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    ソーシャルレンディング遅延続出の理由をSAMURAIのセミナーで聞いて来ました - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    ソーシャルレンディング遅延続出の理由をSAMURAIのセミナーで聞いて来ました


     このところソーシャルレンディングで続出している案件の遅延(期失)、その理由を2018年11月8日(木)に開催されたSAMURAIIのセミナーで聞いて来ました。講師はSAMURAI証券の澤田聖陽(さわだきよはる)社長が務められました。

    このセミナーの内容は先日のものと同じく、大変興味深い内容でした。

     ただ、この記事ではソーシャルレンディングにおいて期失が続出している理由について①セミナーで解説された部分、②質疑応答で語られた部分に分けてダイジェストでお伝えします。

    問題が発生した本質は3つ(セミナー本編における解説


    ソーシャルレンディングで遅延が発生した理由は大きく分けて3つ

    ソーシャルレンディング問題発生の背景

    ①単なるプロジェクトの遅れによる遅延。
    →時間をかければ当初見込額が戻ってくる

    ②価格などで見込みとは乖離が発生したことによるデフォルト。
    →当初見込み価格との乖離部分が損失となる可能性が高い

    ③もともと無理なプロジェクトで破綻。
    →常識的な価格との乖離部分が損失

    ①、②は真面目にやっている会社の金融商品でも起こり得る話。だが、③は業者として問題外・論外である。

    ①のプロジェクトの遅れの場合はどれだけ早く回収できるか
    ②の下振れの場合はどれだけ傷口を広げないで回収できるか


    が勝負である。

    このスライドに加えて丁寧に様々な解説がなされました。それは後日ご報告します。
    ここまでがセミナー本編(第一部)で語られたことです。

    SAMURAI公式サイトへ

    リファイナンス続出は当局の指導によるもの


     ここからが第二部(質疑応答)において、ソーシャルレンディング遅延発生について触られた部分です

    質問1 最近遅延が続出しているのは、リファイナンスの審査が厳しくなっているためか?


    回答1 リファイナンスに値しない案件が遅延となっている事例も否定しきれない。

     リファイナンスが厳しくなったせいでもあるだろう。しかしそもそもリファイナンスであったかどうかが疑問な、(問題が生じていた)案件もあるだろう。プロジェクト(あるいは担保)に問題が生じていたのだったらそれは「飛ばし」であると思う。それが結構あったのではないかと考えている。

     リファイナンスそのものは否定しない。しかしリファイナンスに値しない案件が結構あったのではないかと考えられる。

    実際のところ先程の

    ③ もともと無理なプロジェクトで破綻。

    が頻発しているのではと考えている。

    ※リファイナンス(借り換え)自体は案件が正常であれば銀行も行っている正常な金融、ただしそうでない場合飛ばし(ポンジスキーム)になります。


    質問2 リファイナンスが厳しくなったのは当局の指導か、それとも業者の自主規制か?


    回答2 当局の指導だと思う

     仮定の話であるが、ゆるいリファイナンスの基準でやってた業者が自主的にそれを改善するとは思えない。やはり当局による指導があったと思う。


    質問3 リファイナンス厳しくなって遅延が続いているが、むしろこれは健全化しているのか?


    回答3 一概にはいえないが、ババ抜きは終わったと言える。

     健全と言ってしまうと、遅延の案件を抱えた人の気分を害すだろう。しかしポンジスキームのような状態では結局は最後に投資した人がババを引き、全部の損失を被る。それが起きないための措置としては健全とは言えるだろう。

    SAMURAI公式サイトへ

    ファイアフェレットから

     
     私が興味深く思ったのが、”リファイナンスが厳しくなったのは当局の指導のためと「考えられる」”との澤田社長の発言です。

    「考えられる」とのことですが、SAMURAIは、当局から実際に監督されている立場です。

    「指導があった」が適当な表現なのでしょう。

     maneoがリファイナンス審査を厳しくしたために遅延が続出していると推測・批判されている方がいますが、そうではなかったようです。

     このコメントで述べましたが、maneo、またそのmaneoファミリーにおける遅延は、みんなのクレジット・ラッキーバンクのときのようなポンジスキームの事例は少ないと考えています。

     みんなクレジット、ラッキーバンクのときには行政処分勧告の際にポンジスキームが指摘されました。

     しかしmaneoのときにはされていません。maneoファミリーの案件はポンジスキームではないのです。少なくとも監査があったときは。

     現在遅延している案件の大半は、maneoが監査を受けている間にはすでに組成されていた案件のはずです。このことからもmaneoファミリーにおける遅延は大半がポンジスキームではなく、

    ①単なるプロジェクトの遅れによる遅延
    →時間をかければ当初見込額が戻ってくる
    ②価格などで見込みとは乖離が発生したことによるデフォルト
    →当初見込み価格との乖離部分が損失となる可能性が高い

    と考えています。


    当局の指導ならば、現在募集中の案件は硬いのでは?


     最後に気休め的なことを述べさせていただきます。リファイナンスが厳しくなったのは「当局の指導」というのは大きいと思います。

     単なる自主規制であるならば、業者がどの程度、案件組成を厳しくしているか?疑問に思う人もいるでしょう。しかし業者が何よりも恐れる「当局」の指導ならば、信頼性は俄然高くなります。

     今募集している案件は、当局の要求する厳しい水準をクリアしたものと考えられるからです。新規案件、リファイナンスにかかわらず。

    ソーシャルレンディングへの投資時は「今」である可能性は否定できません。

    株、FXにおいても「総悲観は買い」なのですから

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    コメント
    非公開コメント

    No title

    いつも記事を参考にさせていただいてますが、
    総悲観で「叩き売られて値が下がる」株やFXとはさすがに違うんじゃないでしょうか……?

    2018-11-09 08:47 │ from kkURL

    確かにそのとおりです。

    kkさん

    コメントをどうもありがとうございます。

    確かに、総悲観で値頃になり値段が上がる株式、FX

    当局の厳正な指導により信用できる案件になったソーシャルレンディング

    では「買い」である理由が異なります。

    文章力に乏しい三流工業大学出身低学歴の戯言と
    ご寛恕いただければ幸いです。

    2018-11-09 09:18 │ from ファイアフェレットURL Edit

    これだけ遅延が続出してお金が集まるのでしょうか。潰れた場合にお金は戻ってくるんでしょうか。

    2018-11-09 10:17 │ from URL

    個別の話となりますので、安易に申し上げられません

    お金が集まるのか、潰れてもお金が集まるのか

    個別の話となりますので、安易に申し上げられません。

    ただし、業者がポンジスキームをやっていない限り、案件の遅延・期失は本記事で述べた①、②の事態であり、業者に責任を一方的に押し付けるわけには、いかないと思っています。

    遅延した業者を一方的に責める論調が大勢の中、私のブログは異色に映ると思います。

    ポンジスキームをやっているならば応援は一切できません。しかし、そうでないのならば、冷静に物事を見極め、ポジティブな材料があればそれをご提示するのもブロガーの役割と思っています。

     いたずらに不安を煽るのは、今現在ソーシャルレンディングに投資している人たちの感情を無視した行為です。

     不安を煽りPV稼ぎに徹する方針の方もいらっしゃるようですが、己の首を絞める行為です。そもそもその方たちが、実際の投資画面のスクリーンショットを提示していない限り、投資している事自体が怪しいと考えています。

    2018-11-09 10:35 │ from ファイアフェレットURL Edit

    No title

    解説おつかれさまです。

    >③もともと無理なプロジェクトで破綻。
    これだけでいいので、当局の指導やら、法整備などをして無くなればと。
    ①や②になりつつも、トータルでプラスになれるよう、ファンドを選んでいければと思っています。

    ※①や②は、ソーシャルレンディングですもの。非難するのはちょっと違うと考えています。

    2018-11-09 22:35 │ from けむけむURL

    ③さえなくなればと思います。

    けむけむさん、ご無沙汰しています。

    コメントをどうもありがとうございます。

    SAMURAIのセミナーで澤田社長は言葉を選んだ発言をしており、③がどこかは具体的に述べられていませんでした。

    ただSAMURAIでは国内不動産も投資、実需用ともに扱っており知見がある。国内の不動産で10~12%など絶対に無理であるという話を述べられており「あ、あそこのことをいっているんだな」ということははっきりわかるものでした。

    ①、②の事態しか起きないのでしたらソーシャルレンディングのリスクは限定的に抑えられるはずです。たとえ利回りが今より低下しようが。

    早いところ情報開示がなされて、投資家が案件を見極められるようになればよいのですが。

    2018-11-10 00:38 │ from ファイアフェレットURL Edit

    No title

    >みんなクレジット、ラッキーバンクのときには行政処分勧告の際にポンジスキームが指摘されました。

    ラッキバンクに対してポンジスキームの指摘がされたというソースはあるのでしょうか?
    私の情報不足の場合は申し訳ございません。

    2018-11-10 03:58 │ from URL

    返済不能である案件の募集を継続していたことを指摘したことをもってです

    2018-11-10 03:58にコメントを頂いた方へ

    2018/2/20 ラッキーバンクに対する行政処分勧告がなされました
    https://quadstormferret.blog.fc2.com/blog-entry-1180.html

    に記しましたが、ラッキーバンクは2017年3月時点で案件が行き詰まっていたことを証券取引等監視委員会が指摘しました。

    それにも限らず、2018年2月まで募集を継続していました。このことをポンジスキームと私は考えています。
    ※同記事ではポンジスキームではないと書いてありますが、これはあくまで「法律上」の話です。

     その後、たとえ法律上ではそうではないとしても、事業・担保の価値がない場合、リファイナンス案件の募集はポンジスキームと考えるようになりました。下記SAMURAIのセミナーで話を聞いてからです。

    2018/8/25 SAMURAIセミナー参加報告 その2
    https://quadstormferret.blog.fc2.com/blog-entry-1479.html

    ご回答にはなったでしょうか。

    2018-11-10 13:47 │ from ファイアフェレットURL Edit

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