ユニコーン7号案件 飯テロ震源地 料理特化SNSスナップディッシュ!
FUNDINNOに次ぐ株式型クラウドファンディング運営会社として、着々と足場を固めつつあるユニコーン。

その7号案件は料理特化SNSスナップディッシュ(SnapDish)を運営するヴァズ株式会社です。
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Twitterの飯テロは実はSnapDishが震源地
「飯テロ」、いわゆるSNS上に美味しそうな料理の写真をアップして、現在食事をとれない状況にある人に「飯食いて~」という欲求を湧き起こす、もんもんさせる行為一般を指します。
「テロ」とついていますが、「リア充爆発しろ!」、「もげろ!」と同様に、愛のあるやっかみの表現です。
さて、美味しそうなTwitterの飯テロの写真を見るとハッシュタグに「#SnapDish」とついていることが多いことに気づくかと思います。
今日は次女さん遅番なのでパパさん弁当🍱鰻🐟、いや、ウナジロウ弁当😅素麺といつもの味噌汁付き🥰今日も頑張っていってらっしゃい👍 #ObentoPark #お弁当 #お弁当記録 #お弁当作り楽しもう部 #お弁当倶楽部 #お腹ペコリン部 #802いただきます #map802 #saipm #おはたく #snapdish #起きたら802 pic.twitter.com/BTMhJwnGiM
— みかマミー (@kiraramama0326) August 5, 2020
これはヴァズ株式会社の提供するスマートフォンアプリ、「料理カメラ SnapDish」というアプリを用いて撮られ、SNSに投稿されたものです。

SnapDishはいわゆる、カメラアプリであり、撮影したアプリをSNSに投稿する機能がメインです。
しかしそれだけではありません、料理を撮影するタイミングを教えてくれたり、AIが写真を(どれだけうまそうか)評価したりする機能がついています。加工も自在であり、素人でも美味しそうな写真をSNSにアップすることが可能です。
何を作って投稿するか?SnapDishは2000万以上ある投稿されたレシピを参照することができます。
食材会社、料理器具メーカーがスポンサーになっているので、無料モニター、プレゼント企画に参加できる機能まで備わっています。

ダウンロード数は200万超え、辛口ユーザーが多いPLAYストアの評価でも4.4となかなかの高評価を得ているアプリです。
なお、SnapDishはカメラの名前と同時に、この料理レシピが様々なアクントから投稿されるのを見ることができる、ネットサービスでもあります。
なんと、月間のべ利用者が1116万人を誇る、日本最大の料理特化SNSと成長しています。
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募集概要
このような料理特化SNSの一番手ともいえるSnapDishを運営するヴァズ株式会社がユニコーンで募集を行います。

すでにユニコーンで案件は公開されています。

申し込みができるのは8月20日(木)の18時よりです。1株10万円であり、目標募集額は1,500万円(150株)、上限募集額は8千万円 (800株)です。
投資家は最低10万円(1株)から最大50万円(5株)の間を10万円刻みで選ぶことができます。
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なぜSnapDishは料理SNSとして大成したか
新型コロナの影響で巣ごもり需要「だけ」は増えています。自宅で料理を楽しむ、せざるを得ない人が増えた、そこをビジネスチャンスにしている企業がある、などとモーサテ、ワールドビジネスサテライトで述べられていました。
そんな中、SnapDishは料理を楽しむツールとして大成しつあります。なぜか?
料理を投稿することができるWEBサービス、SNSはいくらでもありますが、その多くは一方向的ないし、広大すぎます。もちろん見た人が「いいね」などの反応をすることはできます。しかしわざわざ料理して、SNSにあげる人の承認欲求を満たせるものではありませんでした。

一方でSnapDishではコミュニケーションを形成して双方向の密なコミュニケーションに参加することが可能です。

Twitterのように批判にさらされる場でもなければ、Instagramのような自己顕示の場でもありません。
オンラインゲームにおける「クラン」がSnapDishと特徴が合致しているかと思います。
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SnapDishの活動は実に活発
SnapDish累計投稿数は着々と伸び続けています。

2019年末までに累計1517万枚の料理写真が投稿されました。新型コロナで自粛中の2020年5月には16万枚が投稿されました。
仮に2020年の月投稿数が16万枚とすると、1年では約200万枚とここ数年で一番の伸びとなります。

月間のべ利用者は1,116万人以上です。ユーザー利用者数を見てみると2019年から2020年にかけて、ぐっと伸びていることがわかります。新型コロナを追い風にしていることがわかります。
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ヴァズのビジネスモデル
ヴァズの成長・ビジネスモデルは「ファンマーケティング事業」と「ファンマーケット事業」の両軸からなります。

ファンマーケティング事業
ファンマーケティング事業は広告収入です。ただし従来型の広告ではありません。従来型の広告は読者に興味のあるコンテンツ(記事、おもしろ動画、情報)を掲載(エサにして、寄ってきた客に広告を見せる・誘導するといったものでした。
クッキーなどの情報をもとに最適化されますが(いわゆるリスティング広告)、それでも基本的にコンテンツの視聴を妨害するものでしかなく、忌避する人が多いのが現状です(YouTubeを視聴中にいきなり広告に割り込まれると、殺意を抱く人も多いかと思います)。
ヴァズが提供するファンマーケティング事業はそれとは一線を画します。

SnapDishで形成された料理好きコミュニティ参加者に対して、スポンサー企業は各種イベントへの招待、情報、サンプル提供、プレゼントといった形で魅力を伝えます。
※SnapDishで当選したことを喜ぶツイート当たった。
— もり つむぎ (@aiwa75ai) August 1, 2020
ありがとうございます。
なんか作ろう。#snapdish_campaign pic.twitter.com/qnofDyvoLR
そのことにより参加者は長期、永続的にそのスポンサー企業のファンとなり、商品を購入し続ける、し続けるどころか伝道師となり、他の顧客にもスポンサー企業の魅力を伝えてくれます。LTV(Life Time Value「顧客生涯価値」)、つまり顧客が企業にもたらす価値の最大化を図ることができます。
またファンになった人はその広告をむしろ好ましく思うようになります。従来型の広告を基本喜ぶ人がいないのとは好対照です。

スポンサー企業にはヤマサ、丸大、マルコメ、ヤマサ、ミズカン、味の素、かどや、ニッスイ、いちまさ、紀文といった日本人ならば知らない人はいないだろう企業が軒を連ねています。
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ファンマーケット事業
ファンマーケティング事業と語感はよく似ていますが、ファンマーケット事業もこれまた顧客の喜びを最大化させてくれる、ビジネス手法です。
ファンマーケティング事業でお金を出すのはスポンサー企業ですが、ファンマーケット事業でお金を出すのは顧客です。
顧客は何に対してお金を出すのか?

「ファンになる体験」に対してです。もっと具体的に言えばヴァズ社が食品メーカーと共同開発した新規製品の購入、各種イベントへの参加資格を購入できます。
新型コロナで外出自粛となっている現状でも「おうちで楽しむオンライン体験会」といったイベントが盛んに行われています。
競争優位性と成長ストーリー
SnapDishはテレビやレシピサイトよりもはるかに、スポンサー企業の商品を購入する動機になることが示されています。

強固なコミュニティ形成がその要因と分析されています。

食品の広告市場は2019年において2,500億円。やはり食品のEC市場は1.7兆円もの規模があります。ヴァズ社はモノ消費よりもコト消費が重視される時勢、新型コロナ変革により生まれる新しい市場を開拓、海外進出を見込み2024年には売上25.3億円。営業利益6.7億円を計画しています。

ヴァズ社社長の舟田善氏は、かのオン・ザ・エッジ(その後ライブドア、現在のLINE社)のWEB事業取締役兼CIO(再興情報責任者)を務めました。
上記ユーザーにもスポンサー企業にもWin-Winとなるアプリとサービスの開発。描く成長市場に納得です。

SIG Asia Investments、シーサー、SMBCベンチャーキャピタル、アライドアーキテクツ、ライダース・パブリシティ、三生キャピタルといった名だたるベンチャーキャピタルから総額7.1億円の出資を受けており、エグジットの期待が高いことがわかります。
ヴァズ社の展開するサービス、成長性に期待します。なお、株主優待もあり、ヴァズ社のサイトで食べ物をお得に買うことができるクーポンをもらうことができます。
詳しくはユニコーンのサイト、ヴァズ社募集ページをご覧ください。
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2020-08-13 │ ユニコーン │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit