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    トラストレンディングの運営会社、エーアイトラスト社に今回の事態についてインタビューを行いました その3 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    トラストレンディングの運営会社、エーアイトラスト社に今回の事態についてインタビューを行いました その3


    トラストレンディングエーアイトラスト社へのインタビュー記事3回目です。1回目については

    2019/4/20 トラストレンディングの運営会社、エーアイトラスト社に今回の事態についてインタビューを行いました その2

    をご参照ください。2回目の終わりから続けさせていただきます。

    Funds 公式サイトへ

    Q10 行政処分で問題が指摘された案件について、可能な限り状況を教えて欲しい



    A10 下記の通り


    第1回目の行政処分
    1-1 原発放射物質除去(6億円)

     営業活動は確かに行われている。ただし復興庁、官公庁から仕事はもらえていない。融資資金はそれらの事業活動の中で使われている。出された書類に虚偽が認められる。不動産追加担保が差し入れられた。

    1-2.長距離無線案件(JOCゴールドパートナー 約3億円)
     オリンピックゴールドパートナーグループ企業とIOTの協業に関する書類は確認できている。

     しかし、監視委から指摘のとおり、当該ゴールドバートナー企業との将来的な業務・資本提携に関する合意の事実は確認できなかった。融資先は実証実験をおこない、その結果を元にゴールドパートナーとの提携を結ぶ予定だったが、その予定がどのくらいの確度だったのかの確認は取れていない。

     実験を行う際のシステム機材を、投資資金を用いて調達しており、それが担保となっている。ただし不動産担保と比較すると元本保全の効果は薄い。

    第2回目の行政処分
    2A.高速道路案件(融資額15億7千万円)
    2A-1新東名高速道路高取山トンネル西工事
    2A-2新東名高速道路川西工事


     上記2案件は発注元(清水建設JV)から元請け会社(訴訟対象)への工事受注を確認した。しかし元請けから借り入れ人Aまで工事が発注されていない。その意味で事業実態はない。

    2A-3新東名高速道路高松工事 
    2A-4新東名高速道路本線トンネル大泉南工事 

    上記2案件は発注元から元請け会社までの工事受注自体が存在せず、事業実態がない。

     注文書、注文請書、工事請書契約書、これらが虚偽だった。清水建設の現場事務所もみて、確認した。

     元請け会社及び借り入れ人Aから債権譲渡承諾書を受領している。これは、元請け会社から、借り入れ人Aが仕事を受注し、その工事請負代金をエーアイトラスト社が代理受領して、借り入れ人Aから受領すべき利息及び元本を差し引いたうえで、残金があれば貸付先Aに返すというスキームだ。

    ※清水建設JVからの元請けがされるほどの企業がなぜ詐欺のような行為をしてしまったかのファイアフェレットからの質問に対して

     それは裁判になかで明らかになっていくだろう。貸付人Aに騙されたという主張をするかもしれないし、その他の理由があるのかもしれない。
    ※前回の記事のとおり現時点では借り入れ人Aに対する裁判は結審

    2-5.公共事業案件(コンサルタント 約2億4千万円)
    事業実態なし、山本氏からの紹介。不動産担保の追加があった

    2-6 燃料卸売事業案件
    事業実態はあるが、案件説明にある「初年度売上30億円をボトムライン」に明確な根拠がなかった。

    クラウドクレジット公式サイトへ

    Q11今回の行政処分よる貴社基幹事業、また営業継続に大きな問題は生じるのか


     今回の行政処分により、貴社の金融業、コンサルティング、事務代行などに基幹業務に大きな影響は生じるのか。また貴社の事業継続に大きな影響が生じ、倒産、自主廃業などの事態となる可能性はあるのか

    A11 ソーシャルレンディング事業の影響は限定的だが、風評被害が懸念される


    ソーシャルレンディング事業の収益は1部でしかなかった。その意味で影響は限定的だ。

     行政処分による風評被害がかなり生じている。取引先からの信用毀損、事業継続、現在進行中のプロジェクトに影響に影響を与える可能性はある。ただし金融業として、こうした詐欺被害はままある話で、これまで当社も何回か経験している。

    今日4億円融資した会社が、翌日破産申請を行い全損になってしまったこともある。

    ポケットファンディング公式サイトへ

    Q12 なぜ過去の案件情報が見られなくなってしまったのか


     登録取り消しにともない、WEBで過去の案件情報が公開されなくなっている。このことについて聞かせてほしい。
    ※1 URLは生きているので投資家ならば工夫すれば全ての案件にアクセスできる
    ※2 ラッキーバンクは登録取り消し後も案件情報を消していない


    A12 案件情報公開は広告にあたるから


     登録取り消しにともない、新規募集はできなくなった。WEB上の案件情報は広告にあたり、そのまま公開しておくと、当社の行政処分を知らない投資家に当社が金商業者であるとの誤解を与える可能性がある。

     当然、既存の投資家はログインしてもらえれば、投資した案件の情報を見ることができるので、投資家に不利益となることはない。

    クラウドバンク公式サイトへ

    Q13.貴社の官公庁OBによる監査体制がうまく機能しなかった理由を教えて欲しい


     貴社は財務省、国土交通省のOBを揃えて事業の妥当性を厳しく見極めていると、過去に聞いた。今回、その体制が機能しなかった理由を教えて欲しい。

    A13 OBは案件の審査、アドバイス、調査立会をしてもらっていたが、嘘を見抜くことはできなかった


     OBはその経歴にそって、様々な仕事をやってもらっていた。例えば高速道路案件においてはこういう仕事を受けるのならば整える体制についてのアドバイス、東名高速道路において清水建設の仕事が実際にあるかの確認などだ。

     国交省のOBには工事会社に貸付する際の指導、よく検査するべきことのアドバイスをもらい、全ての案件ではないが現地調査にも同行してもらっている。

    しかし実際のところ、悪意があり、本気で騙そうとしている相手の嘘を見抜くことはできなかった。

    けっしてOBを揃えたことは飾りではなかったが、詐欺に対する抑止力は不十分だった。

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    Q14.貴社コーポレートガバナンスが機能しなかった理由を教えてほしい


     貴社は2018年5月11日に「取締役会及び監査役設置会社への移行」を発表し、コーポレートガバナンスの充実に努めた。

    今回、なぜそれが機能しなかったかについて教えてほしい

    A14 機能していなかったわけではないが、外部からの詐欺は見抜けなかった


     コーポレートガバナンスの強化に努めたが、(山本氏のことを抜きにして)社外からの不正を見抜くことができなかった。現状で社内の不正は確認されていない。ただ貸付後の事業実態のモニタリングが不十分であったとの指摘もあり、投資家に迷惑をかけて申し訳ないと思っている。

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    Q15 匿名化は問題発生の原因となったと考えているか?



    A15 融資審査は同じなので、匿名化が問題発生の原因とは考えていない。


     匿名化が解除されていたとしても、当社の融資審査自体が変わるわけではないので、匿名化が問題発生の原因とは考えていない。ただ情報を開示していれば、投資家が投資をするしないの判断材料が増えることになり、リスクを含めた正確な貸付先の情報をお伝えすることができたかもしれない。


    最後に


     以上となります。私としては裁判前の重大な時期によくここまで情報を開示していただけたと考えており、最初にも書きましたが、投資家資金を詐取する意図、悪意はエーアイトラスト社に認められませんでした。

     また裁判における勝訴が確定したというのは大変うれしい知らせです。投資家にプラスに働くことを期待します。

    以後もなにかわかりましたら、早急にご報告できればと思っています。

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    コメント
    非公開コメント

    No title

    最終的に償還が行われるかは別として、現状を理解できました。
    レポートありがとうございました。
    エーアイトラストは、今後も事業をたたむことなく、生きている案件の償還の継続と詐欺案件の回収を実行していただきたいです。

    2019-04-23 09:24 │ from はちURL

    資金流失について

    混乱が続く中、貴重な記事を投稿いただきありがとうございます。

    記事を見るに、エーアイトラスト社は詐欺を行った貸付先に対して返済を求め戦う姿勢が示されていましたが、山本元取締役の「支配する」会社への資金流失は事業実態の有無を把握していなかったとのコメントは理解出来るものではなく、仮にそうであれば、事態の発覚後速やかに資金を返済すべきと考えますが、その部分の説明はありましたでしょうか?

    山本氏がこれらについて積極的に対応しない場合、山本氏への訴訟はもとより、エーアイトラスト社そのものへの疑念に繋がると考えていますがいかがでしょうか?

    2019-04-23 09:39 │ from たけしURL

    No title

    いつも参考になる記事をありがとうございます。

    ところで、インタビューでは触れていませんが、いわゆる山本案件として問題になっているファンド以外に、正常に運用されていると発表されていたファンドでも、今月初旬の償還がされていません(コメント最後に転記してあります)。本件が発覚した当初より4月以降償還を続々と返済期限を迎えるファンドの償還すらされないのではないかという噂もあった中、実現した形となりますが、こちらの件についてのインタビュー等はされる予定はありますでしょうか?
    ぜひファイアフェレット様にはこの件も記事にしていただける事を期待しています。


     債権買取ファンド(債権担保付ローンファンド69~72号, 78~85号)は、2019年3月末が一連の貸付の弁済期日となっておりましたが、貸付先からの申入れにより、運用期間を延長することと致しました。詳細につきましては、該当ファンドに出資いただいた皆様宛てに順次メールにてご報告しておりますのでご確認のほどどうぞ宜しくお願い致します。

    2019-04-23 10:03 │ from 通りすがりの投資家URL

    勇気ある記事掲載です。

    掲載ありがとうございます。
    この時期に当該記事の掲載に貴台が踏み切ったのはミッションを果たすべく責任感からのものと推察いたしました。さまざまな陰謀の働きが行われている環境下でありながら貴台の心を動かしたのは真実を追い求めるジャーナリズムの精神によるものではないかと思います。
    一息入れて行政処分案件以外の船舶関係、債権買取の案件の進捗状況につきましても今後取材の対象にしていただけますと幸いです。
    貴台しかできない取材ですのでわがまま申し上げる事ご容赦ください。

    2019-04-23 18:04 │ from たらこURL Edit

    しばしお時間をいただければ幸いです

    皆様、コメントを本当にどうもありがとうございます。

    コメントをお返しするのに、しばしお時間をいただければ幸いです。

    2019-04-23 22:40 │ from ファイアフェレットURL Edit

    しっかり償還を行い、その風評を抑えて欲しいです

    はちさんへ、コメントをどうもありがとうございます。

    現状をご理解いただけたこと、嬉しく思います。

    エーアイトラスト社の事業については大きな影響はないと考えますが、
    先方も懸念しているとおり風評被害が心配です。

    しっかり償還を行い、その風評を抑えて欲しいです。

    2019-04-25 22:32 │ from ファイアフェレットURL Edit

    く同感です。

    たけしさん
    私も正直即刻返してもらいたいと思います。ただ何らかの理由で、あまり想像したくない理由で拘束されて投資家に返せない状況なのだと思います。同様の状況はこれまでの遅延でもさんざん味わっており、「そういうものだ」と割り切っています。

    山本氏、また実態のない案件についてのそういった質問・説明については、「これから公判で明らかにしていく」というものが主な回答であり、それ以上尋ねる余地がなかったというのが正直なところです。

    山本氏が積極的な姿勢を見せず、多額の高速道路案件に進展が見られない場合、山本氏への訴訟、エーアイトラスト社の疑念につながるとのこと、全く同感です。

    そうならないように、こまめな報告をエーアイトラスト社には、山本氏には投資家へ即刻資金を返すことを期待したいです。

    2019-04-25 22:33 │ from ファイアフェレットURL Edit

    只今のところ、追加のインタビューを行う予定はありません

    通りすがりの投資家さんへ

    只今のところ、追加のインタビューを行う予定はありません。

     同案件の遅延が発表されたのは4月1日でありインタビューより後であることはご理解いただけていると思います。

    追加のインタビューにもこころよく応じてくれている様子でした。

    ただ、上記遅延は一応3ヶ月と期限が設けられており、それを超過しない限りは特に大事とは考えてはいません。なお、私は70号に50万円投資しており、正直不安ですが3ヶ月後までは待ちたいと思っています。

     インタビューですが、5ch、カナメの掲示板、レンダータウンにおけるあまりの心無い攻撃に、その有効性、読者様からの期待を信じられないというのが正直なところです。

    多少なりともインタビューにおける評価があっても良さそうですが、まったくありません。お褒めの言葉が当ブログのコメントだけとなると、さぞかし自作自演とおもわれているでしょう。

    便所の落書きとはわかっていても、なぜここまで掲示板とコメント欄でここまでの乖離が生じてしまうのか、悔しくなります。

    2019-04-25 22:34 │ from ファイアフェレットURL Edit

    今後も情報の収集とご提供に努めたいと思います

    たらこさんへ

    コメントをどうもありがとうございます。

    本インタビューは私も遅延案件を100万円(現在では約150万円)抱えており、エーアイトラスト社へ質問を行った過程で実現したものです。

    決して責任感やジャーナリズム精神のようなものではないとはご理解ください。100%無償の行為ですので、非難されるとたやすく心が折れるような不安定なものと、思っていただければ幸いです。

    今後も情報の収集とご提供に努めたいと思います。

    2019-04-25 22:35 │ from ファイアフェレットURL Edit

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