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    ネクストシフトファンド セミナー参加報告 その5 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    ネクストシフトファンド セミナー参加報告 その5


    ネクストシフトファンド セミナー参加報告 その5です。

    その4は

    2018/11/25 ネクストシフトファンド セミナー参加報告 その4

    をご参照ください。

    セミナーの最後に設けられた、質疑応答をご紹介して参加報告は最後となります。

    質問1:クラウドファンディングという枠の中にソーシャルレンディングがあると考えてよいのか


    回答1 そのとおり
     クラウドファンディングは多数からの出資を募る資金調達手段だが、寄付的意味合いを指すことが多く、当社のような投資・貸付を伴う場合貸付型クラウドファンディング・ソーシャルレンディングと呼ばれている。
     寄付型・購入型ではMAKUAKE、CAMPFIREが有名だがプロジェクトを提示して資金を募る。目新しい物の最初の購入権を得られるとか、独特の雰囲気をもつカフェのチケットがリターンである。


    質問2 ネクストシフトファンドは、すべて貸付型なのか、寄付・購入型をやる予定はないのか


    回答2 ネクストシフトファンドの案件はすべてソーシャルレンディングである。寄付・購入型をやる予定はない。


    質問3 寄付・購入型をやる免許はもっているのか


    回答3 やるときは別の事業として行うことになる
     我々はマイクロファイナンス案件におけるソーシャルレンディングをやるということで、第二種金融商品取引業、貸金業の登録を行っている。そこから(寄付型、購入型)を広げる場合には、事業を追加する(新たなブランドでやる)ということになると思う。
    ※寄付・購入型に免許・登録は必要ありませんが、大人の回答がなされました。


    質問4 国内への融資を行わないのに貸金業の登録を行っている理由を教えていただきたい


    回答4 社内体制・ガバナンス、将来の展開を見据えて
     海外金融機関向けの融資なので、本来は貸金業の登録は不要である。しかしネクストシフトファンドが国内で事業を行うにあたっては、融資経験のある人材・社内体制があることを示す貸金業の登録が必要と考えている。

     現在予定はないが、将来的には国内融資をやることも考えられるので、それも見据えている。コンプライアンス・ガバナンスの維持のためかと、問われればそうであるといえる。


    質問5 スライドにあった現地対応とは具体的にどういう意味を指すのか?


    回答5 永野雄太取締役が実際にカンボジアに在住し、現地金融機関への対応、融資先のモニタリングをしていることを指している。


    質問6 社会インパクトの投資家への情報発信について


      現在募集中のファンド利回り7.2%も大いに結構だが、私達のお金が生み出した社会的インパクトも知ることができたら、なお結構だと思う。それは知ることはできるのか?

    回答6 評価方法の確立を目指す
     それは課題が多く。定性的(単純に数字では表せない)な評価、男女比、途上国では日本以上に女性の役割が重要であり、そこを調査するという方法が考えられる。しかし評価方法は確立されておらず、改善が必要である。

     もうひとつネクストシフトファンドが力を入れているのが、(現地の)生々しい情報を伝えるということだ。本日も動画でご紹介したが、定量的にお伝えできないことも、そういう生の声を伝えるということで、実感していただけたらと思っている。


    質問7 ベンチャーキャピタルには投資はできないのか?


     社会的インパクト投資への実感を得られるという意味でネクストシフトファンドのベンチャーキャピタル(ツクイ・ケアティック投資事業有限責任組合)は魅力的だ。これに小口投資することはできないのか?またこの事業の方で貴社は収益を上げているのか?

    回答7 現在はできない、収益をあげている
     ベンチャーキャピタルということでリターンとリスクが大きいので、これについては大口の顧客に限らせていただいている。将来的には検討したい。また収益を上げているかの質問については「YES」である。


    質問8 これまでの日本のマイクロファイナンスファンドの現状について、意見を聞きたい


    既存の国内マイクロファイナンスファンドについて意見を聞かせてほしい。
     国内で一番有名と思われる大和マイクロファイナンスファンドは基準価格の推移が思わしくなく、純資産は約210億円(2011年)から19億円と激減してしまった。

     クラウドバンクとセキュリテもかつて募集していた。こちらは無事償還したようだが今は募集を行っていない。

    クラウドクレジットが最近新たに初めて、こちらはそれなりに金額を集めている。

     先程海外ではマイクロファイナンスファンドが伸びているというご説明をいただいたが、奮っているといえない日本の現状について意見を聞かせてほしい。

    回答8 為替と営業社のノウハウの問題
     大和マイクロファイナンスファンドについては為替が不利に働いたためと思われる。またマイクロファイナンスファンドにはノウハウが必要であり蓄積がないために、ファンドの販売が続かないという事情があったのだろう。

    ※マイクロファイナンスファンドは実際に2011年から2012年の円高に伴い基準価格を落としました。2013年からの急激な円安で基準価格は上昇しましたが、その急激な円安に伴うほどのパフォーマンスは上げておらず(スプレッドの関係?、ファンド運営そのものがうまくいかなかった?)、純資産下落に歯止めはかかりませんでした。

    ※質問4~8はファイアフェレットからの質問

    ネクストシフトファンド公式サイトへ

    最後に伊藤社長から改めて挨拶がありました。
    ご紹介します。


     社会的インパクト投資はやはり説明が必要な投資と考えている。できるだけ投資家に直接ご説明いただきたく、このようなセミナーをネクストシフトファンドでは定期的に開催していけたらと思っている。
     熱心にご質問していただけ手応えを感じている。参加者に投資していただけることは嬉しい。社会インパクト投資をご理解していただける方が増えると、そこから投資の輪が広がることが期待できる。

     様々な企画があり、現段階では話せないことが多い。まだサービスを開始してから半年であり、慎重にやっていかなければいけない、変化していかなければいけないとは思っている。

     現在はWEB(による投資商品販売)が主体であるがそれ以外も考えている。会社全体としては融資残高が増えれば収益も安定していく。先程の質問にあった、ベンチャーキャピタル投資など大きな残高が集められるものは、それはそれでやっていこうと考えている。

     大勢の人に小口の投資機会をご提供するのがネクストシフトファンドの役割だ。現在はWEBが中心だが、説明会を開催する、集客力のある媒体と提携して行くことも考えている。

    ※ここでセミナー参加者から
    クラウドクレジットはテレビに取り上げられてから伸びた、テレビの力は大きいと思うが、株主(山陰放送?)の力を使って同様のことはできないのか?


     そういうことを含めていろいろ考えているところはある。株主には銀行もいるのでいろいろ検討していきたい。

    ここで定刻となり、セミナーは終了しました。


    最後にファイアフェレットから


    実に丁寧にご説明いただいたので、特に私からあれこれ付け加えることはありません。

    セミナーの収穫は大きく3つ
    1. マイクロファイナンスファンド、ESG投資は世界全体で伸びている硬い投資であること
    2. 新興国中堅金融機関への融資は、国内中小企業のそれよりもリスクが高いとは言えないこと
    3. ネクストシフトファンドの株主、ベンチャーキャピタル事業は硬いこと
    という感触が得られたことです。

     マイクロファイナンス投資はノウハウの蓄積により硬く、またネクストシフトファンドはベンチャーキャピタル事業で収益をあげており、株主(株式会社鳥取銀行、株式会社山陰放送、とっとり地方創生ファンド投資事業有限責任組合、谷家衛氏)も硬いです。

    セミナーを受けて私は投資を決めました。

    このことについては

    2018/11/12 ネクストシフトファンドジョージア×カンボジア マイクロファイナンスファンド3号に30万円を投資しました。

    をご参照ください。

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    コメント
    非公開コメント

    No title

    投資したい気持ちはあるんですが、
    金が全然集まらなくて事業として大丈夫かなという
    そちらの方が不安になってしまいます。

    こういうのって成立条件ギリギリの金額でも
    大きな問題はないんでしょうか。

    2018-11-27 21:01 │ from kkURL

    私は問題ないと考えています。

    KKさんコメントをどうもありがとうございます。

    お金が集まらなくて問題ないか?

    とのことですが、私は下記理由で問題ないと考えています。

    KKさんのご疑問における懸念は私が考えられる限り

    1.これで営業利益を上げられるのか?会社の経営は大丈夫なのか?
    2.プロジェクト実施に必要なお金は集まるのか?


    のどちらかと思われます。

    まず1ですが、流石にこのような小規模な募集案件で2%の手数料をとっても事業が継続できる、会社経営が成り立つとは端から私は考えておりませんでした。

    ですからネクストシフトファンド社には別の収益、資金源があると思っていました。それはベンチャーキャピタル(ツクイ・ケアティック投資事業有限責任組合)のご説明、その事業で収益が得ているとのことで疑念は解消されました。そもそも事業が苦しいのでしたらソーシャルレンディング自体をやる余裕がなく、またやるとしてもみんクレのようななりふり構わない募集をかけるでしょう。
    現状は信用できる状態と私は考えています。

    2.プロジェクト実施に必要なお金は集まるのか?
    の方ですが、融資先の現地金融機関にとってネクストシフトファンドはたくさんある金主のうちのひとつに過ぎません。そこでの募集資金の多寡によって事業(融資)に影響は与えないと判断されます。
    ※将来的にネクストシフトファンドの募集額が大規模になればわかりかねますが。

    私からの回答・考察は以上となります。

    ご回答にはなったでしょうか?

    2018-11-28 11:53 │ from ファイアフェレットURL Edit

    No title

    ご回答ありがとうございます。

    1,2とも「たしかにそうだ」と納得できました。
    懸念はどちらかといえば2の方でした。
    最近リファイナンス案件見過ぎてたせいで考え違い起こしてました……

    海外はクラクレを減らし、こちらに移すことを考えてます。
    新規案件成立するのかな……という状況ですが。。
    残念ながら、マネオのせいで控える人が多いように感じますね。

    2018-11-28 20:23 │ from kkURL

    ご疑念を晴らせて嬉しいです。

    KKさんへ、疑念を晴らせて嬉しいです。

    これからもよろしくお願いします。

    2018-11-29 00:04 │ from ファイアフェレットURL Edit

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