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    Funds、クラウドポートの新投資商品「貸付ファンド」を徹底解説


     ソーシャルレンディング比較サイトを運営するクラウドポートが新投資商品サービス「Funds」を開始しました。

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     2018年12月に金融商品の投資家への販売が可能となる第二種金融商品取引業の登録をクラウドポートは行いました。

     注目していましたが、ついにソーシャルレンディング比較サイトの運営に加え、ソーシャルレンディング事業者としての運営も開始することになります。蓄積されたノウハウを活用した、投資家目線の投資商品が期待されます。
    ※Fundsはソーシャルレンディングとの差別化のため「貸付投資・貸付ファンド」という言葉を用いています。当ブログではそれに敬意を表して「極力」ソーシャルレンディングという言葉を用いずにFundsをご紹介します。

    FUNDS投資口座開設

     ファンド投資申し込受付(販売)開始は2019年1月23日からです。投資会員登録はこちらから行えます。

    私なりにFundsのサイト・資料を読み込みました。以下のことに注目しています。

    1.ソーシャルレンディングと同様、融資をスキームに組み込む
    2.安定した利回り、値動きの商品
    3.上場企業、ベンチャー出資、外部機関からの監査を受けた企業が投資対象
    4.Funds自身はファンド組成を行わず、資金管理、モニタリングに注力
    5.年利1.5~6.0%の硬い利回り
    6. Fundsでは「1円」から投資可能
    7.Funds(クラウドポート)の徹底したガバナンス
    8.最後に



    1.ソーシャルレンディングと同様、融資をスキームに組み込む


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     Fundsにおける投資スキームには「融資」が組み込まれます。それが組み込まれない、投資型クラウドファンディングとは異なります。組み込まれない中で現在主流なのは不動産特定共同事業法(不特法)における不動産事業型クラウドファンディングでしょうか。

    FANTAS fundingCREALが運営

     融資を投資スキームに組み込むことで、貸金業法に基づく強い返済義務を投資先(融資先)に負わせることができる投資商品です。

    Funds 公式サイトへ

    2.安定した利回り、値動きの商品


     株・FX・投資信託などのキャピタルゲイン型投資商品は、商品の値動きが激しく、安定した利回りが得られません。Fundsの投資商品はあくまで融資の利息が配当原資です。安定した配当によるインカムゲイン型収入が得られます。また投資商品の値動きが小さいので、株、FXと違い毎日一喜一憂する必要がありません。

    ソーシャルレンディングのメリットをFundsの貸付ファンドはそのまま受け継いています。


    3. 上場企業、ベンチャー出資、外部機関からの監査を受けた企業が投資対象


     従来の高利回りソーシャルレンディング投資商品の融資先は国内の中小企業でした。金融庁の指導により融資先は開示されず、企業名さえもわかりませんでした。Fundsは後述するスキームの採用により、融資先ははっきりしています。

    また融資を行うファンド組成企業は

    3-1上場企業
    3-2 監査法人が監査をしている企業
    3-3 ベンチャーキャピタルから出資・投資を受け成長が期待できるスタートアップ


    などの点をはじめとする、財務状況、資金調達力など総合的な観点から審査が行われた企業です。

    Funds参加、ファンド組成企業2

     現在Funds WEBサイトでは東証一部上場のアイフル、東証二部上場のデュアルタップ、気鋭のスタートアップLENDY、マザーズ上場のフィル・カンパニー、JASDAQ上場の明豊エンタープライズといった会社が貸付ファンドを組成すると明記されています。

     融資先は上記企業の関係会社(子会社など)なので、「実質開示」なのですが、資本関係があれば実質的にその企業に融資しているのも同じです

    ①融資先がほぼ開示されている
    ②外部機関からチェックされているファンド組成企業がメイン


    この2点より、従来のソーシャルレンディングの大半よりも、硬い返済が期待されます。

     「匿名化」がソーシャルレンディングにおいて、無責任な融資の温床になっていた現実があります。融資先情報が実質開示されていることは、投資家保護の観点から実に期待が持てます。

    Funds 公式サイトへ

    4.Funds自身はファンド組成を行わず、資金管理、モニタリングに注力


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     従来のソーシャルレンディングとFundsの違うことは、サービス運営企業のクラウドポートがファンド組成自体を行わず、資金管理、モニタリングに注力・特化している点です。

     従来のソーシャルレンディング事業者は自ら融資先を審査し、その審査に基づき募集額、利回り、運用期間を決定し、ファンドを組成していました。

     Fundsは営業者ではないため、融資審査、ファンドの組成は行わず、第二種金融商品取引業として、投資家からの資金募集、またその資金の流れ、ファンド組成企業のモニタリングに特化することになります

     融資審査をFunds自体が行わないことに疑問・不安を感じる投資家もいるかも知れません。しかしその融資先は実質開示されていることが多く、前述のとおり

    1上場企業
    2 監査法人が監査をしている企業
    3 ベンチャーキャピタルから出資・投資を受け成長が期待できるスタートアップ


     などの点をはじめとする、財務状況、資金調達力など総合的な観点から審査が行われた企業がファンド組成企業となります。

     それに加えて、Fundsが資金管理をしっかり行い、投資家のお金が流用されないように、しっかりモニタリングを行います。

     ソーシャルレンディングにおいてはサービス運営会社による資金管理が不徹底なために、融資先において流用が行われた事例があります。また投資家への毎月分配が行われるはずのファンドにおいて、実はそれが虚偽であり、実際は融資先の関連会社がその毎月分配を建て替えており、運営会社がそれに気づいていなかったという事例もあります

    Fundsが資金管理、融資先企業のモニタリングに特化すること
    +外部機関のチェックを受けたファンド組成企業が参加する


     このことにより、かつてのソーシャルレンディングのスキームで起きていた不正が、Fundsにおいては繰り返されないことが期待できます。

    Funds 公式サイトへ

    5.年利1.5~6.0%の硬い利回り


     Fundsの予定利回りは年利1.5~6.0%のものが中心です。従来の5~12%というソーシャルレンディングにおける「相場」を考えれば低いように感じられるかもしれません。

     しかし私はソーシャルレンディングにおいて高利回り「だけ」を狙う時代はもう終わったと考えています。
    ※たまにある「お宝ファンド」は狙ってもよいと思います。

    高利回り案件のリスクは、かくいう私が投資額に対して50%以上の遅延を食らっていることからも明らかです。

    参考
    2019/1/5 自分がとっているリスクを計算してみた。全投資額の2割、約537万円が遅延に!

     これからは、低~中利回りでも「しっかりとした融資先」で安定した収益を狙うのが、初心者はもちろん経験者にはおすすめと私は考えています。

     投資家への利回りが1.5~6%でもFundsが高手数料をとっており、最終融資先への利回りが15%でしたら意味がありません。私が関係者に確認したところ、

    Fundsは貸付ファンド組成企業の募集金額に対して一定率を報酬として徴収しています。高い手数料はとっていません。


     とのことでした。融資先投資家への利回りとそう大きく乖離しない利回りで資金を調達できていることになり、従来の15%という利回りで資金を調達しなければいけない企業よりも、硬い融資先であるといえます。

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     繰り返しになりますが、融資先は、上場企業なといった外部機関からのチェックを受けている企業などのグループ企業です。従来の高利回りソーシャルレンディングにおける融資先(中小零細企業)とは、客層が全く異なると言えるでしょう。

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    6.Fundsでは「1円」から投資可能


     SBIソーシャルレンディングクラウドバンククラウドクレジットオーナーズブックポケットファンディングは1万円から投資できます。なお、ポケットファンディングは1万円以上ならば1千円単位で投資額を変更可能です。

    Funds_1円から投資可能

     Fundsにおいては、なんと「1円」から投資が可能です。上記サービスは1万円から投資できるとはいえ、やはり数百~数千円は口座に余らせてしまうことが避けられないところがありました。

     Fundsの「1円」はまさしく業界最少額(これ以上小さくなりようがありません)、分散投資、少額投資がやりやすく、またお金を余らせることがありません。

    funds_手数料無料

     口座開設手数料をはじめ、各種手数料は無料です。


    7.Funds(クラウドポート)の徹底したガバナンス


     融資先情報は極力開示され、従来のソーシャルレンディングにおける「匿名化」のデメリットをFundsは最大限解消しています。

     ただし投資家のお金を預かり、モニタリングを行うFunds(クラウドポート)自体の組織・管理体制が不十分であれば意味はありません。実際のところ業界最大手のmaneoでさえ、資金管理の不備・その他を当局に指摘され、行政処分を受けています。

     Fundsはソーシャルレンディングの問題発覚後、厳しくなった第二種金融商品取引業の登録を当局によりつい先日許されています。過去に他社で起きた不備は徹底的に調査されていると見て間違いありません。

    加えて、アドバイザリーボード(社外有識者・専門者諮問委員会)を創設し、

    伊藤元重氏(東京大学名誉教授・税制調査会委員などを歴任)
    佐藤慎一氏(財務事務次官・財務省大臣官房長などを歴任)
    松田清人氏(トパーズ・キャピタル取締役会長・みずほコーポレート銀行常務執行役員を歴任)
    西田尚弘氏(アルコパートナーズ代表取締役。GS、ドイツ証券、HSBC証券勤務)


     と、そうそうたるメンバーが参画しています。いずれも現職における重役揃いであり、外部有識者の監査による強いガバナンス維持が期待できます。

    Funds_クラウドポート_経営陣_アドバイザリーボード20180107
    写真手前、左より西田氏、松田氏、伊藤氏、佐藤氏
    写真奥左より、クラウドポート河野取締役、藤田社長、柴田共同創業者


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    8.最後に


     現状ソーシャルレンディングにおいては遅延・デフォルト・運営会社に対する行政処分が相次ぎ、まさに苦難の時、リスクオフが進んでいるといえます。当局による匿名化の指導が上記問題には大きく関わっています。

     まさにこのような時に登場する「Funds」、逆風の時ではありますが、まさにそれに呼応するかのように

    融資先情報の開示・信用の確保
    運営会社クラウドポートによるモニタリング・資金管理・ガバナンス維持の徹底


     に最大限の努力が払われていることに、ソーシャルレンディングにおける新しい旋風を引き起こす萌芽を感じます。

     ソーシャルレンディングにおける投資スキーム・社内体制はまさに、最初からこのように行えば良かったのに、という法整備の完成形・スタイルをFundsは提示しています。

    Fundsの躍進を願わずにいられません。

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    Funds記者会見参加報告 その1

    Funds記者会見参加報告 その2

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