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    SAMURAI セミナー参加報告 その3


     2018年7月27日に新橋、コンファレンスセンターで開かれたSAMURAIのセミナーに参加してまいりました。第2部「質疑応答」の様子を2日に渡ってお伝えします。

    01_SAMURAIセミナー参加報告
    セミナー中のSAMURAI証券の澤田聖陽社長

    第1部「激動のソーシャルレンディング発展期」~業界は今~については

    2018/08/24 SAMURAIセミナー参加報告1

    2018/08/25 SAMURAIセミナー参加報告2

     でお伝えしました。今回からは第2部の質疑応答の様子をお伝えします。回答は全てSAMURAI証券代表取締役澤田聖陽社長からのものです。第一部の内容を踏まえていないと理解が難しい箇所がありますので、上記記事でセミナー第1部の内容を踏まえてからお読みになることをお薦めします。

     SAMURAIの商品だけではなく、投信全般について丁寧に回答してもらえました。以下Q&Aの形で記していきます。

    Q1.SAMURAIのファンドでリスクが顕在化しない工夫について、詳しく説明してほしい



    A1.デューデリをしっかりして、変な案件はやらない

     案件のデューデリ(デューデリジェンス:投資価値判断)につきると思う。変な案件をやらないのが最大のリスクヘッジと考えている。いろいろやりたいところはあるが、お客さんの立場にたって、これはやるべきじゃないは踏みとどまる。

    例えば不動産ファンドならば担保が適切かつLTVが高くない案件への貸付はOKだと思う。

     いつの時代もそうだが、数字をのばしたいという誘惑にかられて、なんとかの馬車ではないが鉛筆なめなめしてしまう人は業界にいる。SAMURAIは決してそのようなことはしないようにしている。

    Q2.日本で高利回りファンドはリスクが高いとのことだが、クラウドクレジットのような海外ならばOKか?



    A2.クラウドクレジットはリスクが最大限顕在化しないようにしている

     それはありだと思う。クラウドクレジットさんのように海外、また国内でも不良債権を集めてきて作るファンドはいい例だ。相応のリスクはある(ことを理解したうえでの)10%はありだと思う。海外、特に新興国は経済規模が小さい分グローバルな影響を受けやすい。クラウドクレジットさんは最大限リスクが顕在化しないようにしていると思う。

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    Q3.米ドル一人勝ちとのことだが、新興国ファンド、通貨の買い場はあるか?



    A4.長期的に待てるのならば可能性はある

     トルコリラ、外債、ブラジルレア、長い期間待てるのならば良い場合もあると思う。ただデフォルトだけは注意だ。人それぞれの投資性向の話だと思う。外債に限らず国内でもそういう案件はある。例えば西松建設の株式を半分に下がった時に買う、その後、3倍以上になった。待てる投資家にとっては買い場もあると思う。


    Q4.先程、水増し担保という言葉が出たがどういう意味か?



    A4.実際の売却価格から上振れして評価されている担保

     適切な価格が見積もられていない担保を指す。実は不動産価値評価は幅がある。不動産鑑定士の違いにより50億円から75億円まで差があるときもある。高いほうが水増しとはかぎらないが、実際に不動産を売った場合にどのくらいのお金にのなるのかが大事だ。


    Q5.ファンド間の利益相反とは?リファイナンスのことをいっているのか?



    A5.リファイナンスはもっとも利益相反となりやすい事例

     リファイナンスは本質的な利益相反をはらんでいる。同じ営業者のソーシャルレンディング案件Aに最大限の投資家重視をするのか、案件Bへ最大限の努力をするのか、そこに利益相反の芽がある。

     だたし、リファイナンスということをしっかり開示して、投資家が納得して投資するならばそれは利益相反ではない。しかしそれを開示せず、ファンドAの事業価値が失われ、担保も毀損している。償還ができないと分かっていながら、ファンドBでファンドAをリファイナンスするのはあまりに誠実でない。

     日本は利益相反に甘い。例えば欧米では認められていない、不動産取引における両手取引が当たり前に行われている。同じ事業者におけるリファイナンスは、利益相反をはらんでいるので、しっかりとした情報開示が必要だろう。

     利益相反はいろいろなところにあるが、リファイナンスはあくまでで起こりやすい一例だ。金融事業者の誠実義務(フィデューシャリー・デューティー)が問われている。

    本日はここまでにさせてください。

    次回記事
    2018/09/18 SAMURAI セミナー参加報告 その4

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