FC2ブログ

    SBIソーシャルレンディングはなぜ北尾吉孝氏の著書の中で無視されるのか? 前編 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

    ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト ホーム » SBIソーシャルレンディング » SBIソーシャルレンディングはなぜ北尾吉孝氏の著書の中で無視されるのか? 前編

    SBIソーシャルレンディングはなぜ北尾吉孝氏の著書の中で無視されるのか? 前編


    北尾吉孝氏がFinTechを俯瞰する本を編集


     先日、「成功企業に学ぶ 実践フィンテック」という本を読みました。

     つい先日、暗号通貨流出事件を起こした、コインチェック社を「カス中のカス」と評したSBIホールディング代表取締役社長CEOである北尾吉孝氏が編集した本です。

    ※北尾氏の執筆部分は「まえがき」、「1章:インターネット革命とフィンテックの進化」、「2章:SBIグループの進化の軌跡」

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    成功企業に学ぶ 実践フィンテック [ 北尾 吉孝 ]
    価格:1944円(税込、送料無料) (2017/7/26時点)



     タイトルどおり「SBIグループ以外」の成功したFinTech企業の代表者へ実際にインタビューを行う内容から大部分が構成されています。それに加えてSBIグループにおけるFinTechへの取り組みも様々に紹介されています。

     本記事は書評ではありません。この本においていかにSBIソーシャルレンディングが、徹底的に無視・消去・抹消されているかを歴史に残そうかと思って書いています。

     SBIソーシャルレンディングは間違いなく日本有数のソーシャルレンディング業者です(投資家からの募集額が業界2位)。将来的な成長が望めます。しかしSBIグループ内ではFinTechとして扱われていなかったことがよくわかる本です。

    ※あくまで「かつて」はです。現在SBIソーシャルレンディングはSBI FinTech Solutionsの子会社となり、グループ内でFinTech企業としての立場を強固なものとしつつあります。

    参考
    2017/11/3 SBIソーシャルレンディングがFacebookページを新設しました

     最初にお断りしておきますと、この本に「SBIソーシャルレンディング」は一切登場しません。ページの最初から最後まで読んだつもりですが、恐らく「ソーシャルレンディング」という言葉も載せられてないと思います。

    ※「クラウドファンディング」は登場、後述

    SBIグループの総裁が著したFinTechの本なのになぜSBIソーシャルレンディングが載せられていないのか?

    FinTechの最もホットな分野であるソーシャルレンディングになぜ一切触れないのか?


    その理由ははっきりとは書かれていません。

    ただ編者の北尾吉孝氏がそう望んだのだろう、としか言えません。

    北尾氏は何らかの理由でソーシャルレンディングに良い感情を持っていないから載せなかった、

    が最も自然な考えですが、それが正しいのかも、その理由も同著からは読み取れません。

    ただ私は同著において、SBIソーシャルレンディングが徹底的に無視されているという事実を

    1.AQUSHの運営会社の社長へのインタビューにおいて一切ソーシャルレンディングに触れない

    2.SBIグループのFinTechの取り組みについて触れているのにSBIソーシャルレンディングについて一切触れない

    3. FinTechについて触れる箇所においても一切ソーシャルレンディングについて触れない


    の3点からご紹介したいと思います。


    1.AQUSHの運営会社の社長へのインタビューにおいて一切ソーシャルレンディングに触れない


     同著の「第4章 躍進するフィンテック企業」においてはSBIグループ外のFinTech企業へのインタビューが行われています。同章126~135Pでは「決済 ⑥エクスチェンジコーポレーション」としてAQUSHの運営会社、エクスチェンジコーポレーションCEOのラッセル・カマー氏へのインタビューが行われています。

     同社が手がけるクレジットカード不要の決済サービス「Paidy」について述べられており、実にボリュームがある中身となっています。

     しかし同社のもうひとつのFinTechサービスである、ソーシャルレンディングのAQUSHには一切触れられていません。もっともこれだけでは北尾吉孝氏がソーシャルレンディングを嫌って除外したとは言えないでしょう。

     エクスチェンジコーポレーションの方から現在開店休業状態であるAQUSHに触れられるのを好まなかった可能性もあります。そもそもPaidyの取材をしているのに、AQUSHについて触れなければならない理由もありません。

     ここではただ、「ソーシャルレンディングのAQUSHについて一切触れられていない」という事実を挙げるだけに留まらせていただきます。

     なお、同様にP98~110には「クラウドファンディング④ ミュージックセキュリティーズ」として、同社代表の小松真実氏へのインタビューがおこなわれています。同社が運営する事業投資型クラウドファンディング「セキュリテ」について実に詳しく書かれています。また、「投資型クラウドファンディング」という用語も使われていますが、やはりソーシャルレンディングへの言及はありません。


    2.SBIグループのFinTechの取り組みについて触れているのにSBIソーシャルレンディングについて一切触れない


     同著の28PからはSBIグループのFinTechへの取り組みについて述べられています。1999年に証券事業からスタートし2007年には銀行、2008年には損害保険、2015年には生命保険事業、2016年には他の決済・送金を統合してインターネットをメインチャンネルとする金融サービスの生態系を完成させたことが語られます。

     ソーシャルレンディングに参入したのは2011年ですが、一切そのことに触れられていません。

     28~56PまでFinTechにおける同社の取り組みが語られます。仮想通貨・決済・ブロックチェーン・ビッグデータ・ブロックチェーン・AI・ロボアドバイザー・API・クラウド(会計)など、ありとあらゆるFinTech用語が登場しますが、「ソーシャルレンディング(P2Pレンディング)」だけには言及がありません。したがってSBIソーシャルレンディングについても一切触れられていません。

     なお、「クラウドファンディング」は一箇所だけこのパートに登場しますが、「投資をおこなっている」とだけ書かれ、具体的な取り組みについては書かれていません。

    SBISL_20170525_205859.jpg

     これが32Pに掲載されているSBIホールディングスを中心とする「金融生態系」です。

     この図は明確に同グループのFinTechどころか金融生態系としてSBIソーシャルレンディングが含まれていない、あるいは敢えて無視されていることを如実に表しているといえるでしょう。

    今回はここまでにさせてください。

    次回記事
    2018/2/3 SBIソーシャルレンディングはなぜ北尾吉孝氏の著書の中で無視されるのか? 後編

    SBIソーシャルレンディング公式WEBサイトへ
    にほんブログ村 株ブログ ソーシャルレンディングへ
    にほんブログ村
    関連記事
    コメント
    非公開コメント

    No title

    昨年(一昨年?)のSBIホールディングスの株総会をネットで見た時に、
    フィンテックの会社数社をまとめて1社にしてアメリカ市場に上場させて
    高値で売り飛ばしてもいいと考えていると言ってました。
    そのグループ企業の地味なフィンテック約3社ぐらいの中にSBIソーシャルレンディングの名が入っていました。SBI証券は絶対売らないとも言ってました。
    まだその売り飛ばす考えを捨てて無いのかも知れません。
    北尾氏のワンマンぶりがよく分かる自信満々の総会でした。

    2018-02-03 00:17 │ from 軽太郎URL

    できればSBIグループ内で頑張って欲しいです

    軽太郎さん

    情報提供をどうもありがとうございます。

    お伝えいただいた情報を私なりに整理すると

    そのまとめて一社となった会社がSBIソーシャルレンディングの親会社であるSBI FinTech Solutionsであり、ひょっとしたらアメリカで上場して売却されてしまうかもしれない、

    でもSBI証券を売却することはけっしてない

    ということかと思います。

    私はSBI FinTech Solutionsが設立されたのはSBIソーシャルレンディングのグループ内における地位が認められたためと考えていたのですが、そのような動きがあったとは驚きです。

    北尾氏は軽太郎さんが仰る通り、年配の男性経営者の特有のワンマンさ、それに付属する性格をお持ちの方のようです。

    コインチェックを公然と罵倒する姿勢、サトシ・ナカモト氏と面会したと公言すること、堀江貴文氏の発言がそれを物語っています。ただこのような方は前言を翻すことも平気ですので、その心変わりに期待したいです。

    北尾氏がSBIソーシャルレンディング、またソーシャルレンディングに触れない理由の推測は、本日私が投稿した本記事の後編でもふれました。ご意見をいただければ幸いです。

    SBIソーシャルレンディングが最近セミナーを開催するなど動きが活発です。別に売却されたからいって国内ソーシャルレンディングとして活躍することに変わりはないのかもしれませんが、私としてはなんとなくSBIグループ内で頑張って欲しいと思っています。

    2018-02-03 15:16 │ from ファイアフェレットURL Edit

    トラックバック

    https://quadstormferret.blog.fc2.com/tb.php/1146-dbbbdcb7