遅延案件元本の多額の償還(30万円)がありました。一部損失(3.5万円)と共に
一部損失発生でも全体では余裕でプラス
私が抱えている遅延案件で最も古いAQUSHにおいて、4案件において多額の元本償還がありエグジットしました。ただしその際に一部の損失が確定しました。2020年1月に連絡があり、同月元本償還がありましたが、2019年12月に発生した損失として扱われるとのことです(確認中)。

回収元本は約29万7千円。損失(貸倒金)は約3万5千円となります。
4案件とも利回り9~10%、運用期間は3年です。AQUSHにおいては1.5%の手数料が後から差し引かれるという、今ではどこのサービスも採用していない方法がとられています。
ですから実際の利回りは7.5~8.5%です。
2013年1月運用開始ですから、7年をかけて、遅延発生から数えても4年をかけてのエグジットとなりました。

※赤い枠で囲ってあるのが今回大半の元本を償還し、一部損失はでたがエグジットした案件。
AQUSHに提示されているデーターを元に計算してみました。

投資元本が約116万2千円、回収が約112万8千円、損失が3万4,642円、税引き後利益が約25万円です。
つまり損失を差し引いても、21万5,511円の純利益があったことになります。この2年はほとんど分配がありませんでした(元本は少しずつ返されていた)。ただ遅延後も1~2年は利息の分配があったので、それなりに額が大きくなりました。元本償還率は約97.0%となります。ただし利益を加えれば7年間で15%増えたことになります。
なお、投資元本116万円のうち、損失確定前に残っていたのは34万円ほどです。
クラウドバンク公式サイトへ
元本返済は一部減免による手打ち
AQUSHからのマイページにおけるメッセージには次のようなことが書かれています(メールでは連絡が来ませんでした)

1.返済日を過ぎた現在においても弁済が見込めない状態が続いている
2.このままだと不測の事態により、多くの損失が発生する可能性がある
3.本債権の連帯保証人も弁済においては不安定
4.一部減免はするが可能な限りの支払いをさせて完了することとした
5.債権管理費用は投資家負担なので、損失を最低限に抑えた弁済額を確保できた
となります。実際にはなかなか複雑な交渉があったようです。全文をこの記事の追記部分に転載します。
投資元本116万円に25万円の分配が7年かけてあったとすると、税引き後利回り3%となります。実際には元本の大半は返されていたので、もっと大きくなるでしょう。
満足するべき結果であり、とても損失と捉えられるものではありません。

前述のとおり、この連絡と元本返済があったのは2020年1月であり、2019年のAQUSHにおける支払い調書においても、損失は計上されていません(ラッキーバンクではされていた)。
ただし、1/20にAQUSHから連絡がありました。

1.損失計上(発生日)を2019年12月中に訂正する
2.確定申告の額に影響がある可能性がある
3.ただし支払調書の訂正はしない
とのことです。
あわよくば2019年の他のサービスからの利益とAQUSHの損失を相殺できます。AQUSHに問い合わせ中です。
※本記事をもって、2020年1月期、遅延状況報告に代えさせていただきます。
クラウドクレジット公式サイトへ
2020/2/4 夜追記
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をご参照ください。
Intermission
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maneoファミリーとトラストレンディングもこうしろ!

まだAQUSHにおきましては5万2千円ほど遅延案件が残っています。是非、今回と同等の帰着にもっていってほしいです。5万2千円で買えるものを勘定すると「トータルではプラスだから、後はどうでもいいや!」とは口がさけても言えません。
紆余曲折ありましたが、大変満足するべき結果となりました。
一方maneoマーケットとトラストレンディングにおいては、満足な説明もないまま、当たり前のように投資元本どころか、利息の支払いも止まり、少しずつの元本償還もほとんどもありません。
説明がないのはAQUSHも同じですが、利息の仕払いは遅延発生後も1、2年はあり、元本も少しずつ回収されていました。
よくよく考えると、元本償還はともかく利息の支払いまでも止めるのは、maneoマーケットとトラストレンディングが甘いのではないかと思えます。融資先と結託して、投資家利益をないがしろにしている印象を拭えません。。
元本返済はともかく、逆さに吊るして振れば利息ぐらいは出てくるのではないでしょうか?
AQUSHの返済に努力した姿勢を見るに、利息支払いまでも止められ、満足な回収も行えていないmaneoマーケットとトラストレンディングの投資家保護の姿勢を疑いたくなります。
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差出人 AQUSH
日時 2020年01月08日
件名 [重要なお知らせ] ローンの返済と匿名組合終了のお知らせ
本文
平素はAQUSHをご利用いただき誠にありがとうございます。
お客様に出資いただいております匿名組合から貸し付けておりますローンの返済につきまして、以下の通り、ご案内申し上げます。
本債権につきましては、ローンの返済日を過ぎた現在も、主債務者からの弁済が見込めない状態が続いており、今日に至っております。 債権管理部門としましては、投資家の損失防止を最優先に対応を行ってまいりましたが、このまま長期の分割返済を宥恕するのは不測の事態を招き、結果として多大な損失を招きかねないと判断し、法的な対応及び債権売却による清算を再検討いたしました。 売却の場合は売却損が発生し、残念ながら、匿名組合としては大きな損失が見込まれ、また法的な回収については資産の状況を鑑みても、十分な弁済充当は叶いそうになく、その充当後の残金の長期分割は現時点よりも大きな損失を招く可能性があると判断いたしました。
併せまして、本債権の連帯債務者の継続的な弁済に関しては将来的に不安定な状況もあり、このまま長期分割に至らない方法を当該連帯債務者と協議してまいりました。 その結果、この度、当該連帯債務者より残債務について、一部減免を条件に、纏まった弁済資金の捻出を行うという方法を検討したいとの要請があり、その弁済可能額についての申し出を弊社にて検討いたしました。
・当該弁済のための資金は減免を伴わずに全額を弁済には充当できないこと
・減免がない場合の残金は長期分割となり、そのリスクたる未回収債権額及びその間の管理費用は、今回の減免想定額を上回る可能性が高いこと
・当該申し出を受け入れた場合、できる限り多くかつ早期に纏まった金額を匿名組合から分配することができること
・回収機関/サービサー等に売却した場合は、売却による損失が多大であること
以上を比較検討いたしました結果、これ以上の将来損失の発生を回避するため、一括弁済可能な金額の支払いをもって、完了とすることが最も損失の少ない最善の選択であるとの結論に至りました。つきましては、以下に記載の匿名組合におきまして、一部の貸倒処理を行うとともに、匿名組合を終了させていただきますこと、ご案内申し上げます。 なお、債権の管理費用につきましては従前にもお伝えしています通り、合意頂いております匿名組合規定に記載されており、投資家の負担となっておりますので、本合意は債権の売却、法的な手続きによる回収の見込み及びその負担費用を鑑みても、損失を最少に抑えた弁済額を確保できたものであります。
本件に関するお客様が出資された匿名組合は以下の通りとなります。また、支払いがございました元金分につきましては、本日、お客様のAQUSH現金に反映しております。お客様への銀行口座には1月14日までに送金いたします。
投資家の皆様におかれましては、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
2016年1月
A-36-9.00-20130101
AA-36-10.00-20130101
AA-36-8.00-20130101
AA-36-9.00-20130101
平素はAQUSHをご利用いただきありがとうございます。
2020年01月08日に送信いたしました「 [重要なお知らせ] ローンの返済と匿名組合終了のお知らせ」に関しまして、MyAQUSHにおける当該匿名組合の回収元本および貸倒の計上が2020年1月として表示されておりました。正しくは2019年12月に発生した取引となりますため、2019年12月に発生した回収元本および貸倒として修正いたしました。なお、お客様への回収元本のお支払いは確認作業に時間を要しましたため2020年1月8日となっております。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
また、本件に対する支払調書の修正はございませんが、お客様が確定申告される際の金額に影響が生じる可能性がございます。ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんが、ご確認くださいますようお願いいたします。今後はかかる事態のないよう、万全の処理に努めてまいりますので、引き続きAQUSHをよろしくお願いいたします。
平素はAQUSHをご利用いただきありがとうございます。
本件に関するお客様が出資された匿名組合
A-36-9.00-20130101
AA-36-10.00-20130101
AA-36-8.00-20130101
AA-36-9.00-20130101
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- Genre:株式・投資・マネー
- Thread:ソーシャルレンディング
2020-02-04 │ AQUSH │ コメント : 2 │ トラックバック : 0 │ Edit