非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?⑩ - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?⑩


 前回の記事では佐々木敦也氏の著書「クラウドファンディングで世界を変えよう!」におけるREADYFOR?代表米良はるか氏のインタビューを紹介いたしました。

 今回は「寄付型」のジャストギビングジャパンと「購入型」ShootingStarの両サービス代表者の佐藤大吾氏のインタビューを紹介します。最初にお断りしておくと佐藤氏の意見は非常に懐深いものです。特定のクラウドファンディングに対するネガティブな意見は抱いておりません。以下それが分かる部分を抜粋します。

注)ジャストギビングジャパンは2015/1/21にジャパンギビングに名称変更


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(2014/08/21)
佐々木敦也

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佐藤大吾氏インタビュー一部概要抜粋
クラウドファンディングにはいろいろなかたちがあって良いと思う

・(寄付型の競合企業がないこと、融資型が3~4社あること、購入型が100社くらいあることを述べた後)これらの各種クラウドファンディングサービスの中でもいちばん規模が大きいのはJustGivingです。

・(クラウドファンディングの本来のありかたを尋ねられて)いろいろなかたちがあって良いと思う、寄付型、投資型・購入型でもネットを使って公募することは共通

・どのタイプだろうとトラブルを起こさないための情報開示、チェック体制、ルールづくりが必要


 インタビューの後に続く佐々木敦也氏の感想は佐藤氏の発言の中から特に感銘をうけた部分に同意を示したといった感じで特に取り上げるところはありません、ただし同意を示された意見の中に「クラウドファンディングはいろいろなかたちがあって良いと思う」は入っていません(笑)。

なぜ世界規模の話と国内の話がごっちゃになっているのか?

 このインタビュー内容からでは「非投資型が投資型を敵視する理由」は読み取れないように見えます。しかしこのインタビュー内容には重大な誤解を招く表記がされていることを指摘したいと思います。

 「(寄付型の競合企業がないこと、融資型が3~4社あること、購入型が100社くらいあることを述べた後)これらの各種クラウドファンディングサービスの中でもいちばん規模が大きいのはJustGivingです。」とありますがなにをもってJustGivingの規模が一番大きいと主張するのか?都合の良いものさしを持って判断しているのでは無いか?……と融資実績額では投資型の規模が一番大きいという知識がある私は一瞬思いかけました。

 しかしよくよく読んでみると「ジャスト・ギビング・ジャパン」ではなく「JustGiving」のことを述べているのですね。

 JustGivingは英国生まれの寄付型クラウドファンディングで世界規模で活動を行っています。ジャスト・ギビング・ジャパンはそのライセンスを得て行動を行っていましたが、ライセンス契約が満了したため、2015/1/21にジャパンギビングに名称を変更しました。

 インタビューの最初の方に「JustGivingの2013年の出資総額は450億円で世界最大のクラウドファンディングサービスと位置づけられている」とちゃんと書いてあります。国内ではなく世界全体のクラウドファンディングサービスの中で「JustGivingが一番」と述べているわけです。

201601/14追記 本当にこのような馬鹿げて間違いがされているの?と疑われないように写真を追加
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 しかしこの「いちばん規模が大きいのはJustGiving」という文のすぐ前に「寄付型の競合企業がないこと、融資型が3~4社あること、購入型が100社くらいある」という趣旨の文が置かれているのです。これは明記してはありませんが明らかに日本国内の数字です。世界全体だったら各タイプともそんなに少ないはずがありません。

 はっきり言って私みたいに文章をネチネチ変態的に読む人間でも無い限り『国内のクラウドファンディングサービスの中で「ジャスト・ギビング・ジャパン」の規模が一番!!』と誤読してしまう文構成となっていること請け合いです。

 なぜならば佐藤氏へのインタビューにおいて世界全体について述べられているのはほんの最初の部分だけで、後は全部国内の話だけがされているのは内容から明らかだからです。そのなかに「これらの各種クラウドファンディングサービスの中でもいちばん規模が大きいのはJustGivingです。」という文章が入っているのです。

 日本国内のクラウドファンディングの話をしていてそのサービス数を並べた後で世界規模のJustGivingの話をして「規模が一番!!」と主張するのいかがなものでしょうか?

 この文章は佐藤氏へのインタビューを著書の佐々木氏がまとめているのですが、インタビューの時点で本当にこのように誤解を産む言い方がされたのか、それともまとめられた過程でこのようになったのかは不明です。

2015/3/24追記
 たとえ佐藤氏がそのように発言したとしてもクラウドファンディングの本を書くくらい知識のある方が、このように読者に誤解が生じさせる形のまま文章にしてしまうものなのでしょうか?
 ちなみに佐々木敦也氏は筑波フューチャーファンディングという購入型(プロジェクト内容を見ると寄付型に近いです)の代表者(代表理事)です。私のようなボンクラでさえ気が付くことになぜ気が付かなかったのでしょうか?


 まあ上記の重大な誤解を産む文構成の責任がだれにあるのか、故意なのかミスなのかは置いておきます。佐々木敦也氏が投資型にネガティブな感情を抱いているからわざとこのような書き方をしたという証拠などありません。

 日本のクラウドファンディングは融資額においては投資型の規模が一番でその順位が揺らいだことは無いはずですが、そのことを隠し非投資型の規模が大きく見せかけるべくこのような表現をしたという証拠など皆無です。

 私は確たる証拠も無いのに邪推するのは大嫌いです。それではレイシストのネトウヨがやっていることと同じではありませんか(笑)。

 くり返しになりますが佐藤氏はクラウドファンディングの全体の信頼を担保するシステム、ルール作りに心を砕いていますが、特に特定のタイプにたいするネガティブな感情は(佐々木氏や米良氏と違って)抱いていないようです。

 今回の記事はここまでにさせていただいて、次回はいよいよ我らが投資型代表、maneoの瀧本憲治社長のインタビューを紹介いたします。

次回記事
非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?⑪

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