ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年1月期前編 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年1月期前編


※各社、各社案件比較表は最後に掲載しています

 2016年1月期のソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の業界情報まとめ、サービス提供各社の比較データーを私の知る限りですが報告します。今回は前編です

 2015年末ごろ2016年始にかけて各経済誌(投資などのお金儲けを扱うマネー雑誌とは違います)に「Fintech(フィンテック)」の文字が踊り様々な雑誌で特集が組まれました。

 また各誌の恒例年末コンテンツである「2016年予測」の特集でもやはりフィンテックが取り上げられています。ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)が各誌でどのように掲載されたかをご紹介したいと思います。


1.日経ビジネス2015年12月14日号「知らぬと損するフィンテック」


 パート構成になっており「Part.1:フィンテック巧者が成功を収める理由」の冒頭でクラウドファンディングが紹介されています。

 購入型クラウドファンディングのMAKUAKEで募集されたKnotという腕時計開発プロジェクトが話の枕です。全くの新規開発プロジェクトが銀行融資を受けるのは実績も担保もないので難しい。

 かといってベンチャーキャピタルから融資を受けると「投資資本に見合うリターン」を要求され意見が対立する。クラウドファンディングはそうした問題における資金調達の有効な手段として紹介されています。

 ちょっと気になったのがリターンについての説明が殆ど無いことです。

 購入型の説明の際に『投資家になると割安に商品を購入できたり、優先的にサービスを受けられたりする「購入型」だ。』という記述があるだけです。Knotもお金でないにしろ、実はそれなりに魅力的なリターンで投資家を募集したのですが、それについては一言も述べられていません。

 「(銀行やVCキャピタルからの融資と違って)出資者も経営の方向性に口を出したりしない、事業化の夢と、実現のための詳細な設計図を大衆に示せばお金が集められる。」との記述もあります。

 百歩譲って経営まで口を出さないとしても、リターンが無ければ文句をいう人はいるでしょう、また多数の小口の出資者からプロジェクトに口を挟まれることから、購入型クラウドファンディングに疑問を持つ堀江貴文氏や酒井伸和氏のような方もらっしゃいます。

「どこから資金を集めるか」ホリエモンがクラウドファンディングビジネスを語る 堀江貴文のQ&A vol.554(2015/10/27 BizCast)

1分50秒あたりに(クラウドファンディングでお金を集める手間暇が語られた後)「お金持ちからお金を集めて何かをしたほうが良い」

ゲーム制作にクラウドファンディングは向いていない? minori酒井「クラウドファンディングに夢を見るな」(2015/01/22 酒井伸和ロングインタビュー前編 おたぱる)

 さらに付け加えさせてもらうとにクラウドファンディングでお金の募集に「成功する人は」リターンを重視していると思います。私も2冊ほど購入型クラウドファンディングにおける資金募集指南本を読みましたが、リターン設定については多くのページが割かれ、著者がその重要さを強調しています。

 私はエンジェル投資、寄付という意識が小さい日本において、結局はお金を集めるのは魅力的なリターンであるという考え方の持ち主です。「事業化の夢と、実現のための詳細な設計図を大衆に示せばお金が集められる。」というのは、海外は存じませんが日本のクラウドファンディングの実情を見誤っているのでは?という感想をもたざるを得ないものでした。

 なお同誌2014年12月1日号で紹介された時はzenmonoのnbike開発プロジェクトが取り上げられ、米国の「kickstarter」、レディーフォー等が取り上げられていました。その際に融資型クラウドファンディング外しと思われる作為的な表が取り上げられていたのは以前記事にしたとおりです。

参照
※2015/01/25 非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?②


 という訳でフィンテックを幅広く取り上げて、その冒頭にクラウドファンディングをもってきてくれていますが、残念ながら主に扱われているのは実質「購入型」だけです。

 ただし完全に投資型が無視されているわけではなく、クラウドファンディングの分類を述べるくだりで、『投じた金額が利息付きで返ってくる「投資型」』という簡単な記述があります。

 この記事に主において取り上げられていのは確かに「購入型だけ」ですが、「魅力的なモノの購入というリターン」をぼかされた結果、投資家にとっての魅力が無視されているという皮肉な記事構成となっています。なお、他に取り上げられているフィンテックはトランザクションレンディング、クラウド財務処理、0円決済ツール、指紋決済、ビッグデーター与信です。

 「Part.2 第4の革命、世界一変巨大銀行も抗えず」では、金融分野のフィンテックが決済、融資、仮想通貨などで既存の銀行、信販会社、国家(通貨発行権)に替わる可能性が語られます。

 このパートで取り扱われているクラウドファンディングと考えられる企業名はレンディングクラブ(米企業、P2P融資)だけです。このパートでは「クラウドファンディング」という言葉は一言も使われていません。

 という訳で日経ビジネス2015年12月14日号「知らぬと損するフィンテック」においては日本のソーシャルレンディングについて具体的な記述は一つもありませんでした。

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2.週刊エコノミスト 2015年12月15日号「世界で台頭するフィンテック」



 冒頭でクラウドクレジットが伊藤忠商事とマネックスグループに繋がっている図が紹介されています。(どんな図か見たい人はこちらをクリック)。

 ただし特集本文の方にはクラウドクレジットは勿論、その他の日本ソーシャルレンディングサービスは取り上げられていません。投資型・非投資型に拘らずクラウドファンディングに関係のありそうなところを以下引用します。

融資の分野では、米レンディングクラブが頭角を表している。インターネットを通じておカネを借りたい人と、おカネを貸して利益を得たい投資家とを結びつけるサービスを提供し、この分野では世界最大だ。同社は、シリコンバレーで06年からベンチャー支援を行なう機関「プラグ&プレイテックセンター」で支援を受けてきた。このセンターには三井住友銀行が15年8月、邦銀としては初めて加盟している。
(22~23P、週刊エコノミスト編集部所属によるもの)

さらに、銀行業界に大変革をもたらすビジネスモデルとして注目されるのが、クラウド・ファンディングだ。クラウド・ファンディングとは、Webサイトを通じて投資家と借り主を結びつけ、不特定多数から比較的少額で資金を集める手法である。資金提出者に対するリターンによって、①金銭的なリターンがない「寄付型」、②利子配当など金銭的なリターンが伴う「融資型」(ソーシャル・レンディング)、③何らかの権利や物品の購入により支援する「購入型」の3タイプに分類される。特にソーシャル・レンディングでは、従来の銀行融資の対象になりにくい案件に対して、資金調達の手段を与えるという点で意義がある。
(「フィンテックってなに?ITCHINGと金融の大融合がもたらす金融業界の「産業革命」」、25P、金融アナリスト・松田遼氏執筆)

4点目は、銀行でも証券会社でもない主体がインターネットを通じて個人からおカネを集め、これで投融資するという新たな金融仲介である。おカネの借り手と貸手のマッチングを行う「マーケットプレース・レンディング」や、起業家と出資者を結びつける「クラウド・ファンディング」など、新たな金融仲介の誕生と言える、インパクトを持つ。(「金融ビジネスを伸ばすフィンテック・破壊するフィンテック」28P、野村資本市場研究所理事・淵田康之氏執筆)


 ブロックチェーンの応用例の第一世代としてクラウドファンディングがあげられています。第1~3世代まであるうちで第1世代ですので、それほど高度な位置づけではないのかもしれません。
エコノミストブロックチェーン解説図20160115

(ブロックチェーンってなに?電子上の取引履歴を残す「台帳」決済も取引の記録も低コストで実現 三菱総合研究所主席研究員木田幹久氏執筆」より、なお本文中に「クラウドファンディング」についての言及は無し。)

 という訳で週刊エコノミスト 2015年12月15日号「世界で台頭するフィンテック」において日本のソーシャルレンディングについてはクラウドクレジットが図で取り扱われただけでした。

まだまだありますが、今回はここまでにさせてください。

次回記事
2016/01/26 ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年1月期中編


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ソーシャルレンディング主要サービス運営会社比較表



2016年1月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較
各サービス比較2016年1月期20160128


ソーシャルレンディング主要サービス案件比較表



2016年1月月時点ソーシャルレンディングサービス提供案件比較
各サービス商品比較2016年1月期20160128


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