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    トラストレンディングの今後の経営方針についてお話を伺ってきました! 後編


    本記事は

    2018/7/27 トラストレンディングの今後の経営方針についてお話を伺ってきました! 前編

     の続きとなります。トラストレンディングの経営陣から教えていただいた、ここだけの情報をご提供いたします。


    西日本豪雨被災地支援キャンペーンについて


     6月末から7月8日かけて起こった西日本豪雨被災だが、10万円以上を寄付していただいた投資家に500円のQUOカードをプレゼントする。1人1回の適用で2018年12月31日まで続ける。1枚あたり10円が被災地に寄付できるが、赤十字と独自に交渉ができるならばもっと寄付額を上げることも考えている。

     QUOカードの絵柄は赤十字が用意した既存のものを利用しているが、当社独自のものもできないかも検討している。

     誕生日に送らせて頂いている招き猫のQUOカードもセンスが良いというお声をよくいただくが、実はそれも既存品である。

     サービス開始は2018年7月11日で被災直後だが、これは週一で開いている役員会で決めた。この役員会の決定事項をすぐに実施できる、軽いフットワークが当社の強みだ。


    トラストレンディングのグループ内融資の割合は1%未満


     みんなのクレジットとラッキーバンクではグループ内融資が問題発生の大きな原因となった。そのためか当社がグループ内融資を行っているかの質問をよくいただく。

     当社の場合、複数化により案件1と案件2を組み合わせたファンドを提供しているが、案件1が3,000~5,000万円で案件2が10万円という構成が多い。案件1は完全なグループ外融資であり、案件2がグループ内融資となる。だからグループ内融資の割合は金額的には1%未満となる。

    グループ内外に限らず審査はしっかり行ったうえで融資を行っている。

    とのことでした。


    トラストレンディングの高利回りについて


     他の会社での高利回り案件は、不動産(ヘルスケア、ホテル、マンションなど)の開発やリノベーション、自然エネルギー発電所などの開発を行い、それを売却することにより、短期で高収益を出して投資家に分配するというモデルが多いです。
     それに対してトラストレンディングではそういった開発系の案件は比較的少ないです。なぜ高利回りの案件を組成できるのかを尋ねてみました。

     トラストレンディングでは大型案件を扱うことが多いのですが、例えば10億円の資金が必要ならば9億円は自己資金、あるいは低金利で調達して、1億円は投資家から高利回りで調達する。ということが多いそうです。10億全部を高利回りで調達してしまうとカツカツになってしまいますが、1億円を投資家から募集する体制にすると資金調達を柔軟、起動的にやりやすいとのことでした。
     ただ融資先の審査は本当に厳選しているそうです。基本融資相談にくる先は銀行からも、大手のノンバンクからも融資を受けられなかったところが多く、お断りすることがほとんどであるとのことでした。


    なぜ融資先は銀行ではなくトラストレンディングで資金を調達するか


     なぜ融資先は低利回りの銀行ではなく、トラストレンディングで資金を調達するのか?これまでの私の知識では銀行から融資を受けない理由としては

    1.銀行は審査に時間がかかり、機動的な資金の調達ができない
    2.銀行は赤字の会社、若い会社には融資しない
    3.銀行はたとえ優良会社であっても資金使途(開発、転売案件等)によっては貸さない
    4.銀行は短期、少額の融資を喜ばない


    といった理由が代表的なものでした。今回私が新しく知った「貸してもらえない」理由は

    5.債権譲渡禁止特約がついている債権を担保に、銀行から融資はしてもらえない

    です。

     トラストレンディングでは公共工事で、ゼネコンから仕事を請負い、そのための資金を必要としている会社へ融資する案件が多数あります。そうした案件の担保は、たいていが「債権」が担保についています。もし融資先が返済を滞らせると、ゼネコンに債権を持っていき現金化することができます。

     この債権は融資先が仕事をすればするほど現金化できる価値が上がり、十分な担保となるものなのですが、難点があり、ゼネコンが勝手な譲渡(売却)や銀行融資の担保とすることを禁じています。
     銀行がもし債権を担保に取るとすると、即座にゼネコンにそのことを通知します。また今後の支払いは銀行に行うことをゼネコンに求めます。
     
     ゼネコンはそれを嫌って、債権譲渡禁止特約をつけています。

     しかしトラストレンディングのような、ノンバンクならば画一的でないスキームを構築し、担保として引き受けることが可能です。トラストレンディングは同債権を担保にとるにあたり、事前にゼネコン又はその取り纏め会社に対して、貸付先へ融資を行う事実、今後はトラストレンディングが請負代金の集金代行を行う旨の承諾を取り付けます。なお法務局での債権譲渡登記は行い、支払いが滞った場合の取り立ての権利はしっかり確保します。
     
     同様のものとして割賦債権があります。同債権を信販会社(オートローン)から大量に仕入れた案件の組成が過去、トラストレンディングでありました。これも債務者が多すぎて銀行が担保にできない件でした。万が一、この割賦債権を担保にして銀行からお金を借りると、数百人もの債務者に一斉に銀行から通知が行ってびっくりさせることになるからです。

     この場合は万が一支払いが滞ると数百人の債務者からの取り立てをトラストレンディングが行うことになります。そうした場合でもトラストレンディングは金融機関との契約により、債務者の銀行口座から自動引落を行える集金代行業務を長年行っているため、顧客である各債務者から貸付先への信用力を低下させることなく、かつ極力債務者に不安を与えない形で取り立てを行うことができます。
    ※トラストレンディング自身がアプラス・オリコ・ジャックスといった信販会社(個別信用購入あっせん業者)でもあります。


    今後も投資家とリスクをシェアする案件を


     トラストレンディングは今までもそうですが、今後も自己資金で貸し付けて良いと判断した企業にしか貸付は行いません。ラッキーバンクにおいては、その当たり前の判断が行なわれず、投資家のお金が社長の親族の会社(ウィングトラスト)に、それも返済が不能になっていた融資先に行なわれました。
     もしラッキーバンクとウィングトラストに全く繋がりがなく、かつラッキーバンクの自己資金で融資するならば、絶対に行なわれなかった融資です。100%投資家の資金であり、ラッキーバンクの金銭的ダメージがゼロだからこそ起こりました。
     上記したとおりトラストレンディングではグループ内融資は1%未満です。

     そこのところは当局と徹底的に話し合ったそうです。当局はソーシャルレンディング事業開始前の審査で、次の疑念をトラストレンディングにぶつけました。自己資金分の融資は硬いところに行い、投資家資金ではリスクの高いところに行うのではないかと。
     トラストレンディングは、今後融資はソーシャルレンディングをメインに行い、自己資金で融資できない相手には当然ソーシャルレンディングでも融資を行なわないとの方針を当局に伝えました。
     案件で万が一満額集まらなかった場合、また申込みがあった投資家からの振込がなかった場合は、自己資金を出して融資を行います。

     また、「共同融資」という形の案件も今後も出していきます。共同融資の案件は過去もトラストレンディングでありましたが、たとえば10億円の案件ならば7億円分を投資家から集め、3億円をトラストレンディングの自己資金で出すような方式です。投資家とトラストレンディングがともにリスクを負うことになります。


    共同案件ではトラストレンディングが劣後を引き受ける


     上記共同融資ではトラストレンディングが「劣後」を引き受けます。つまり上記10億円の共同融資で投資家が7億円、3億円がトラストレンディングの出資分だとしたら、3億円までの損失は全てトラストレンディングが引き受けます。損失が3億円以上発生しない限り投資家に損失はありません。

     これはTATERU Fundingの案件と同じです。この劣後を引き受けるというのは当局からの投資家保護の指導ではなく、あくまでトラストレンディング自身の投資家保護の姿勢、また硬い案件組成を行うことの自信から、来ているとのことでした。


    最後に


     先日お伝えしたトラストレンディングのレンディングシステムを他の貸金業者や第二種金融商品取引業者へ提供することもそうですが、ソーシャルレンディングの仕組み、業者の経営姿勢について、大変興味深い話を伺うことができました。

    実に勉強になりました。皆様の投資判断にもお役に立てば大変光栄だと考えています。

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    2018年6月末時点で以下のサービスで資金を運用中です。
    1.maneo : 約462万円
    2.AQUSH : 約49万円
    3. クラウドバンク: 約232万円
    4.SBIソーシャルレンディング:約83万円
    5.クラウドクレジット:約262万円
    6.ラッキーバンク : 約51万円
    7.オーナーズブック:227万円
    8.LCレンディング : 約59万円
    9.ガイアファンディング : 約210万円
    10.トラストレンディング : 約180万円
    11.クラウドリース : 約171万円
    12.スマートレンド : 約33万円
    13.グリーンインフラレンディング:約223万円
    14.さくらソーシャルレンディング:約64万円
    15. TATERU Funding:50万円
    16.クラウドリアルティ:30万円
    17.ポケットファンディング:約63万円
    18.アメリカンファンディング:約52万円
    19.キャッシュフローファイナンス:約52万円
    20.アップルバンク:約52万円
    21.プレリートファンド:約82万円
    22.エメラダ・エクイティ:70万円
    23.SAMURAI: 35万円
    24.LENDEX:50万円
    (総額:約2,842万円)

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