不動産投資は危険が一杯……らしい①
本屋の投資指南書のコーナーを見ると不動産関係の書籍が沢山並んでいます。ちょっと手にして読んでみると大抵最初の方にのっているは、不動産投資の自画自賛と他の投資手法の悪口です。
たいていその槍玉に挙げられるのは株、FX等の値動きの激しい金融商品です。その後に不動産投資の安全性の主張、それに対して株、FXは値動きの激しさで儲けることが出来る人は少ないといった趣旨のことが書かれています。
さて盛んに不動産投資の魅力を伝え、読者に自分流の不動産投資秘伝を薦める各書籍ですが本当に不動産投資は株やFXに比べて安全なのでしょうか?
当ブログはソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)のブログです。しかしソーシャルレンディング(以下SL)投資を読者の方に積極的に薦めるスタイルを採用していません。
投資実績、長所短所、私の私論、それらをありのままの姿を伝えることで十分にSLの魅力を伝えられると考えているからです。
あと薦めることで何の利益があるのか?マイナスなことの方が多いのではという疑問もあります。
例えば私は10年くらい前にレーシックの手術を受けており、それ以来メガネ無しの快適な生活を送っています。しかし他人に手術を受けることを奨めたことは一度もありません(家族にはあります)。
奨めてその人の目が良くなったとしてもちょっと言葉で感謝されるだけでそれ以外のメリットがなさそうでそうです。
また怖いのは万が一失敗してしまった場合です。その人が失明、良くても視力が大幅に落ちる事態になったら逆恨みされるに決まっています。
これほどのマイナスはありません。だから私は今後も絶対にレーシックを他人に薦めるつもりはありません。
私が他人にSL投資を当ブログで直接的に奨めないのは似たような理由です。ただ積極的に奨めなくても「ありのままを伝える」だけで十分SLの魅力を伝えられるものと思っています。十分に魅力的な投資商品ですから。
あと他の投資手法(株、FX等)を安易に貶める記事も書くつもりはありません。私は金融商品に関しては知識もそれにふさわしい教育を受けた経験もありませんので偉そうにそのようなことをかく資格も才能もありません。当ブログで株、FXで大損したと述べたのは単なる私個人の経験談です。
「株、FXでは損をする人が多い、投資資金が少ない個人投資家はその傾向が大きい」という発言は単なる客観的事実です。
ただソーシャルレンディングを敢えて薦めるのならば、利率とか安全性とかじゃなく、「ほとんど不労所得」という意味で、「行動(苦労)の量」に対する「対価の量」のパフォーマンスが良いということでしょう。
私の様にSLに関してだらだら長文のブログを書く物好きでない限りは……。
閑話休題、現在SLの案件で人気なのは土地開発などを事業とする、不動段担保案件です。間接的ながらこれは投資家が不動産投資を行っていると言ってよいでしょう。もちろん「行っている」といっても業務は事業者に丸投げですので、上記不動産投資指南本にあるような知識、テクニックは一切必要ありません。
しかしソーシャルレンディングは投資金額に対してリターンが見合わないのでは?過度に中抜されているのではないか?自分で不動産投資を行えばもっと利益が得られるのではないか?
と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。もちろん私は自分で苦労するのはまっぴらなのでそのようなことは思っていないのですが、上記の疑問、不満を持つ人になにか働きかけをできないか考えていました。
そんな折、週刊エコノミスト2015年3/3日号で面白いコラムを目にしました。
この号の特集は「とことん分かる低金利」なのですが、そこには低金利時代を生きる知恵として預金、社債、投信、住宅ローンなどへの賢い対処方法が書かれています。そこに「不動産投資は危険が一杯」というコラムが掲載されていました。SLの不動産担保案件に上記のような疑問を持つ方に是非知っていただきたく、それを基に記事にしたいと思います。
![]() 週刊エコノミスト 2015年3/3号 [雑誌]【電子書籍】[ 週刊エコノミスト編集部 ] |
前置きが本当に長くなりましたが、流石に今から本文を書いて読んでいただけるものとは思いませんので次回からにさせてください。
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2016/4/21 不動産投資は危険が一杯……らしい②

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2015-04-17 │ ソーシャルレンディング │ コメント : 3 │ トラックバック : 0 │ Edit