ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2015年5月期
※各社、各社案件比較表は最後に掲載しています
2015年5月期、ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)サービス比較、業界動向を私の知るかぎりですが報告します。
1.maneo
maneoは11億1千155万円融資実績を伸ばしました。
日本初にて最大のソーシャルレンディングmaneo、募集額600億円は伊達じゃない
2.AQUSH
AQUSHは不動産担保ローンで420万円、 AQUSHマーケットで20万円融資実績を伸ばしました。
3.SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングは不動産担保ローンファンドを中心に約3億円融資実績を伸ばしました。一般社団法人第二種金融商品取引業協会正会員であることを知りましたのでそのことを上記の表に追記しました。
貸し倒れ0件!SBIグループの提供する実績と信用のソーシャルレンディング・募集実績170億円超え!
4.クラウドバンク
クラウドバンクは先月より約2億4千万円融資実績を伸ばしました。
しばらく途絶えていた新興国マイクロファイナンスファンドの募集を再開しました。
先日の記事でも紹介しましたが、日本クラウドファンディング協会が発足し、大前社長は理事として就任され、第1回総会の議長を務められました。
信用第一の証券会社が運営するソーシャルレンディング。募集額185億円!豊富な案件を揃えています
5.クラウドクレジット
クラウドクレジットは4月も先月に引き続き募集額は微増ではありますが、5月に入り欧州の消費者ローンファンドの販売を開始し順調に資金を集めています。来月は募集最高額を更新するのは間違いなさそうです。
技術畑、コンプライアンス関係で人員を増強し、フルタイム、パートタイム、インターンを合わせて社員が17人となりました。資本金も大幅に増えています(5,500万円→1億9,525万円)。
エストニアに子会社が設立されました。
杉山社長が日本クラウドファンド協会の監事に就任されました。
後進国だけでなく先進国のファンドも取り扱いを始めたので投資案件の概要も少し変えています。
海外投資ならクラウドクレジット、高金利かつディフォルトに配慮した案件を多数用意


6.ラッキーバンク
ラッキーバンクは約1億円融資実績を増やしました。
5月に入りmaneoと同じく案件の複数化、いわゆるバスケット化を開始するとともに累計資金調達5億円突破の大規模なキャンペーンを打ち出しました。また先日の記事でも紹介しましたが、案件募集の際に事前予告を行うことを宣言しました。資本金も5千万円から9千万円に増えました。
全サービスの4/1~4/30間の募集総額は約17億6千万円と目されます。
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2015年5月時点ソーシャルレンディングサービス提供各社比較

※1 前前身のディー・ブレイン証券の設立は1997年7月(前身はみどり証券)
※2 見やすいように適当に値を丸めた
2015年5月時点ソーシャルレンディングサービス提供案件比較(貸付実績は2015/4/30時点)

※1 各投資案件が示した利率から業者手数料と税金分を差し引いた値を示した
各社融資実績の求め方
AQUSH:WEBサイトと月始めに送られてくる投資家向けのメール記載情報から
maneo:ホームページに表示してある「成立ローン総額」を丸呑み
クラウドバンク:WEBのサイトの「ファンド一覧」→募集終了ファンドをピックアップして集計
SBISL:WEBサイトの「投資家用ページ」へログイン後、表示してある情報から
Crowdcredit:ホームページに表示してある「成約ローン総額」を丸呑み
ラッキーバンク:ホームページに表示してある「募集調達金額」を丸呑み
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2015-05-19 │ ソーシャルレンディングサービス比較 │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit