時勢に合わせたFundsのESG評価付き貸付ファンドに期待、SDGsもまもなくか?
ちょっと短くコラム的なファンド批評を。国内唯一の貸付ファンド、上場企業を主な融資先としたファンドで躍進中のFundsがESG評価付きの貸付ファンド取り扱い準備を始めたとのプレスリリースを出しました。

参考
貸付投資のFundsが国内初*ESG評価付きの貸付ファンドの取扱い準備を開始!個人投資家がESG投資に参加可能に 〜第1号ファンドはADワークスグループ(東証一部上場)〜
現在、気候変動リスクに対する関心の高まりなどを背景に環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)要素を考慮したESG投資が世界的に注目を集めています。2006年に国連が提案した「PRI(責任投資原則)」により、機関投資家等は投資実行の意思決定プロセスにESG問題を反映させる傾向が加速しており、年金基金なども企業のESG配慮を投資判断の基準とするようになりました。
とあるとおり、融資先の企業が信用できるか、また良好な企業業績をあげていけるかどうかについて、ESGは重要な要素です。客観的な評価に基づいたESGスコアを投資の際に参考にできるとしたら、大いに参考にできるでしょう。
思えば、融資先の財務諸表が公開されることはこれまでもありましたが、それがどれだけ信用できるのか、投資の参考になるかは未知数であったように思えます。
ESG評価、これがどのように投資家に提示されるかはまだ不明ですが、大いに期待しています。

当社では今後、第1号案件として株式会社ADワークスグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役社⻑CEO:田中秀夫、東証一部:2982、以下「ADWG」)とのファンド組成に向けての取り組みを進めてまいります。
とあるとおり、1号案件はADワークスグループという、国内外の不動産投資を主な事業とする会社となります。不動産という魑魅魍魎が跋扈する分野こそ、まさにESGスコアが活かせるふさわしい土壌かと思います。
Fundsの案件を見ると現状圧倒的に多いのが不動産案件ですが、ESG評価によりますます信頼性が高まることに期待します。
さて、モーサテを見ていると一時はESG投資が盛んにニュースとなっていましたが、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)投資の方が盛り上がっている気がします。
ESGとSDGs、SDGsの方がより進んだ概念のように感じますが、Fundsがこの分野にも踏み込んだ案件を販売してくれることを期待したいと思います。
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2021-08-26 │ Funds │ コメント : 2 │ トラックバック : 0 │ Edit