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    エメラダ・エクイティセミナー参加報告その3 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    エメラダ・エクイティセミナー参加報告その3

     
    2017年12月26日に東京大手町のFINOLABで開かれたエメラダ・エクイティのセミナー参加報告その3です。

    その2は

    2018/1/8"エメラダ・エクイティセミナー参加報告その2

    をご参照ください。

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    株式、エメラダ新株予約権のどちらで資金調達を行うべきか?


     そうしたしっかりとしたプロの投資家の資金が入った案件を個人の投資家さんにご紹介するにあたって、我々が工夫をしていることが、「どういった有価証券」のもとで投資をしていただくかである。ここがすごく大事になってくる。なぜかというとクラウドファンディングでは数百人もの投資家から資金を集めることになる。この時どういった有価証券でお金を集めるかで、企業からするとすごく使いやすいスキームとすごく使いにくいスキームにはっきり別れてしまう。

     有価証券は一度発行してしまうとそれを「無し」にする、ないし買い戻すのはとても大変なこととなる。なので一度間違った方法で資金調達をしてしまうと非常に後が大変になってしまう。

    11_エメラダ・エクイティセミナー2

     具体的にいうと我々は株式ではなく、新株予約権を利用したクラウドファンディングであることを特徴としている。株式でクラウドファンディングをしてしまうとどういうことが起きるか?

    株主管理にコストと時間がかかるリスク


     我々が取り扱う案件の投資先企業はいずれも少数精鋭で四六時中仕事のことを考え、事業をどのように成功させるかに心を砕いている。そこに数百名の投資家がクラウドファンディングを通じて、ばっと入ってきた。そうなってしまうと株主の管理コストが非常に高くなってしまう。

     例えば重要な決定をするために株主総会を開くとする、株主はそこに出席して意見を述べ議決権を行使する権利がある。株主総会招集通知を毎回送って出席を募り意見を聞く、こういう手間が投資家数に比例して大きくなっていく。上場企業ならば信託銀行、証券代行会社がコストはかかるがしっかりやってくれる。しかし株式型クラウドファンディングで資金を募るアーリーステージの企業にとっては、そのようなコストも時間も勿体無い。また我々もそういう負担を強いるべきではないと考えている、これが一つである。

    その後の資金調達が大変になるリスク


    もう一つは株式型クラウドファンディングで一回資金調達をすると、次回以降の資金調達をすることがすごく難しくなってしまうリスクがある。我々もいろいろなVC、企業のM&A担当部署にヒアリングをしたのだが、口を揃えて彼らがいうことは「数百人もの個人投資家が連なっている会社には怖くて投資をできない」ということだ。株主というのは強い権利を持った人たちである。そうした中に反社(反社会的勢力)に近い人、あるいはそのものがいるというリスクは投資の意思決定にすごく関わってくる。
     特にエスタブリッシュな会社であればあるほど、そのリスクを嫌いどんなに良い会社でもそういった状況がある会社には絶対投資をしないと、皆様がおっしゃる。

     我々がそういう(株式を投資家に提供する)スキームを提案してしまうと、その後その会社が資金調達をできなくなるリスクがすごく高くなってしまう。そこで私たちは(上記写真の)左側の株式のスキームはやってはいけない、やるべきではないと思っている。

    エメラダの出した答えが新株予約権


     特に(エメラダ・エクイティが扱う)既存のプロの投資家が入っている良い企業であるほど、既存の投資家さんが「絶対そのスキームでは資金調達をするな」とおっしゃる。したがってエメラダも左側のスキームは扱えない。じゃあどういうスキームを扱うのか?となると我々の答えとしては右の「エメラダ新株予約権」という形になる。

     このスキームでは投資家は株主ではない、将来行使をすると株主になれる権利に投資をするという形になる。ベンチャー企業は行使をされない限り株主は増えない、「エメラダ新株予約権」ではIPO後でないと基本権利を行使できないと制限をつけている。
    企業にとっては株主が増えずに経営ができるというメリットがある。一方投資家は新株予約権を保持して未上場の間は(株主ではない)投資家という立場である。しかしエグジット(IPO、M&A)の際には株主と同じリターンを得ることができる。ただし株主のように議決権を行使する、情報開示の要求を株主のようにするということは未上場の間はできない。
     こうしたスキームをとっている背景には繰り返しになるが、良い会社ほど株主管理コスト、またその後の資金調達ができなくなるリスクを嫌う。それならば投資家の方には新株予約権という形で関わっていただき、エグジットの際には株主と同じリターンをしっかりと得ていただく。

     これが起業家にとってもハッピーであるし、投資家にとっても良い企業に投資できるという意味でハッピーになれる良いスキームだと我々は考えている。

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    熱量のある投資をエメラダは提供する


     株式型クラウドファンディングは高いリターンと、企業の応援という二つの要素があると先程お伝えした。我々は2つ目の企業の応援を重要な要素と捉えている。投資してリターンさえ得られれば良いという投資さんもいると思うし、それはそれで良いと思う。

     しかしあえてここで投資をするということは当然リターンも得たいとお考えだと思う。そのリターンを得るために投資家が直接的に何かしらのサポートをしていけたら、それが結果的に新株取得の行使につながるとしたら、そうした世界観があった方がずっと投資として面白くないですか、ということをお伝えしていきたいと思っている。

    12_エメラダ・エクイティセミナー

     サポートとしては、小さなこととしては投資先の企業が新製品を出したとしたらそれをSNS上で拡散する、あるいは周りにPRしていく。そうしたことでも良いし、企業が人材に困っているとしたら、その人材を紹介するといった大きなことも良いと思う。我々は投資家さんと起業家との距離をより近いもののしたいと思っているし、起業家さんもそれを望んでいる人がすごく多い。

    だからエメラダ・エクイティで投資をするということは、そういうサポートの機会も得ていただくことに、つながると思っていただければと思っている。我々は「熱量のある投資」という表現をさせて頂いているが、ただ金銭的リターンを得ていただくことに加えて、投資家も起業家に何らかのバリューを提供していくというのが、株式投資型クラウドファンディングの良さではないかと思っている。こうした投資にご興味を覚えていただけたら、是非積極的に関わっていただけたらと思っている。

    プレゼンテーションは以上となり、以後Q&Aに移ります。活発な質疑応答が行われました。次回から紹介していきたいと思います。

    次回記事
    2018/1/11 エメラダ・エクイティセミナー参加報告その4

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