ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2015年10月期 中編 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2015年10月期 中編


※各社、各社案件比較表は最後に掲載しています

 2015年10月期、ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)サービス比較、業界動向を私の知るかぎりですが報告します。今回は中編です。前編はこちら


1maneo



 maneoの9月期の募集実績は17億765万円となりました。
2015/10/31追記

 記事を書いた時は失念していましたがこの17億765万円という値は私が集計をとりはじめてからの月あたり募集金額の最高額です(まず間違いなくサービス開始からでもそうだと思います)。先月ちょっと振るわなかった分を一気に取り戻す形になっています


 maneoはガイアファンディング(株)と提携して、ガイアファンディングというソーシャルレンディングサービス(プラットフォーム)を立ち上げました。ガイアファンディングの案件募集開始は10月末とのことですが、maneoの方ではすでに開業を記念したファンドの募集が始まっています。

 現状で解るだけのガイアファンディングのデーターを上記の表に書き加えました。

 また、maneo単独での貸付残高が100億円を突破しました。maneoの成立ローン総額は2015年10月時点で340億円超ですが、約240億円を償還しています。この件でも記念ファンドが募集開始となっています。

 maneoの瀧本社長のブログによると、LCレンディングガイアファンディングに続き、来年は4つのプラットフォームが立ち上がることになっているそうです。これら全てのプラットフォームでの合算貸付残高1000億円を目指すとのことです。目標期間ですが、「5年で出来たらスゴイ。3年で出来たらメッチャすごい(瀧本社長談)。」とのことです。新たに立ち上がる4つのプラットフォームがどのような特色を持つものか楽しみです。
 
 上記の件についてのmaneoの意気込みについては瀧本社長のブログ(「投資の現場レポート」10月期の記事)をご参照ください

 2015/10/20に更にビッグニュースが発表されました。maneo(株)とGMOクリックホールディング(株)と資本業務提携するとのことです。日経新聞の記事によると「GMOはmaneoの株の一部を取得、その金額は数億円と見られる」とのことです。

業務提携内容として以下5つの実現を目指すそうです。

1)GMOクリック証券WEBサイトから当社WEBサイトへの送客
2)クラウドファンディング広場(仮称)の創設
3)個人向けハイイールド債市場の創設
4)貸付型クラウドファンディング(メザニンローン)を活用した新しい資金調達サービスの開発
5)P2P(個人対個人)レンディング事業の将来的な展開検討

GMO20151024
 これらについてはニュースリリースItProの記事もご参照ください。

 最後にmaneo(株)ではありませんがmaneoマーケット(株)[案件募集、サイト運営を担当]が第二種金融商品取引業協会正会員となっていたのでその情報を上記表に書き加えました(加入は2015/8/1)。


日本初にて最大のサービスmaneo、貸し倒れ0件、募集額900億円の実績あり



2 AQUSH


 AQUSHの9月期の募集実績は不動産担保ローンファンドにおいて1,000万円、AQUSHマーケットにおいて300万円、合計1,300万円となりました。

 メール記載情報とWEBサイト記載情報に食い違いがあり、別個の商品でどの値を記入したらよいのか分からなくなったので、AQUSH全体の実績額だけを書く仕様に今回から変えたいと思います(以後ちゃんと表示されるようになれば戻します)。申し訳ありません。

 第二種金融商品取引業協会正会員になっていたのでその情報を書き加えました(加入は2015/8/1)。


3.クラウドバンク


 クラウドバンクの9月期の募集実績は0円です。クラウドバンクは行政処分が解け10月9日からソーシャルレンディングに関する業務(新規顧客や案件の募集等)が行えるようになったのですが、まだ再開してません。

 顧客に係る顧客預り金残高の照合を行うとともに顧客分別金信託額の適切な管理を行える状態となるまで、引き続きそれらの業務を休止することにしたとのことです。 再開を楽しみにしていたのですが……。早期の再開を希望したいです。

 今月、クラウドバンクから2015/7/1から同9/30間の取引残高報告書が投資家に郵便で送付されましがたが、これを最後に同報告書は電磁的方法、つまりネットでダウンロードする方法に変更するとのことです。

 この郵送方式、私個人としてはかねてから他サービスと同様に電磁式にした方がよいと思っておりましたし、私の場合報告書が8枚(表裏に印刷すれば4枚なのですが)の結構分厚い封筒となっていたので、この変更は大いに結構だと思います。

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クラウドバンク

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4.クラウドクレジット


 クラウドクレジットの9月期の募集実績は2,001万円となりました。10/3に「ペルー・小口債務者支援プロジェクト運用報告会」を開催し、この案件における運用が上手くいっていること、投資家への分配が順調であることを報告しました(当ブログでその報告会のことを2回に渡り扱っています。その1その2をご参照ください)。

 メキシコに3社目となる子会社(CC Plataforma Mexico,S.A.e C.V.(Crowdcredit Mexico)を設立しましたのでその情報を上記表に書き加えました。

 クラウドクレジットは顧客へのアンケートを頻繁に行い、要望を調査していますが、このたびその希望の一部を反映したと思われる「為替ヘッジ」と「満期一括(金利は年2回の分配)」という欧州3カ国ローンファンドの募集を開始しました。

 またクラウドクレジットが第二種金融商品取引業協会正会員となっていたのでその情報を書き加えました(加入は2015/7/1)。

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第二種金融商品取引業協会へソーシャルレンディングサービス4社が新たに加入したことについて

 今月、ソーシャルレンディングに関わる会社が3社、第二種金融商品取引業協会正会員になったことをお伝えましたが、紙面の都合で後編に紹介するラッキーバンクもやはり8/1に正会員になっています。SBISLは以前から正会員でした。クラウドバンク、AIP証券は日本証券業協会の方に加入しています。

同協会の入会状況を見ると、2015年度から沢山の会社が入社していることが解ります(それまでは入会社数はまばらだったのですが)。同協会のサイトを見ると「平成27年度証券検査基本方針及び証券検査基本計画」が証券取引等監視委員会から公表されたことがわかります。

同計画の要旨を見ると

「出資金の分別管理の状況(出資金の流用・使途不明等の有無)、虚偽の説明・告知、誤解させるような表示、無登録業者に対する名義貸し等を行っていないか等の業務運営の適切性を含む法令等遵守状況について、引き続き重点的に検証する。」

「平成26年の金商法改正によりクラウドファンディング業者に係る法整備がなされたことを踏まえ、自主規制機関とも連携しつつクラウドファンディング業者に対する検査態勢を整備する。」

等の文面が認められます。このことが同協会への金融商品取扱業者加入社数増加ラッシュにつながったのでしょうか、上記4社が加入のきっかけになったのでしょうか、クラウドバンクの処分につながったのでしょうか。いろいろな考えが頭をよぎります。

 もうちょっと調べてみると第二種金融商品取引業協会のWEBサイト内にその解答を見つけました。

簡単に言うと
1.金融商品取引法が2014/5/23に改正され、2015/5/29に施行された。
2.第二種金融商品取引業協会に「加入する」か「加入しないか」を選ばないといけない
3.加入しないならば様々な社内規則を自力で作成し、それを遵守する体制整備を行わななければいけない


となります(あまり本意ではありませんが、協会の説明よりも協会加入サポートを行う業者の方がわかりやすく書いてありますので貼ります、その1その2)。

 改正は第二種金融商品取引業者による不祥事が相次いだことによる行政からの対応とのことです。MRIインターナショナルの事件なんかは記憶に新しいですね。この協会に所属するソーシャルレンディングサービス提供会社が増えることは業界の透明化にプラスではないかと考えています。

本日はここまでにさせてください。

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ソーシャルレンディング主要サービス運営会社比較表


2015年10月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較
ソーシャルレンディング主要サービス運営会社比較表
※1 前前身のディー・ブレイン証券の設立は1997年7月(前身はみどり証券)
※2 見やすいように適当に値を丸めた


ソーシャルレンディング主要サービス案件比較表


2015年10月時点ソーシャルレンディングサービス提供案件比較
ソーシャルレンディング主要サービス案件比較表
※1 募集実績は2015/9/30時点(SBISLのみ2015/10/10)
※2 各投資案件が示した利率から業者手数料と税金分を差し引いた値を示した
※3 早期返済が明記されていないもの、実績が無いものは全て無しと記載
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