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    ラッキーバンクへの行政処分内容発表、多くの人が誤解している2つのこと


     ラッキーバンクへの行政処分が昨日(2018/3/2)に関東財務局より発表されました。証券取引等監視委員会から処分勧告が出されたのが2/20ですから1周間以上たっての発表となります。

    ラッキーバンクインベストメントに対する行政処分につい

     処分は「業務改善命令」となりました。投資家が恐れていた「業務停止命令」にはなりませんでした。ソーシャルレンディングの運営会社に業務停止を伴わない業務改善命令が下されるのはクラウドバンクに続きラッキーバンクが2社目となります。

     ラッキーバンクの投資家として案件募集などが滞る業務停止命令がくだされなかったことをまずはと喜びたいと思います。業務改善命令を要約しますと
    1. 行政処分理由の顧客への徹底説明を果たすこと
    2. 法令違反、投資家保護を疎かにした理由の究明、改善
    3. 責任の所在の明確化、金融商品取引業者としての内部管理体制の再構築
    4. 顧客への問い合わせへの誠実な対応、投資家保護
    5. 1)~4)の対応・実施状況の2018/4/2までの報告、その後完了まで継続的な報告
    となります。これらがしっかり行われることに期待です。

     さて今回の処分に関わる一連の出来事で、多くの人が誤解している2つのことに触れたいと思います。そしてその誤解を解きたいと思います。

    誤解1 業務停止命令の有無、その期間は処分理由(罪)の重さに必ずしも比例しない。


     処分理由が悪質であることまたその重大性は必ずしも、業務停止命令における停止期間の長さに比例しません。業界関係者から聞きましたが、「その処分理由を改善するのに必要な期間」が業務停止期間の目安となるそうです。

     過去のソーシャルレンディング業者への行政処分においてクラウドバンクには3ヶ月、みんなのクレジットには1ヶ月の業務停止命令がくだされました。

     クラウドバンクは顧客の資金管理という、システムの根幹に関わる改善であり、ある程度の時間が関わることが主な処分理由であったため、長い業務停止期間が課されました。一方みんなのクレジットは(今から思えば悪質な)問題行為をただ止めればよかったので短い処分期間となりました。

     上記2社をくらべて「クラウドバンクの方が悪質だった」と考える人は今では1人もいないはずです。業務停止期間は「改善に必要な時間」が目安であり、必ずしも処分理由の重さに比例しないのです。

     今回、ラッキーバンクは処分理由とされていた不適切な融資審査、担保価値の表示は既に改善されていると思われます(監査から1年が経過し、その間当局との折衝が行われています)。

    このことが、業務停止命令が行われなかった理由と私は考えます。

     今回のラッキーバンクの処分理由は、残念ながらクラウドバンクよりはみんなのクレジットのそれに近いものです。もちろん当局が本気で悪質と考えていたのならば、改善に時間がかからない・既に改善されていたとしても、みんなのクレジットのように業務停止命令がくだされていたでしょう。当局はラッキーバンクの改善努力に一定の信頼をおいたものと私は考えます。

     ラッキーバンクには是非、業務改善命令の徹底的な履行につとめ、投資家の不安を払拭して欲しいと思っています。私も一投資家として心から応援します。田中社長は処分勧告がなされてから、自ら矢面にたって、顧客への説明に当たっていました。その姿勢に期待です。


    誤解2 X社はLBIリアルティ社ではない


     行政処分理由に登場するX社、田中社長の親族が経営する会社であり、融資のほとんどがそこへ行われています。この会社がラッキーバンクのグループ会社であるLBIリアルティであると考えている人が多いようです。私はそうでないと考えています。その理由を2つ挙げたいと思います。

    理由1) LBIリアルティは田中社長の親族ではなく、田中社長本人が経営する会社


    LBIリアルティは田中社長の親族ではなく、田中社長本人が社長として経営する会社です。これは設立時から変わっていません。

    LBIリアルティ株式会社

     証券取引等監視委員会も、本人が経営していることを「親族が経営している」などとは言い換えたりはしないでしょう。またグループ会社ならばやはりそのことを処分理由に記すでしょう(みんなのクレジットのときは「親会社である」と指摘していました)。

    理由2) 田中社長が公然と否定している、またその説明に矛盾がない


     田中社長は2017年3月8日に開催されたソーシャルレンディングサミット(クラウドポート主催)において、一般参加者から、グループ会社に対する融資について質問を受けています。下記のような質疑応答がなされました。

    参加者からの質問
     ラッキーバンクはグループ会社にも融資を行っていると思うが、それは貸付額全体のうち、どのくらい割合となるのか?

    田中社長からの回答
     当社のグループ会社LBIリアルティは立ちあがりから半年ほどなので、不動産事業の実績、またラッキーバンクからの融資実績はまだない。今後の方向性としては年間累計50億円を外部へ貸付け、欲を言えば同じくらいの額を子会社に融資して、不動産事業を展開していき、(年間)合計100億円を目指したい。
     実際(直近の目標)としては年間グループ内で10から15億円の間で融資を実行していきたい。


    参考
    2018/1/5 ソーシャルレンディングサミット参加報告 その10-ディスカッション その3-

     この発言は私も含め、多くの参加者が聞いています。

     田中社長が述べた通り、当時、LBIリアルティは設立後わずか半年、それに対してラッキーバンクがサービスを開始してからサミット時点で2年以上が経過しています(サービス開始が2014年12月)。他ならぬ監査が行われていたのはまさにサミットが開催されていたその時です。その時の監査理由にもとづき、今回の処分が行われたのだとしたら、ラッキーバンクのほとんどの融資先であるX社が、誕生後半年のLBIリアルティと考えるのはいろいろ無理が生じます。

    ラッキーバンクの誠実な運営、業務継続に期待


     いかがでしょうか。上記2つの事柄が多くの方が考えていることとは違うこと、つまり誤解であること、またその解消に繋がったでしょうか。
     さてラッキーバンクの信用回復はこれからです。ラッキーバンクの運用実績一覧のページで確認できますが、運用金額約149億円時点での運用中金額(未償還額)は66億円、現在運用金額は約155億円ですから、未償還額はもうちょっと増えているでしょう。

    ラッキーバンクの運用実績

    これだけの金額を投資家から預かっている責任がラッキーバンクにはあります。

     是非、投資家への誠実な態度、しっかりとした案件の運用・募集を継続し、分配、償還を行ってくれることを期待します。改めて一投資家として応援の言葉を述べたいと思います。

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    ※ソーシャルレンディングとはどのような金融商品であるかの解説記事を書きました。お読みいただけると嬉しいです。
    2018/3/17 ソーシャルレンディングとはどのような投資商品なのか、その魅力を徹底解説します。

    2018年1月末時点で以下のサービスで資金を運用中です。
    1.maneo : 約452万円
    2.AQUSH : 約59万円
    3. クラウドバンク: 約228万円
    4.SBIソーシャルレンディング:約5万円
    5.クラウドクレジット:約259万円
    6.ラッキーバンク : 約53万円
    7.オーナーズブック:224万円
    8.LCレンディング : 約236万円
    9.ガイアファンディング : 約205万円
    10.トラストレンディング : 180万円
    11.クラウドリース : 約165万円
    12.スマートレンド : 約32万円
    13.グリーンインフラレンディング:約214万円
    14.さくらソーシャルレンディング:約63万円
    15.クラウドリアルティ:30万円
    16.ポケットファンディング:約62万円
    17.アメリカンファンディング:約51万円
    18.キャッシュフローファイナンス:約51万円
    19.アップルバンク:約51万円
    20.プレリートファンド:80万円
    21.エメラダ・エクイティ:35万円
    (総額:約2,736万円)

    この記事についてはコメント欄で質問をいただき、それに回答する形の記事を作成しました。

    2018/3/4 ラッキーバンクの行政処分にあるX社はLBIリアルティはなのか?再検討

    をご参照ください。

    貸し倒れ0件!SBIグループの提供する実績と信用のソーシャルレンディング・募集実績300億円超え!SBIソーシャルレンディング

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    No title

    「X社はLBIリアルティ社ではない」とおっしゃっていますが、LBIリアルティ社の公式サイト(http://lbi-realty.co.jp/)を見ると、累積調達金額が、15,529,450,000円となっており、ラッキーバンクの累計調達金額と一致しています。

    また、グループスキーム図からも、LBIリアルティ社を経由して、貸付しているように読み取れます。

    この点をどのように考えているか教えてください。

    2018-03-03 16:26 │ from 投資家URL

    再検討を行います。

    投資家さん
    ご指摘、どうもありがとうございます。

    「どう考えているか?」のお問い合わせについきましては、「まだ解らないが、ひょっとしたら間違えているかもしれないと考えている」が現在出せる回答です。

     正直、LBIリアルティが、ラッキーバンクと同額の「累計調達額」をそのように表示していることを、ご指摘いただくまで気づきませんでした。

    現在再検討を行っているところです。

     長くなりそうなので、1つの記事にして明日1つの記事としてご回答を掲載しようと考えております。


     改めて私の至らないところをご指摘いただいた御礼を申し上げます。また至らない記事を書いてしまったことをお詫びします。

    これからもよろしくお願いします。

    2018-03-03 17:32 │ from ファイアフェレットURL Edit

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