開始していた
・レンディングサークル、プロスパー、ファンディングサークルの大手3社は自主規制でこれに対抗


 上記事件においては、適切な審査の是非、責任所在、反テロ、反犯罪の規制のあり方など、いろいろな「問題」が存在していることがわかります。このことは日本においても決して他人事ではないといえるでしょう。

 日経の記事ではその最後に国内ソーシャルレンディングについて触れられ、その部分で主題であるバブルの懸念についても触れられています。以下引用します。

 ”日本では、ソーシャルレンディングの存在感は乏しい。森・浜田松本法律事務所の石川貴教弁護士は「日本では貸金業法の規定により、貸し手が特定の借り手に資金を融資する米国型のソーシャルレンディングは難しい」と説明する。詐欺的な資金調達に対する投資家の警戒感も根強く、一般には普及していない。

 とはいえ、行方は軽視できない。新しい金融商品はそれまで存在しなかった信用創造を通じ、時に金融バブルを引き起こすことがあるからだ。証券化商品やクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が代表例だ。硬直的な銀行システムや未熟な法規制など条件が重なった中国では、ソーシャルレンディングが不動産バブルの大きな要因となった。先進国でも、中国のように新たな金融バブルをもたらさないとも限らない。”

 記事冒頭には、米国では既にソーシャルレンディングに機関投資家の資金が流れ込み始めたとの記述があります。バブルの懸念があるのは、まずはそちらででしょう。日本においては現状個人投資家が中心であり、現状募集額は米国に遥かに及びません。土居氏の懸念にあるように、バブルを引き起こすに「まだ」遠いでしょう。まずは米国の状況を見守りたいと思います。
 

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E:日経新聞にてソーシャルレンディングが大きく取り上げられました。


 日経新聞2016/10/29の朝刊にて国内ソーシャルレンディングが大きく取り上げられました。下記リンクで読むことができます。

ソーシャル融資 活発に 不動産を担保/リスク見極め難しく(2016/10/29日経新聞、ログインが必要)

 こちらのリンクならばログイン無しに読めます。タイトルが違いますが、同じ内容です。こちらの方が図表が大きくて見やすいです。

ソーシャル融資が活発 高利回りもリスクに注意(2016/11/6 NIKKEI STYLE)

紙面はこちらのリンクでも読めます。

 ソーシャルレンディング融資が活発になってきたこと、募集額の伸びが順調であること、高リターン、担保付きであることのメリットを取り上げてくれている一方、元本保証が無いこと、情報開示が不十分であることなどのデメリットも挙げられています。加えて、リスクとリターンの責任は投資家が負うことの注意喚起もしっかりされている日経新聞らしい記事となっています。

 なお、記事中ではmaneoオーナーズブックSBIソーシャルレンディングクラウドクレジットについて触れられています。

 一つだけ気になったのですが、

投資家は貸付先の詳細を知ることはできず、貸付先がしっかり返済できるかなどの不安もある。


 との記述があるのですが、その詳細を投資家が知ることができない理由が、「金融庁の指導であること」について触れられていません。この情報非開示の問題を識者が取り上げる際に、なぜか金融庁の指導であることに触れず、運営会社の責任や曖昧な理由にされたりすることは、当ブログで以前にも指摘しました。

参考
2016/5/16 野口悠紀雄氏が指摘するソーシャルレンディングの可能性と問題点、その2~案件の中身が公開できないのは運営会社の怠慢ではない~

 天下の日経新聞でさえ、金融庁に配慮して記事を書いているのだとしたら、非常に興味深い話です。

今回はここまでにさせてください。

次回記事
ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年11月期 その3

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ソーシャルレンディング主要サービス運営会社比較表


2016年11月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較1
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2016年11月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較2
ソーシャルレンディング主要サービス運営会社比較表


2016年11月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較3
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ソーシャルレンディング主要サービス案件比較

2016年11月時点ソーシャルレンディングサービス提出案件比較3
ソーシャルレンディング主要サービス案件比較


各社募集実績の求め方
AQUSH:WEBサイトと月始めに送られてくる投資家向けのメール記載情報から
maneo:ホームページに表示してある「成立ローン総額」を丸呑み
クラウドバンク:ホームページに表示してある「累計応募金額」を丸呑み
SBIソーシャルレンディング:WEBサイトの「投資家用ページ」へログイン後、各ファンドの運用状況から
クラウドクレジット:ホームページの「成約ローン総額」を丸呑み
ラッキーバンク:ホームページの「募集調達金額」を丸呑み
オーナーズブック:WEBサイトの「投資案件一覧」から募集完了したファンドの合計額から
スマートエクイティ WEBサイトの商品一覧から募集が終了したファンドの合計額から
LCレンディング:ホームページの「成立ローン総額」を丸呑み
ガイアファンディング:ホームページの「成立ローン総額」を丸呑み
トラストレンディング:ホームページの「累計成約金額」を丸呑み
J.レンディング:ホームページの「お知らせ」から
クラウドリース:ホームページの「成立ローン総額」を丸呑み
スマートレンド:ホームページの「成立ローン総額」を丸呑み
みんなのクレジット:ホームページの「成立ローン総額」を丸呑み
TATERU FUNDING:WEBサイトの案件一覧から募集が終了したファンドの合計額から
アメリカンファンディング:ホームページの「成立ローン総額」を丸呑み
グリーンインフラレンディング:ホームページの「成立ローン総額」を丸呑み
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2016-11-08 10:04 │ from URL

よろこんで承ります

鍵コメを頂いた方へ

質問は喜んで承ります。
どうかこのコメント欄をご利用ください。

よろしくお願いします。

2016-11-08 10:25 │ from ファイアフェレットURL Edit

疑問

fx-onの連載で勉強させていただいたのですが終了の由残念です。

ファイアフェレットさんのこのブログをきっかけに、ソーシャルレンディングへの投資を始めてまだ1ヶ月の初心者です。
ソーシャルレンディング並びに各社の案件内容に関し消化不良があるのでご教示ください。

①みんなのクレジットの<第65号案件>ですが、募集総額¥50,100,000-、6.5%~13.8%、案件1 ¥50,000,000- 利回り6.5%、案件2 ¥100,000- 利回り13.8% という内容です。ガイアファンディングなど他社でも同じような案件構成になっています。
この不自然な案件金額と利回りの抱き合わせのは、単に利回りを良く見せたいがための手法なんでしょうか?

②今週の連載に融資型クラウドファンディングと事業投資型クラウドファンディングそれぞれの特徴が記載させていましたが、クラウドクレジットは事業投資型に属しますか? また、ガイアファンディングの「米国サンフランシスコの不動産事業者向け融資を目的として組成されたファンドです。」というのは担保付きなので融資型になるのでしょうか?

③同じ予定利回り10%でも社によって案件の成立スピードが全く異なります。Lucky Bankなど1~2分の瞬殺、トラストレンディング、ガイアファンディングなどは案件成立まで1週間前後くらいの時間を要しているようです。
このスピードの差って何なんでしょうか?違和感を感じるのですが…

長々とすみません。
お時間あるときにご教示いただければうれしいです。

2016-11-08 15:01 │ from うるとらURL

はりきってお答えします

うるとらさん、コメントをいただきどうもありがとうございます。

本当に私の力不足で連載を終了することになって本当に申し訳ありません。

せめてのお詫びに張り切って質問にお答えしたいと思います。

①の質問ですが、

「断定はできないが、みんなのクレジットはそう疑われてもしょうがない」

が私からの回答です。

 その他のサービスと比較すると、maneoファミリー、ラッキーバンク、トラストレンディングなども金融庁の複数化指導のため、案件を複数化しています。ラッキーバンク、トラストレンディングは普通に10%の前後の同じリターンの案件を2つ並べて、ばらつきが出ないようにしています。

maneoファミリーでは、うるとらさんが例として挙げていただいたような「高利率案件少額+低利率案件多額」の組み合わせで、利率を高く見せつけるような方法はほとんど見られません(以前はちょっと見かけたような気がしますが、今ではやめているみたいですね)。

それに対してみんなのクレジットは、ここ最近の案件はみんな「利率を高く見せつけるような」ものばかりです。これでは疑念を持たれてもしょうがないとおもっています。私としては6~8%のリターンでも担保がついたしっかりとしたものならば、十分魅力的ですので、それで堂々と勝負した方が好意的に感じられます。キャッシュバックを加えれば、ずっと利率は高くなるのですから。

興行的、宣伝的な効果を狙っているのかもしれませんが、私としてはフェアな方が好きです。


②の質問ですが

「クラウドクレジットもガイアファンディングは融資型」が私からの回答です。

 まずクラウドクレジットです。他のサービスが複数の自社グループ以外の他社に融資しているのに対して、クラウドクレジットは海外子会社(つまり自社グループ会社)に融資しています。グループ会社に融資している限り貸金の登録は不要です。

ガイアファンディングも担保つきだからというわけではありませんが、融資型です。

 その投資スキームに融資を含み、その強い元本と利息の返済義務を、投資家配当の拠り所にしているタイプのクラウドファンディングを私は融資型と定義しています。

 お読みになっていただいた記事「Vol.009 ソーシャルレンディングの歴史(日本その4)」には「表2、日本における投資型クラウドファンディングの区分」という方が掲載されていますが、その表に記載してある融資型クラウドファンディングの特徴はそのまま、クラウドクレジットとガイアファンディングにも当てはまります。

 ただ、同記事に掲載されている「表1 国内クラウドファンディングにおける区分」、これはいけません。融資型において、第二種金融商品取引業と貸金業両方の登録が必要と書いてしましましたが、実際には以下のとおりです。

A:クラウドクレジットのようにグループ会社に融資する場合は貸金業の登録は不要です
B:ガイアファンディングのように海外に融資するならば貸金業の登録は不要です
C:ガイアファンディングのように、maneoに投資商品の販売を委託する場合、第二種金融商品取引業の登録は不要です。


を注釈としてつけるべきでした。

誤解を招く、表を掲載してしまい申し訳ありません。

後日、Fx-onの記事を訂正したいと思います。ご猶予をいただければ幸いです。


③の質問ですが、これを題材に記事1~2本書けそうな気がします。回答は遠くない近日中に、このコメント欄ではなく、記事本文で行わせていただいてよろしいでしょうか。回答を先に書かせて頂ければ、私はラッキーバンクの人気には違和感を覚えていません。ラッキーバンクの企業努力と実績がまっとうに評価されたものと感じています。

 ただそれほど条件が変わらないはずのラッキーバンクの案件が、ガイアファンディングやトラストレンディングよりも、なぜそんなに早く埋まるのか?については、いろいろ考察して、記事にする価値があるかと思っています。

 勝手を申し上げてすみません。③の質問ついては、後日コメントではなく、ブログの記事本文で回答させてください。


③の回答にはしばらく時間をいただくことになりますが、ほかにも質問がございましたら、どんどんお寄せください。張り切ってお答えしたいと思います。

2016-11-08 22:34 │ from ファイアフェレットURL Edit

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