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    ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年6月期 その2 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年6月期 その2


    ※各社、各社案件比較表は最後に掲載しています

     2016年6月期、ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)サービス比較、業界動向を私の知るかぎりですが報告します。今回はその2(その1はこちら)です。


    F 2016年注目の国内FinTech企業64社がFinTechOnlineで紹介されました。ソーシャルレンディング運営会社も含まれています。



    2016年注目の日本国内FinTech企業 64選(随時更新FinTechOnline)

     随時更新とのことで64社が勢力により入れ替わりになるのか、それとも64社から増えていくのかは不明です。

     クラウドファンディングからは8社が選ばれています。そのうち当ブログで取り扱っているソーシャルレンディングサービスは3つです。記事中の紹介順にクラウドクレジットクラウドバンクmaneoです。


    G 世界最初のソーシャルレンディングはZOPAでは無かった!


     国内ソーシャルレンディングの話題ではありませんが、ちょっとした情報共有のつもりで記しておきます。私はこれまで世界最古のソーシャルレンディングは英国のZOPA(2005年誕生)だと思っていました。

     しかし株式会社Money&You 代表取締役 頼藤太希氏によると、英国のVirginMoney(2002年)とのことです。世界最古のクラウドファンディング(寄付型)のJustGivingの誕生が2001年なのでそれには及びませんが、私が思っていたのよりは3年は長かったということになります。

    参考
    ソーシャルレンディングの歴史と今後の展望や課題(2016/5/25 ソーシャルレンディングフィールド)


    H ダイヤモンドオンラインで経済学博士・エコノミストである宿輪純一氏がFinTechは国内環境においては様々な課題があることを述べられています。ソーシャルレンディングに関しても言及があります


    日本では当面厳しい「フィンテック」の普及(2016/5/25 ダイヤモンドオンライン)

     ソーシャルレンディングではなく、クラウドファンディング、クラウドレンディングという表現を用いられています。記事の中で金融サービス、付加価値サービス、仮想通貨の各分野の課題にについて厳しい指摘と真摯な提言がなされています。その中で金融サービスの一つである「融資」にも触れられ、以下のように記されています。

     ”フィンテックにおいてクラウドファンディング、クラウドレンディング等と呼ばれている分野があり、資金を集め、貸し出している(資産運用・預金管理については、金融機関の本来業務ではないので次項の付加価値サービスに入れる)。融資、いわゆる預金を集め貸し出しをすると、預貸業務となり、無免許ならば、本来は銀行法違反となる。

     ”代表的なものに「クラウドファンディング」があるが、これは金融業務として考えた場合、筆者は問題があると考える。

     ”銀行をはじめ金融業での大きな問題に「反社会的勢力」の存在がある。現在「法人口座」を作るのも非常に厳格に行われている。反社会的勢力が資金を集めるケースならば、まだ比較的わかりやすい(資金を集めてドロンする)。しかし、本当に大変なのは、逆のサイドで反社会的勢力が資金を振り込む方である。預金を持っておいて、そこから様々な手法で圧力を掛けてくる可能性が高い。こちらの方が金融においては脅威なのである。フィンテックの対象としている業務全般にいえることだが、こうしたリスクに対応するには、大変なコストがかかるわけだが、新興のフィンテック企業が理解し、そこまでの負担に耐えられるだろうか


     まるまる引用してみました。要はソーシャルレンディングにおいて、反社が「貸し手」になり様々な力を行使するのが防ぐことは大変であり、そのコスト負担にベンチャー企業である運営会社は耐えられるのか?という問題ですね。

     ソーシャルレンディング各社は投資家登録の際には身分証の提示を求め、反社チェックをおこなっています。当然何らかのコストはかかっていると思います。さてそのコストが莫大で経営を脅かすものかどうかは正直今の私にはわかりかねます。

     反社チェックコストは近年、劇的に下がっているという話も耳にしていますので、セミナー参加などの機会があれば、営業者の方に聞いてみたいと思っています。課題とさせてください。


    I マネーポストWEBでソーシャルレンディングが取り上げられました。「市場の拡大とともに、隠れていたリスクも露呈しつつある。」とかなり辛口の記事です。

    この辛口の記事は次のリンクで読むことができます。

    個人が企業にお金を貸すソーシャルレンディングの仕組み(2016/5/26マネーポストWEB)

    記事では問題点が大きく分けて3点指摘されています。

    ・問題点の1つ目は「銀行から融資を受けられず、ソーシャルレンディングで資金を調達する企業にお金を貸しても大丈夫か?」です引用すると

    ”(ソーシャルレンディングの解説を行った後)一見、何ら問題がないようだが、疑問を覚える人もいるだろう。ソーシャルレンディングにおいて借り手となる企業は、銀行から融資を受けられないところがほとんどだからだ。銀行から融資を受けられないからこそ、金利の高いソーシャルレンディングで資金を借り入れる必要がある。融資のプロである銀行が断った企業に対して、個人投資家がお金を貸しても大丈夫なのか? こうした疑問がわくのは自然といえよう。


     
     最後の「個人投資家がお金を貸しても」という箇所には、「投資家は貸金業の登録を行っていないので貸せないよ!」と突っ込みたいところですが、多分書いている人は分かっていて、「貸していると同然」という意味で書いていると思われますのでやめておきます(過去の私も同じ表現を散々してきたので)。

     上記の貸出先リスクの疑念に対する反論は、私が改めて書くまでもなく運営会社や他のブロガーの方々が散々述べられていますので、当ブログでは繰り返しません。

     
    ・問題の2つ目は「不動産担保ローンで返済が滞った場合(土地を処分するのに時間がかかるので)、投資家への返済が滞ること」です。以下のように表現されています。

    ”例えば、不動産担保ローンは、不動産を担保にしているからリスクが少ないとされているが、もし返済が焦げ付いた場合、資金を回収するには、かなりの時間を要することになる。すると、たちまち投資家への返済が滞ることになる


     これは十分ありえる事態であり、懸念するのはもっともですが、私から注釈をいれさせていただきます。まず「返済が滞る」と「元本が毀損する(投資が失敗する)」はソーシャルレンディングにおいて別の話です。

     上記の事態が起きた時、たしかに投資家に通常であれば毎月分配されていたリターンは滞るかもしれませんし、元本の返却時期も伸びるかもしれません。しかし上記の事態でもずっとリターンは積み上がっていき、最初に設定されていた投資期間を過ぎれば今度は延滞金利が乗ったリターンが加算されます。

     そして担保の土地が現金化ができれば無事投資家にまとめて返却されることになります。その際のリターンは理論上、通常に返済が行われた時より大きくなります。繰り返しますが、「滞った」=「元本の毀損」ではありません。返済の滞りは投資家が延滞金利によるボーナスを得るチャンスでもあります(あまり嬉しくはありませんが)。

     ソーシャルレンディングに投資をするのならば、そのリターンを得るパターンは、「①通常に利払いが行われる場合」と「②利払いの担保処分や債務者の追い込み」の2つであることを「想定内」としておくべきです。マネーポストの書き方ですと②のパターンである「滞り」が発生した場合がすなわち、投資家への損失発生のような感じを受けてしまいます。


    ・問題の3つ目は「運営会社がそのものに対しての疑念」です。このように表現されています。

    “運営企業側は、一つ一つの案件について、貸付先企業の財務内容や事業の状況などを精査した上で契約していると説明するが、それでも、各運営企業は銀行を上回る融資のノウハウや体制を持っているのか、という疑念は残る。運営企業自体が、ベンチャー企業であるケースが多いからだ。


     これに関しては「歴史が証明するだろう」としか述べられません。私は各社がWEBサイト、セミナーなどで提供している情報、また当局が認可した第一種、第二種金融商品取引業、貸金業の登録を信用して投資をしていますが、さてさてどうなることやらです。

    この辛口の記事は最後に運営会社が行政処分を受けた過去の事例を挙げて、

    “これは業界が抱える問題の氷山の一角なのではないだろうか。


     と気障(きざ)に結んでいますが、行政処分の問題は記事で挙げられた1~3の問題点とは全く関係がありません。

     〆をかっこ良くしたいと思われたのかもしれませんが牽強付会に過ぎると思います。行政処分を受けたことを氷山の1角と表現するならば、他の水面下に隠れている大きな業界の問題点は、何を指しているのだろう?と思います。

     あと、冒頭に「市場の拡大とともに、隠れていたリスクも露呈しつつある。」となにやら最近になって隠れたいたリスクが顕在化したかのような記述があるのは前述のとおりです。

     しかしマネーポストが指摘した3つのリスクはいずれも既存の投資家にとってはとっくのとうに知られた話で新しいものではありません(ソーシャルレンディングを知らない人は騙せるでしょうけれど)。

     気障で厨二病な修飾表現を文頭、文末に使用するのも言論の自由ですが、その格好良い言い回しに相当する客観的事実を提示してほしいものです。

     繰り返しますが提示された1~3の問題は、投資スキームに対しての指摘であり、業界自体が抱える問題点ではありません。行政処分を受けていないサービス会社も、隠れているだけで同様の問題を抱えていると言いたいのでしょうか?これまた歴史に証明してもらうしかありませんね。 

     マネーポストの記事はソーシャルレンディングを知らない人向けのネガティブキャンペーンであると私には感じました。当ブログはソーシャルレンディングに関して第3者が述べられた事はポジティブなこともネガティブなことも平等に記録していきたいと思います。そして歴史に裁いてもらおうと考えています。

    今回はここまでにさせてください。


    次回記事
    ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年6月期 その3

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    ソーシャルレンディング主要サービス運営会社比較表


    2016年6月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較1
    ソーシャルレンディング主要サービス運営会社比較表

    2016年6月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較2
    ソーシャルレンディング主要サービス運営会社比較表

    ソーシャルレンディング主要サービス案件比較表


    2016年6月時点ソーシャルレンディングサービス提供案件比較1
    ソーシャルレンディング主要サービス案件比較表

    2016年6月時点ソーシャルレンディングサービス提供案件比較2
    ソーシャルレンディング主要サービス案件比較表


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