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    ソーシャルレンディングサミット参加報告 その10-ディスカッション その3- - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    ソーシャルレンディングサミット参加報告 その10-ディスカッション その3-


     2017/3/8にクラウドポートが開催した「ソーシャルレンディングサミット」の紹介です。今回が10回目となります。

     その9は

    2018/1/4 ソーシャルレンディングサミット参加報告 その9-ディスカッションPart.2-

    をご参照ください。

     10回にわたりお伝えしたソーシャルレンディングサミットですが、今回が最終回となります。


    前回に引き続き「参加者合同パネルディスカッション」をご紹介したいと思います。

     ディスカッションの参加者は
     
    1.クラウドポート 藤田雄一郎社長
    2.maneo 安達義夫取締役
    3.クラウドクレジット 杉山智行社長
    4.オーナーズブック 岩野達志社長
    5.ラッキーバンク田中翔平社長
    6.TATERU FUNDING村上哲也執行役員
    7.CAMPFIRE 家入一真社長


    です。

    Part.2からそのまま続けさせていただきます。


    Q18 藤田社長

    若い人に投資してもらえるようにするにはどうしたらよいと思うか


    A18 ラッキーバンク田中社長

    回答要旨:投資家同士の案件の売買ができるようになれば期待できる


     現状ラッキーバンクの投資家の10~15%はすでに20代の若者だが、実際に多額の投資をしているコアの層は30~40代となっている。金融リテラシー、投資に関する意識は若年層の人でも十分備わっていると思う。

     ただ現状ソーシャルレンディングは各社ともプライマリーマーケット(案件を投資家が買うことしかできない市場)だ。これがセカンダリーマーケット(案件を投資家同士が売買できる市場)になれば、20代前半の人でも投資しやすくなると思う。

     投資後、ファンドを持ち続けるのではなく、誰かと等価交換できるマーケットができれば、若い人でも入りやすくなっていくだろう。


    Q19 藤田社長 レンディング事業はいつごろはじまるのか、ソーシャルレンディング業界はどのようになっていくと考えているのか?

    A19 CAMPFIRE 家入社長

    回答要旨:夏前に向けて頑張っている、若い人の社会貢献意識の高まりに期待


     いつ頃と断言するのは難しいが、夏前までにはということで現在頑張って動いている。

     私はNPO活動のようなことが好きであり、資金が回り回って社会発展になるという流れが理想であり、すごくよいと考えている。

     若い人たちのそうした意識は最近高まっているので、(ソーシャルレンディングと購入型クラウドファンディングが)組み合わさっていくと、若い人たちのお金が事業者により、社会に回っていくと思う。

     多様なサービスが登場していくことにより、面白くなっていくと思う。


     ここで藤田社長から、ソーシャルレンディングサミットの参加者へバトンが渡され質問が続けられました。同じように続けていきたいと思います。


    参加者からの質問1 他社さんのここはすごい、真似をしたいと思うところはあるか

    TATERU FUNDING村上哲也執行役員

     クラウドポートの活動はすごいと思っている。maneoさんは現状事業性融資が中心だが、またかつてのようなCtoC(消費者ローン案件)をやるつもりなないか?

    (質問をmaneoの安達取締役に振る)

    maneo 安達締役

     やって行きたいとおもっているが、現状そのノウハウがない。国内はカードローン、クレジットカードが日本人には普及しているので、そこをどう切り崩していくのかと思っている。

    (ここで杉山社長が出席者からの質問に答える)

    回答1 クラウドクレジット 杉山社長

     maneoさんは日本の市場を牽引している実績があり、市場全体の信頼を加速していただいている。

     ラッキーバンクさんは募集残高が50億円となり、当社は背中を追いかけさせてもらっている状態だが、実行力を見習わせていただきたい。

     オーナーズブックさんはゴールドマン・サックス出身の方が経営されており、10戦10勝ローリスク、ローリターンの展開をしている。

     新しい金融商品はハイリスク・ハイリターンでないと、お客様になかなか見てもらえないところがある。

     そこをぐいぐい入っていく。TATERU FUNDINGは上場企業としてこの市場に参入し、業界全体の信頼性の向上に一役買ってくれている。

     家入さんは参入をお待ちしております(場内爆笑)。


    参加者からの質問2

     3、4年前からmaneoを利用している。高利回りの案件のお知らせがメールで入ると、1分くらいで埋まってしまう。(あぶれてしまう投資家に)救済措置はないのか。


    回答2 maneo 安達取締役

     この場を借りてお詫びしたい。同様のご指摘は多くいただいており、案件を10本同時多数にだすなどの試みはおこなっている 

     現在、投資家から預けてもらったお金を半自動で投資する「maneoファンド」のようなものもできたら面白いなとも考えている。maneoファンドは運用の免許が取れるか、また実際の運用が可能かどうかは分からないが、この問題については常に社内で議論は行っている。


    参加者からの質問3

     ソーシャルレンディングの市場規模は日米で大きな差があるが、業界を大きくするために金融庁にソーシャルレンディング業界として望むことはあるか、


    回答3 オーナーズブック 岩野社長

    回答要旨 規制緩和を進めてほしい


     規制緩和が一番と考えている。FinTechの広がりにつれて、業界同士の連携の動きもある。新しいものをどんどん取りいれることによってマーケットが活性化していく。

     貸金業の規制はかなり昔のものだ。我々の立場からすると、個人がソーシャルレンディングに参加することが、貸金業(を行うことになる)なのか?というそもそもの疑問がある。

     貸金業と言われれば確かにそうかもしれないが、これはこれで新しいものと認めていただき、変わっていけたらよいと思う。

     我々自身も銀行さん(の融資資金)に頼っているところはある。しかしレンディングマーケットにもう少し一般市民が参加してもらえるようになれば、間違いなく成長が見込めると思う。

     一方で中国みたいに規制無しでやってしまうと、数千億一兆円単位でお金を持ち逃げする人が出てきてしまうと思う。

     金融当局が規制を行わなければいけない理由は理解できるので、ちょうどよいバランスは考えてほしい。我々が実績を作っていけば、そこからも変えていけると思う。


    参加者からの質問4

     (サミットに参加するために)静岡から来た。ソーシャルレンディングのセミナーとかはこれからも(東京を中心に)行ってくれるとは思っている。しかし地方からは東京に来にくい。私の周りの人にソーシャルレンディングの話をしても怪しいと思われる。田舎はパチンコをやる人がすごく多い。
    じいさんばあさんも多いので、(訴えかければ)ソーシャルレンディングにお金が回ると思う。地方を攻めていったら面白いと思う。

    地方でセミナーをやったりする動きはあるか?



    回答4 maneo 安達取締役

    回答要旨 前向きに考えたい


    (地方が狙い目というのは)おっしゃる通りだと思う。

     maneoのWEBサイトで公開しているが首都圏の投資家が過半数を超えている。地方を攻めたいという気持ちは多分にある。先週も弊社主催の早朝勉強会において千葉テレビの方に来ていただいて、応援していただいた。またいろいろアピールしていけたらいいと思う。

     (地方の)セミナーについては進めて行きたいと思う。具体的な日程はないが、ご要望がれば静岡なども検討するので、お声がけいただければと思う。

    (ここで藤田社長がひとこと)
    今日のアンケート次第ではこのソーシャルレンディングサミットの地方開催もありえますので、よろしくおねがいします(場内爆笑)。


    参加者からの質問5

     ソーシャルレンディングにおいては銀行と住み分けができていて。銀行にアクセスできない層が融資対象で、またマイナス金利で運用に困った投資家の資金が流れ込んでいると理解している。

     将来のことを考えていると、銀行にアクセスできない層が引き続きマーケットとなっていくのか、それともmaneo(の安達氏)の話にあったローリスクローリターンの領域まで広がっていき、銀行の脅威になっていくのか?



    回答5-1 クラウドクレジット 杉山社長

    回答要旨 銀行とは領域が異なる、これから従来型案件とローリスクの新型案件、両方に広がっていくだろう


     世界中に借り手と見込める人は45億人いるが、そのうち35億人は既存の金融機関へのアクセスができない。そうしたフロンティアに市場を広げていきたい。ただその35億人に広げるために、解決すべき課題はまだまだ多い。

    ※既存の金融機関(銀行など)にアクセスできない人が対象なので、銀行の脅威にはならないという意味

    先ずは投資家様に、より元本の保全性が高い案件を提供していくのが大事だと思っている。

     一方で(収益が)ブレると怖いという投資家様もいらっしゃるので、それは経験させないというのも大事である。

     業界としてスパン(運営期間)が長くなっていっても、投資様に保全性の高い案件の拡充と、(新しい)市場へ踏み込んでいく案件の両方が大事だと思っている。投資家様と借り手の両方の観点からハイリスク・ハイリターンの市場から(投資家元本の)保全性の高い金利が2%というところも、これからどんどん業界から出ていくようになると考えている。


    回答5-2 maneo 安達取締役

    回答要旨 銀行とは協力して事業を展開していく


     弊社の株主にメガバンク、地方銀行などが様々に入っている。彼らは競合ではなく、むしろ協調していく関係だと考えている。銀行との違いは(融資する際の)金利もあるが、(融資までの)スピード感とかも違う。

     銀行は融資先の過去の実績を見て審査を行う。一方世の中の動きは変化しており、ITが普及したことにより瞬間瞬間のストックではなく、フローをみて、そこにお金を供給していけることが今のソーシャルレンディングの強みだと考えている。

     そういった意味で、銀行がまずシニアの部分を取る、2番(メザニン)に弊社がはいって、エクイティを事業者様が取る、といったケースで(maneoは)かなりの実績を積み重ねている。

    (ソーシャルレンディングの市場規模拡大にともない案件は)よりローリスクローリターンに近づくかもしれないが、銀行との役割分担というのは比較的きっちりできているというのが現状ではないかと考えている。

     (銀行と)協力して(事業資金に)レバレッジをかけることにより、より多くの資金を事業者の方に届けるというスキームをこれからも構築していきたいと思っている。


    参加者からの質問6(最後の質問)

    ラッキーバンクはグループ会社にも融資を行っていると思うが、それは貸付額全体のうち、どのくらい割合となるのか?



    回答6 ラッキーバンク田中社長

     当社のグループ会社LBIリアルティは立ちあがりから半年ほどなので、不動産事業の実績、またラッキーバンクからの融資実績はまだない。今後の方向性としては年間累計50億円を外部へ貸付け、欲を言えば同じくらいの額を子会社に融資して、不動産事業を展開していき、(年間)合計100億円を目指したい。

     実際(直近の目標)としては年間グループ内で10から15億円の間で融資を実行していきたい。


    ファイアフェレットより

     以上となります。実に生き生きと、踏み込んだ質疑が行われました。各社ともビジョンは様々ですが、ソーシャルレンディングがこれからも成長していくこと、規制緩和などが必要などについては意見が一致されているように感じました。

     既存の金融をぶっ壊してそれに台頭する!といった「勇ましい」雰囲気は感じられませんでした。むしろ、新しい資金供給手段の担い手として、着実に成長する使命感を感じさせられました。そこにソーシャルレンディングという業界・産業の熟成を感じさせるものがあったことは特筆するべきことでしょう。

     全サービスともいかに投資家の資産を保全すべきか、分別管理から案件のリスクヘッジまで心を砕いている発言が随所に見られたことも、「お金を出してくれる投資家を大事にする」というソーシャルレンディングの文化が根づいていることを感じさせられました。

     ソーシャルレンディングがますます成長していくことを実感できる、素晴らしい内容のサミットでした。

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