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    オーナーズブック セミナー参加報告 その4 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    オーナーズブック セミナー参加報告 その4


    オーナーズブックセミナー参加報告 その4です。

     前回まではプログラムの第1部である「ロードスターキャピタル(株)及びオーナーズブック の概要説明」をお伝えしました。今回は第二部の「座談会形式の質疑応答」について述べたいと思います。

     クラウドファンディングと不動産事業についての更に興味深い実情を岩野社長からだけではなく、セミナー参加者からも聞くことができました。

     実に活発な意見が交されました。正直私がこれまで参加してきたどのセミナーよりも勢いがあったと思います。

     ただしその内容はオーナーズブック(クラウドファンディング)というよりは、ロードスターキャピタルの不動産事業自体についての質疑応答が大半を占めました。

     出席者のみなさんとしてはロードスターキャピタル自体の不動産事業に出資するというイメージだったのだと思います。質問者の方々は不動産投資経験が豊富な方が多かったです。その方面においては高度な問い掛けが行われ、正直私には理解が至らないものが多かったです。

    いくつか私に理解できた興味深い点を挙げると


    1.投資案件を公開できないことに対しての憤り


     投資案件が不明瞭であることに関しての疑問点が何人かの参加者から出ました(本気で怒っている年配の方がいらっしゃいましたね)。

     当局の言い分としては、反社会勢力が匿名投資組合を通じ、免許をもっている事業者を利用して金貸しをすることを防ぐための規制とのとでした。

     悪いことができるからといってそれを全て禁じるのはおかしいのではないか?悪いことをしている奴らを捕まえるのが監督行政の仕事ではないか?例えば車の運転にしても、やろうとすればいくらでも悪用ができではないか、故意でないにしろ事故はおきるじゃないか。一律に車の運転を禁じるような規制はおかしい、悪いことをする人だけを罰すればよいのでは

    ・・・という応答が盛んに行われました。

     なお投資先が金融をしても問題ないという判例は出ているとのことで、やはり監督行政の指導は不条理であると感じました。

     なぜ情報公開できないのか?については過去当ブログでも検討して3つほど理由をひねり出してみましたが上記の理由は「4つ目」となりそうですね (一連の記事「なぜソーシャルレンディングでは投資先の情報を公開できないかを考えてみた」をご参照ください)。


    2.開発中の不動産案件には貸しません


     投資不動産案件は既に完成したものに貸すようにしているとのことです。

     いろいろなトラブルにより物件が完成しないというのは大きなリスクである。それを個人投資家に負わすのは良くないと考えているとのことでした。


    3.クラウドファンディングで儲けるのは大変

     クラウドファンディングの事業化、つまりそれ単独で収益をあげられるようにするには岩野社長は非常にシビアな考え方をお持ちのようです。

     現状の年間数億の募集額でやっている意味はなく、それならば銀行から借りてきたほうが良い。しかししばらくは赤字を垂れ流すとしても、潜在的な可能性を大事にしていきたいとのことでした。

     日本の銀行は保守的やってきて信用が高くて安心であり、金融界では強い力を持っている。

     しかし将来的にフィンテックが成長していき数百億、数千億の規模となり民間の資金が(かつて銀行が担っていた領域に)入ってくる過程で利益化できる機会は十分にあると考えているとのことでしたとのことでした。


    4.残高が100億円あってビジネスとして成り立つ、将来に期待



     (融資型クラウドファンディングの場合)100億円で融資残高がありそこから1%から2%の利益を上げれば、会社員10人でオフィスを借りてなんとか固定費をまかなえるのではないか。

     数年のうちにその規模に持って行きたい。フィンテックが注目を浴びる中で金額は間違いなく増えていくだろうし、世間の注目をあびることができる。

     またソーシャルレンディングプラットフォームの中の投資資金は再投資されやすいので減りにくい一面もある。海外ではクラウドファンディングでビルを建設する案件が既にある、将来的には油田開発などもできるような莫大な金額が動くようになるのではないかとのことでした。

    ※参考
    2015/09/17世界初クラウドファンディングの高層ビル(GIZMODO)


    5.エクイティ型クラウドファンディングについて


     オーナーズブックが検討中の「エクイティ型クラウドファンディング」について、簡単に述べます。

     第2回 Financial Crowdfunding Meetupの席上でも、このセミナーの席上でもこのタイプのクラウドファンディング事業をこの商品を検討中とのお話がありました。

     ロードスターキャピタルの事業である「自己投資」に絡む案件となるとのことです。


     不動産ローンにおける「シニア・メザニン・エクイティ」の区分のうちの「エクイティ」です。不動産案件において投資対象を公開した上で、匿名投資組合を結成しそのに出資する形になる、貸金業法によらない形になるとのことです。

     また投資期間は現在の案件より長め、リターンも多めになる、また担保は設定されないがこれは出資対象が実質的に不動産の保有権を持つため、担保設定という考え方がそぐわないとのことでした。

     このエクティ型はまだ検討中であり、さてどのような形にしていくかは、社内、また監督行政ともいろいろ検討中とのことでした。

    以上です。


    最後に私からの感想を


     このセミナーをお伝えする最初の記事でも述べましたが、オーナーズブックでは不動産に絡むソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)事業について、その収益化、不動産の運用スキル、リターンに高い利率を設定することをシビアに判断していることを感じさせるものでした。

     そのことがセミナーでも安定した財務基盤を持ち、クラウドファンディング事業での赤字に耐えられること、自社不動産運営スタッフ、スキルの優秀さ、他社の不動産案件運営能力への疑問、不動産事業における融資の実態を赤裸々に明かすというセミナー内容に現れていると言えます。

     現在不動産市場は調子がよいからソーシャルレンディングも上手くいっているが、じゃあ市場が危なくなってきた時は、はたして全サービスが大丈夫だろうか?という懸念を事業者・出資者が共有できるものであったということをお伝えして、オーナーズブックセミナー参加報告を終わりにしたいと思います。

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    コメント
    非公開コメント

    レポートありがとうございました

    レポート、大変興味深く読みました。
    オーナーズブックの社長さんの考えが、伝わってきました。

    > 投資案件を公開できないことに対しての憤り

    これは、本当になんとかならないかなと思います。
    どこに投資しているかわからないのに、自分にとって大切なお金を出資するのは躊躇しますね。

    それから、クラウドファンディングで収益を上げるのは難しいとのこと。
    それならば、乱立してくると何社かはデフォルトする可能性も出てきそうですね。

    やはりしっかりと勉強してから投資しなければ、と思いました。

    2016-01-27 18:18 │ from うくれれ弾きURL Edit

    気をつけなければいけないですね

    うくれれ弾きさん。
    コメントありがとうございます。

    ソーシャルレンディングを学ぶにあたって
    当ブログが役立てば幸いです。

    2016-01-27 20:06 │ from ファイアフェレットURL Edit

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