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maneo企業再編、スマートレンド4月に立ち上げ


 maneoが企業再編され、GMOクリックホールディングス社、VOYAGE VENTURES社が正式に株主になったことが発表されました。GMOは前から発表されてますが、VOYAGE VENTURES社は初耳です。

瀧本社長のブログの記事にて触れられています。

2016/3/16 一大勢力を目指します。(投資の現場レポート)

 VOYAGE VENTURES社の親会社(株)VOYAGE GROUPは東証一部上場会社ですが、そのプレスリリースでも触れられています。

VOYAGE VENTURES、ソーシャルレンディングサービス運営のmaneoマーケット社に出資(2016/3/16 (株)VOYAGE GROUPプレスリリース)

2016年3月期 各サービス提供会社比較
サービス会社比較2016031701

上記記事から参照できる情報を手がかりに、当ブログコンテンツの比較表を更新しました。

瀧本社長のブログの記事には

調達サイドでは、GMOクリック証券さんや、「他のネット証券さんとも連携して」 個人投資家の資金を募集させていただきます。


とあり、記事のタイトルにあるとおり一大勢力への成長の足がかりを確かなものにされているようです。

 またブログ記事にはあらたなソーシャルレンディングサービス(プラットフォーム)、スマートレンド(Smart Lend)の立ち上げが2016年4月に予定されていること、また代表者の柳沢氏への瀧本社長からのインタビュー動画も掲載されています。そこから得られる情報を簡単にまとめてみました。

1.柳沢氏の生い立ち
・ブラジル、カナダ、スペイン、アメリカ等、海外に21年の在住歴あり
・アメリカが最も長く小中大はそこで卒業
・日本語、英語、スペイン語等複数の語学に堪能
・シカゴ(イリノイ州) ノースウェスタン大学出身、
・Ernst & Young (会計事務所)、GE(ジェネラル・エレクトリック)勤務
・GEでは内部監査部門、コンサルティング部門に所属
・世界中を飛び回り、Intelの仕事を担当したことも
・独立起業して中小・中堅企業のコンサルタントに
・スタートアップスのインキュベーターも手がける
注)インキュベーター:起業支援事業者
・起業2年半後にソーシャルレンディングプラットフォームの話が来て是非やりたいと思い立つ

2.スマートレンドのサービス概要
・中小・中堅企業の資金を提供
・海外展開を目指す国内企業への支援(あくまで事業者は日本人)
・すでに香港に展開した国内消費者金融会社に支援を行っている
・その企業は25億円をすでに貸出、5年の実績がある
・しかし香港の銀行は融資をしてくれない
・理由は日本企業であること、消費者金融は銀行の子会社などと競合するため
・そこで日本国内で資金を集めて、その企業のバックアップファイナンスを担当
・その企業は香港での貸出は1口30万、25~50%、の金利で貸出期間は1年ほど
・貸し倒れ率は10%程度(香港の最大法定金利は60%ほどとのこと)
・出資者へのリターンは6~8%、貸し倒れリスクは貸出先の消費者金融会社が負う
・その企業はすでにネット検索上位にきているが、香港の消費者金融トップを目指す

 柳沢氏が国内外への太いパイプを持つグローバル人材であることが伺えます。スマートレンドのサービスというよりは、貸出先について詳しい説明がされていますが、ソーシャルレンディングのサービス内容をある程度把握している人にとっては、「どういうところに貸すのか」の方が知りたい情報だと思います。
※飽くまで貸すのは「香港に進出した国内消費者金融業者」であり「香港のリテールそのもの」ではありません

 柳沢氏はインタビューの中で製造業が好きであること、良い技術を持っていながら資金不足で新たな投資を行えない企業を多数見てきたこと、そうした国内外で真面目にやっている、頑張っている企業を支援したいと述べられています。
 理系でしかも工業大学出身、製造業勤務で真面目以外に取り柄がない私としては、なんとも嬉しくなるメッセージです。

 さて、どんどんプラットフォームを増やし、多彩な選択を投資家に用意するとともに、複数のネット証券と提携し貸出資金調達も万全に図らうmaneoの戦略が見えてきます。

 maneoはほんの先日までは私の中では最大手ではあるが飽くまでソーシャルレンディングサービスのひとつでした。しかしその認識はすでに過去のものとなりました。正直どう形容してよいのか分からない状態です。

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コメント
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No title

ファイヤーフェレットさん
いつも最新の情報ありがとうございました。
最近maneo以外のクラウドファンディングの集金速度が
かなり落ちてきて、満額にならないものが出てくるようになりました。
以前ある会社の社長がクラウドファンディングの市場は数百億で
数千億にはならないとおっしゃってました。
ある意味売り手市場から買い手(投資家)市場になっているようです。
会社も選別されますが、会社が増えるのは分散投資から良いことだと思います。
ただ会社の信用をどのように担保してよいのかは解決してません。
規模でとるか、バックの会社でとるかいろいろありますが、
私ももう少しソーシャルレンディングを運用の中心にしておこうと思います。
また情報をお願いしますね。

2016-03-17 21:30 │ from あっちゃんURL Edit

確認させていただいてよろしいですか?

あっちゃんさん。

こちらこそコメントどうもありがとうございます。
いただいたコメントにお答えをする前に確認したいことがあるのですが

市場規模についての予想ですが
私のブログで取り扱っている「投資型クラウドファンディング」のいずれかの社長さんが「国内で数百億円が限度」という発言をされたという理解でよろしいでしょうか?
あとその数百億円というのは「年間募集金額」とう理解でよろしいでしょうか?もしかして売り上げ的なものや純利益的なものでしょうか?

2016-03-17 22:55 │ from ファイアフェレットURL Edit

No title

ファイヤーフェレットさん

「投資型クラウドファンディング」のいずれかの社長さんが「国内で数百億円が限度」という発言をされたという理解でよろしいでしょうか?

投資家がクラウドファンデングに投資する年間の金額の話であってます。
クラウドファンディングは投資先を信じるしかないという実情がこうなると思います。
リスクが他の投資対象より低いとすれば機関投資家が動くはずですから、
そうなら以上数千億にならないと理解してます。

2016-03-18 23:58 │ from あっちゃんURL Edit

2つの点で問題が、認められます

あっちゃんさん、ご回答どうもありがとうございました。
まずその社長さんのおっしゃったことは2つの点で問題があると思います。

1つは
「規模の見誤り」です。
 国内ソーシャルレンディング市場は昨年は300億円となり、今年は大きなトラブル、スキャンダルに見舞われない限り今年は600億円、来年以降はさらに成長し数千億円は視野内です。その社長さんがいつその発言されたかにもよりますが、数百億円というのは過小評価にすぎる気がします。その社長さんの先見性に疑問を抱かざるを得ません。

2つ目は
「利益ビジョン」への疑問です。
 国内ソーシャルレンディングの貸出が数百億円を限度だとします。さてmaneoに倣って粗利益を5%取れるとしましょう。するとその業界の利益は最大50億円未満しかでないことになります。maneoの5%というのは貸出残高に1年あたりに得られる数字です。ですから貸出実績で考えると、また1年以下の貸出も多いことも考えると、また純利益の計算となると、上記の50億円よりずっと小さい数字なってしまいます。そんなチンケな利益しか将来的に出ないと考えているのに、その社長さんは一体どうやって社員を食べさせていくつもりなのでしょうか?国内個人投資家からの募集金額は年間数百億円で割にあわないから止めて、後は国内外の機関投資家か、海外の個人投資家ら数千億円、数兆円を集めるという大望を抱いているとでも考えない限り、あるいはもっと思いもよらない利益構造を思いついているのでも無い限り、到底そのように数百億円が限度と述べている方にお金を預けるわけにはいかなくなります。

正直あっちゃんさんの聞き間違いであって欲しいと思わざるを得ません。
 私がセミナー、勉強会で聞く限りはソーシャルレンディング各社の代表者の方々はもっと大きいビジョンを持っているように感じました。さてどなたの発言か非常に気になります。

2016-03-20 20:07 │ from ファイアフェレットURL Edit

ファイアーフェレットさん

詳細なコメント有り難うございます。
私もセミナ~に出れてないですが、
投資先の役員(社長を含む)には直接
聞いてますので、間違った話はしてません。
但し訂正があるのは、ソーシャルレンディングの
所謂投資型の市場です。
5ー11%の利率は、普通に考えれば非常に魅力的な
市場です。
ただ最近の動向を見ると案件の3割から4割は
満額になってません。今まですべての案件で満額であったのは2社だけです。つまり供給過剰になったと言うことです。実際6ー7社現時点での投資額は300億くらいでしょう。これは現時点での投資中の額です。もちろんまだ始まったばかりの会社も多いので増えるでしょう。でもその前に、信用リスクを解消しない限り1000億は越えないでしょう。ソフトバンクは4000億を2年連続集めました。この差が何を示しているのかが答えです。
私は各案件が満額になることを願ってます。それは各社の信用の裏打ちだからです。各社のvisionはよくわかりました。後は財務の問題をいかに投資家に伝えられるかだと思います。

2016-03-21 13:48 │ from あっちゃんURL Edit

1000億円で足踏みしてほしくないものです

 あっちゃんさん、分析をお聞かせいただきどうもありがとうございます。信用リスクを解消していかないと1000億円を超えられないとのことですね。

 私の収益ビジョンは先に述べたとおり、貸出残高に対して5%の粗利益です。ここから人件費、オフィス代、設備投資などを出していかないといけないと考えています。例えばmaneoみたいにさらに貸付先から手数料を取るなど、有効な収益源を確保しないと、1社最低も100億円の貸出残高を常に用意しなければいけません。そのためには1社の年間募集実績は100億円よりずっと多くなければいけません。それがいくらかですが、例えばmaneoの貸出残高が今年はじめに開かれたセミナーの開催時点で100億円ほどです。maneoは2015年に約150億円の募集を募っていますから、まあその額ぐらいが妥当なのでしょう。

 これは最低存続するための費用です。今はベンチャー、エンジェル投資家などの資金も入っていますから赤字でも存続、設備投資は続けていけるでしょう。しかしいずれは事業利益だけで全てをまかない、投資された額を返さなければいけません(上場して調達するのもよいでしょう)。

 現状のように年に倍々ゲームで成長してくれ、1000億円、5000億円を軽く追い抜いてくれればよいですが、1000億円で足踏みされるようでは業界の存続性の危うさから私の投資資金を引き上げざるを得ません。到底その規模では私は業界が存続できるとは思えないからです。

 これは私のような素人の意見ですから、経営者の方々のご意見とは違うかもしれませんが……。各社の募集金額の推移には注意して見守って行きたいと思います。

2016-03-21 14:58 │ from ファイアフェレットURL Edit

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2016-03-21 18:10 │ from URL

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