ソーシャルレンディングの「ソーシャル」ってどういう意味?② - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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ソーシャルレンディングの「ソーシャル」ってどういう意味?②


 前回の記事では「ソーシャルレンディング」の「ソーシャル」とはどういう意味かについて簡単に言及しました。 今回はクラウドファンディングの「ソーシャル」の現状について述べたいと思います。

3.日本のソーシャルレンディングは「ソーシャル」ではありません

 海外の「Social lending(Peer-to-peer lending)」は「ソーシャル」だ、じゃあ日本ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)はどうなの?といいますと、結論からいうと現状ソーシャルとは言いがたいものがあります。

 日本の法律に出来るだけ忠実な形で「ソーシャル」にしようと試みた時代もありました。正直私が直接知らないことですし、日本のソーシャルレンディングの黒歴史なのでこれ以上は述べません(述べる能力自体がありません) 。

 レンダーとボロワーが交流をしていて、お金を貸し付け借り受けしていた時代はあったのです。

 maneoとラッキーバンクはレンダーからの質問に対するボロワーの回答を掲載するスペースを設けていますが、それが唯一のレンダーとボロワーの接点であり「ソーシャル」の名残です。

 ソーシャルレンディングは既存の方法ではないやりかたで貸し手と借り手をマッチングさせる素晴らしいシステムです。しかし日本においてはその仕組が「ソーシャル」の意味で働いているとは言えません。

 「貸し手」と「借り手」の交流はWEB上でさえほとんどなく、マッチングはソーシャルレンディング提供会社にほぼ丸投げです(現実を述べているだけで、批判しているつもりはありません)。

 本来の意味の「ソーシャル」はソーシャルレンディングではなく非投資型クラウドファンディングで生きているように思えます。

4.「ソーシャル」で露出の多い非投資型、金額規模では勝る投資型

 「寄付型」、「購入型」と分けられている非投資型クラウドファンディングですが、案件の企画者、起業家は提供会社のプラットフォームやSNSを利用して投資家、篤志家への交流を試みており、本当に「ソーシャル」であるといえます。

 日本においては文化が根付きにくいので、非投資型は根付きにくいのではと言われています。

 ……と続けようと思ったのですが、頑張りの甲斐もありまして全体の案件成立数自体はソーシャルレンディングをはるかに凌駕しているのではないかと思われます(サービス提供会社が桁違いですからね、募集金額も小さいことが多いですし)。


 媒体においても「購入型(非投資型)が多い、主流」と述べられることが多く、実際にツイッターなどのSNSでも非投資型に携わる方々の活動が活発であることを知ることができます。

 しかし非投資型の方が露出が多くとも実際に動いているお金の量では投資型の方が遥かに上です。

 Visualizing.infoの「日本の主要クラウドファンディング累計支援額」によると、主要非投資型クラウドファンディング提供会社の累計支援額は2014年11月時点で20億円ちょっとというところですね。

 そして寄付型のジャストギビングジャパンの2014/12/24時点での寄付総額が12億強、全部合わせて30億円強くらいでしょうか。

 それに対してソーシャルレンディングの各社の私が勝手に集計している融資実績(確定分、投資予定を含む)は先日ソーシャルレンディングサービスの比較記事を載せた2014/12/6時点で約293億円、この記事を書いている2014/12/24時点ではmaneoが7億、クラウドバンクが3億積み増したので余裕で300億円を超えました(集計開始はmaneoの事業性融資開始の2009年からです)。


 これまでの累計結果からすると(投資型非投資型=10:1)というところでしょうか。

 東洋経済オンラインの2014/8/8の記事「動き出す「投資型クラウドファンディング」」におきますとやはり世界でも日本のソーシャルレンディングに比較的近い融資型(投資型)が最も高いシェアを獲得しているようです(融資型(投資型):41%株式型(投資型):3%、寄付型(非投資型):28%、購入型(非投資型):26%)。

 上記世界全体の結果は多分2013年単年の結果なので、国内の2009年~2014年の累計と比較するのも問題かもしれません(私のようないい加減な人間が集計した数値ですし)。

 ただ投資型は確実にこの1年勢力を増しています。

maneoとクラウドバンクだけで2014年に120億円くらいは集めているはずですのでひょっとしたら上記の投資型非投資型の比率は、2014年に限ったとしても更に投資型の比率が大きくなるかもしれません。

閑話休題。
 日本において投資型(ソーシャルレンディング)は本来の「ソーシャル」の意味を喪失しています。そして「インターネットで資金を集める高利率で基準価額変動が無く、投資(融資)先の情報を詳しく知ることができないファンド」として位置づけられつつあるようです。

 メディアやSNSではクラウドファンディングの方が「ソーシャル」なため露出が多いです。目に見える機会が多く主流扱いされていますが、実際に動いているお金は投資型の方が大きいです。

 次回は私の投資型(ソーシャルレンディング)非投資型の関係に対する主観について述べたいと思います。

次回記事
ソーシャルレンディングの「ソーシャル」ってどういう意味?③

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コメント
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ファイアフェレットさん
お邪魔します。クラウドクレジットの情報で為替ヘッジすると言いましたが、しないようです。訂正します。また円安になっても記載している利率以上に利息はもらえないとうことです。一号案件でも3年後なのでどうなるかわかりませんが、高金利以上に不明な点が多く長い目で見ないといけないですね。
ラッキーバンクにも投資をしてますが、お金が集まるのが早くなりましたね。次は7%12か月でしょうか?7%はクラウド証券でも良く出ますので、比較が必要でしょうね。本題とは異なりますが、情報を訂正してお伝えします。
ソーシャルレンディングには一緒に夢をかなえるためにお金を集める意味があるかもしれませんが、maneoの状態をみると単にお金を増やしたい連中が多いようです。私もその一人ですが。クラウド(群衆)ファンディング(資金調達)で良いのでは?ソーシャルではないですね。
また楽しみにしてます。

2014-12-26 21:08 │ from あっちゃんURL Edit

どうも、いらっしゃいませです。

為替ヘッジの件は残念ですが、まだまだ円安傾向が続くのならばひょっとしたら一番いいタイミングで購入して、クレジットバンクが大きくなって為替ヘッジをできるようnなるタイミングで円高……に転じる……となることを願うとします。
どうもペルーの案件は資金の集まりが悪いようですね。
ちょっと不安ではあります。

ラッキーバンクは順調みたいでなによりです。
この調子で頑張って頂きたいです。

現状ソーシャルレンディングサービスを利用している人の思惑と投資型、購入型クラウドファンディングを利用している人の思惑は全然異なると思われます。そこら辺から水面下で生じている対立を面白く描いていけたらいいなぁと思っています。
長いシリーズになる予定ですがご期待いただければ幸いです。

2014-12-26 23:44 │ from ファイアフェレットURL Edit

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2014-12-28 20:08 │ from URL

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