FUNDINNO強し!日経新聞と日経トレンディが伝える国内外株式型クラウドファンディングの活況
テレビ東京経済番組(モーサテ、昼サテなど)でCM配信で存在感を示した国内株式型クラウドファンディング最大手FUNDINNO。
FUNDINNOの募集額は国内最大の約39億6千万円です(2020年10月末時点)。2番手のユニコーンも最近どんどん案件を出しており、同時点で約3億7千万円を募集しています。今では活動停止状態のエメラダ(約2億9千万円募集)を追い抜きました。

そのユニコーンは会員登録だけでamazonギフト券1000円プレゼントという太っ腹キャンペーンを実施中であり、勢力を拡大中です。
参考
ユニコーン新規会員登録だけでアマゾンギフト券千円プレゼントキャンペーン延長
続く3番手のイークラウドも2号案件を組成して追随しようとしています。ユニコーンに負けない最大2万5千円のAmazonギフト券還元キャンペーンを実施中です。

参考
ECFイークラウド、2号案件は新世代流通システム活用で日本を癒やすFLATBOYS
イークラウドが大出血キャンペーン還元率3%+1万円で最大2万5千円Amazonギフト券プレゼント
GoAngle、GEMSEE Equity、CAMPFIRE Angelsといった業者も参入しており、FUNDINNO一強ながらも群雄割拠の様相を呈しています。
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その盛り上がり伝える株式型クラウドファンディングについての記事が日経新聞に掲載されました。FUNDINNOが中心となっています。
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未上場株の売買 世界で広がる市場整備(2020/11/11 日経新聞 会員でないと全部読めません)
以下のようなことに触れられています。
国内の募集額が順調に伸びつつあること
現在購入したらM&AやIPOでエグジットするまで何もできない状態を変える
具体的には株主コミュニティという株の売買が行えるセカンダリーマケットを利用する
(現状FUNDINNOのみ)
そのためFUNDINNOは金融商品取引法第1種の登録を目指す
日本クラウドキャピタルが未上場株の流通市場の整備に動くのは、株式型CFを通じて株式を購入した投資家の換金需要が出始めたためだ。一方、すでに株主になっている投資家からは買い増ししたいとの需要も出ているため、「売りと買いをマッチングさせればリスクマネーが循環しやすくなる」(柴原祐喜最高経営責任者=CEO)と判断した。
海外でも株式型クラウドファンディングは盛んでありその募集額ははるかに日本を上回ります。これは日本では1人あたり1社に対して50万円までしか投資できないことに対して、英米は上限がないことが要因と記事では指摘されています。
私から付け加えさせていただければ、日本では1社が1年に1億円しか募集できないことも大きいでしょう。
ただし、英米は投資家に所得制限(所得が大きい人でないと株式型クラウドファンディングに投資できない)のに対して、日本にはその制限がありません。
上記出資額制限が緩和されれば、国内市場はもっと大きくなるかと思います。
なお、日経トレンディ2020年12月号特集「2021年ヒット予測」においては、「株式型クラウドファンディング」が30位中26位に選出されています。

内容は国内勢でFUNDINNOが最大手であること、21年には月10本ベースと募集規模が増える見込みであること、上記セカンダリーマケットの話に触れられています。
エンジェルバンクというサービスも20年度内にサービスを開始するとのことです。さて、実際にエグジットする企業により、ますます市場がにぎやかになるのが楽しみです。
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2020-11-19 │ FUNDINNO │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit