ソーシャルレンディングの「ソーシャル」ってどういう意味?③ - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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ソーシャルレンディングの「ソーシャル」ってどういう意味?③

 
 前回まで「ソーシャル」でないソーシャルレンディング(非投型クラウドファンディング)と「ソーシャル」な非投資型の現状について述べてきました。今回は私の両者の関係について私の主観と私の望む投資型の情報公開のありかたについて述べたいと思います。

5.投資型と非投資型では対立するものなのか

 日本における投資型の伸びは近年大きなものがあります。

 しかし非投資型もしっかり根付きつつあります。日本に寄付文化が根付かないというのは、日本人が奥ゆかしさを美徳としており、欧米型のこれ見よがしの寄付形態が定着しなかったことによる誤解であり、非投資型はその誤解を解きつつあるように思えます。

 むしろ弱肉強食の欧米型資本主義や新自由主義がもたらす1%による富の総取り、格差拡大による勝者の後ろめたさをオブラートで隠すために従来の欧米のチャリティ文化は発展したように思えます。チャリティ文化が根付く社会などというのは、実は大多数の凡庸な人間にとって生きづらい社会なのではないかと疑問を呈したくなります。

 かつては一億総中流と呼ばれ中流階級が多いことも寄付文化が根付かなかった理由に挙げられるのでしょう。今でも十分中流は他国に比べれば多いと思いますが。

 じゃあ非投資型が根付きあるのは格差が広がってきたからなの?というと成立する案件を見る限り、貧しい人を助けるという活動よりも、みんな面白さや夢の実現という案件に金額が集まっているように思えます。

 貧しい人を助ける活動も「海外の人」を助ける運動の方がよく目につきます。国内の格差縮小という活動はあまり目にできないような気がします。

 国内の貧困は確かにあり、ニュースを見ている限りはそれらに取り組んでいるNPOはたくさん存在するように見えます。しかしそれはクラウドファンディングの分野ではまだそれは顕在化していないようです。

 震災など不測の事態で困った人を助ける意識は働いても、ただ貧しいだけの人は自業自得と思われがちな日本の風土が多分に影響しているのかもしれません。

 「投資型」、「非投資型」と分けられていますが、両者は対立するもののでは無いはずです。ネットで小さな個人がお金を出し合って大きな事業、夢を実現するという意識が日本人に浸透するのは両者にとっても望ましい展開だと考えます。

 お金を儲けるという極めて個人的な理由よりも、非投資型で人を助けるという大義のための方がお金をとりあえず出しやすいという人も日本人には多いでしょう。

 逆に投資型で儲けたから非投資型にも興味を持ってみようという人もいるはずです(私もそうです、かつて興味が無いと発言したことはありましたが、少しだけ考え方を改めました)。

 ただ残念ながら非投資型に携わる方、特にエバンジェリストに分類されるような方は投資型に対してあまりよい感情を持ってはいないようです。

 その「良い感情を持っていない」のレベルが「無関心」、「敵愾心」、「ライバル心」、「懸念」またそれ以外の何かは、正直私も測りかねているのですが、それは後日なるべく客観的な形で記事にしようと思っています。

6.やはり投資型でも情報は公開して欲しい、ただしソーシャルじゃない形で

 先日、ソーシャルレンディングが「インターネットで資金を集める基準価額変動が無い、投資先の情報を詳しく知ることができない配当型のファンドと位置づけられつつある」と書きましたが。

 現在は法規制でできないとしても、やっぱり将来的には投資前でも情報公開できるように規制緩和したほうが、投資家の保護、増加に繋がりやすいはずです。

 株式型クラウドファンディングが2015年に解禁されるとのことで、これもソーシャルレンディングの投資先情報公開の可能性を後押ししてくれているのかもしれません。

 上記の見解は素人で業界事情とは無縁の私の勝手な希望です。

投資型については投資先情報公開は株式型しか今後も認めるつもりは無い、融資型は以ての外(ほか)」というのが当局の意向かもしれませんが……。

(maneoの投資先の匿名化、バスケット型移行の経緯を見ているとそう思えてしまいます)。

 私は情報公開を希望するといっても、「ソーシャル」な形では希望しません。投資先の名前とか、何をやっているのかとか、財務状況、担保価値とか、その他情報を公開して投資判断に役立てられる形にして欲しいと思っています。非投資型で資金を集めている人々の事業そのものはまだ始まってない段階が多いです。その段階でしたらまずは資金集めのために「ソーシャル」に時間を割くことは妥当でしょう。

 しかし投資型で融資を募る方の事業はすでに始まっており、その事業の継続、発展に時間をかけなければいけない段階です。

 投資家としては「ソーシャル」よりも本業の方に力を入れていただき、資金を回収できることを望みます。もっとも事業者の方にはSNSの扱いに長けており、投資家との積極的な交流を望む方もいらっしゃるでしょうから、そういう人が「ソーシャル」な形で資金を募るというのも私は良いと思うし、自由だと思います(本業が疎かにならない限りは)。

 投資型非投資型はともにお金を払って対価を得るシステムです。対価はお金、商品、チケットというカタチのあるモノから、私ごとき心汚い人間が言及するのもおおそれ多いカタチのないモノまで様々です。

 そしてどれが一番大切なのか、価値があるかは人それぞれの価値観で違うものでしょう。商品、チケット、カタチのないモノが対価ならば「ソーシャル」、「情報公開」でお金を集めるのはよくて、「お金」が対価の場合は駄目だという考え方も変わって欲しいものです。

追記
 『ソーシャルレンディングの「ソーシャル」ってどういう意味?』をメインタイトルにした一連の記事は今回がラストとなります。 上記の記事は投資型非投資型、同じネットでお金を集めて事業を成功させようと言うのが目的ならば、どっちも「ソーシャル」、「情報公開」はOKな形にして仲良くやっていこう』という趣旨で書き始めました。

 しかし非投資型に携わる人が「ソーシャルレンディング(投資型)」に冷たい視線を向けていることが書いているうちに解り始めました。そのため文書を途中で強引に書きなおした部分があるので、支離滅裂に感じられるところもあるかもしれません。すべて私の筆力の至らなさによるものです。

 どのように非投資型の人たちがソーシャルレンディングに冷たい視線をむけているか、それはなぜなのか。それは上記した通り現在執筆中の記事で考察していきたいと考えています。

 最後になりましたが、今年も順調にソーシャルレンディング投資を行うことができました。私の予感ですが来年はソーシャルレンディングはさらなる躍進の年を迎えそうです。私も良い年を迎えられそうです。みなさまも良いお年をお迎えください。

2016/1/9追記
上記、なぜ非投資型クラウドファンディングに携わる方々が投資型(ソーシャルレンディング)を敵視するかについて考察した記事はシリーズ「投資型クラウドファンディング versus 非投資型 : 非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?」をご参照ください。

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コメント
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お邪魔します。
ファイアフェレットさんは、被投資型に投資をされてるのでしょうか?投資型に投資をなさっている方のプログは毎月いくら増えたという報告が必ず入ってます。対して被投資型のプログは何をもらったかを中心に書いてます。すべて結果です。これに対する是非を議論する気はありません。ただこの二つの決定的な違いは私の私見ですが、被投資型は無くなっても良いお金。投資型は無くなったら困るお金です。つまりお金の質が全く違いますし、目的も違います。我々はただ投資型のファンドは会社を信じるしかないので、自分なりに得ている情報を伝えることでこの投資型のファンドをより理解できたらと思います。いくつかのプログは皆さんの努力の結晶でいろいろな情報が教えていただけるので感謝してます。私もプログはやりませんが、結構ファンドの会社に電話で聞いてますのでお伝えできればと思います。lucky bankはある一人の方が約3000万投資されてました。maneoも同じ現象が起こってます。お金持ちなのはわかりますが、もしかして法人かもしれません。うまくやると利子に税金がかかりません。maneoの社長が前に話してました。
アベノミクスは結局お金がある人をさらに増やす機会を与えただけと感じてます。
いずれ投資型が一回穴をあけたときに何が起こるのか怖いですね。今のままだと自分も被爆してしまうでしょうから。

2014-12-30 16:16 │ from あっちゃんURL Edit

現在非投資型には出資していません

現在非投資型には出資していません。

 CAMPFIRE、Makuake、セキュリテなど複数の会員となり提出案件をそれなりに見ているのですが正直お金を出してまで欲しいと思うものがありません。

 私も普通の人間ですから、生きるためや趣味にお金をつかうのですがそれに代替できるような案件は見つけられなかったというのが正直なところです。

 正直この価値観で見つけようと思うと見つけられないのかもしれないと思っています。

 もう購入型といえども寄付とおもって割りきってしまえば良いのかもしれまえせんが、どうも割り切れないというのが本音です。

 情報提供のお申し出ありがたく存じます。興味深いことがありましたらぜひ教えて下さい。よろしくおねがいします。

ではあっちゃんさんも良いお年をお迎えください。

2014-12-30 17:28 │ from ファイアフェレットURL Edit

ファイアフェレットさん
早々の返信有難うございます。フェレットさんの考えならふるさと納税が最適ですね。これは使わない方が損です。来年は倍増しますし、5か所までなら確定申告が要らないそうです。わたしも今年上限いっぱいしましたし、来年も上限いっぱいにします。一年間米代がかからない(2000円はかある)やればやるほど得をする。ふるさと納税はwin-winなのでやらなければ損ですね。これならフェレットさんが欲しいものが見つかりますよ。
では、来年も何回かお邪魔します。

2014-12-31 14:57 │ from あっちゃんURL Edit

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

ふるさと納税のアドバイスどうも有難うございます。
今ちょっとふるさと納税でもらえる品々を眺めてきたのですが
本当に多彩ですし、オトクそうですね。
これならば確かに私が欲しいを思うものが見つかりそうです。

頑張って探してみるとします。

2015-01-01 21:30 │ from ファイアフェレットURL Edit

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