非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?④
前回までの記事記事では雑誌、書籍において露骨なソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)外し、また多角的な評価を行わずに、投資型を差し置いて非投資型が主流とされている例を紹介しました。今回はネットで見られる同様の例を紹介したいと思います。
ネット上で公平、客観性、事実を欠いて主流と主張される非投資型クラウドファンディング①
冗長になるのを避けるため、敬語は抜きでやらせていただきます。
1.書き手が中立と思われる場合の事例
1-1.価格ドットコムの「クラウドファンディングのページ」
「日本におけるクラウドファンディングはこれまでのところ、寄付型、購入型が中心となってきました」ととただ述べられており、やはり客観的根拠が示されていない。ただしアベノミクスによる投資型参入業者の増加、活性化も予想されている。

1-2.AZXの公式ブログによる「クラウドファンディングの法規制に関しての記事」
投資型をセキュリテしか挙げない上で、国内のクラウドファンディングは投資型が中心ではなく、寄付型、購入型が多いと記述。投資型の提供会社が少ないこと、またその理由を丁寧に解説しているが、実際に動いている金額が投資型の方が大きいことを述べていない。
そのため全体的には非投資型に勢いがあるように感じられる印象となっている。ただしこの記事自体の主題は「クラウドファンディングの法規制」であり、その意味では公正な記事。

1-3 Yahoo!ニュースBUSINESSのクラウドファンディング紹介記事「クラウドファンディングってなに?」
「クラウドファンディングも、投資の一種です。通常、投資は金銭的な利益を生むために行います。でも、クラウドファンディングの場合は違います」と述べられており、投資型を完全に無視。クラウドファンディグの定義には完全な統一見解があるというわけではない。
したがって投資型にネガティブな感情を持っているがために無視したとは言い切れないが、それはそれでクラウドファンディングの紹介記事を書くにはあまりにも不勉強を感じる。

……というわけで今回はネット上で中立の方から非投資型が主流と見られていること、あるいは投資型が無視されている事例を挙げました。
中立の方による例はまだまだありますがあまり毒が無いのを取り上げても面白く無いでしょうからここまでにします。次回は「非投資型に肩入れする立場の人」がどのように投資型を形容あるいは無視した記述をしているかを述べたいと思います。
次回記事
非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?⑤

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2015-02-03 │ 投資型クラウドファンディング versus 非投資型 │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit