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    LENDEXへインタビューを行わせてもらいました その3 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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    LENDEXへインタビューを行わせてもらいました その3

    LENDEXへのインタビュー記事、その3です。その2は

    2017/12/10 LENDEXへインタビューを行わせてもらいました その2 をご参照ください。

    今回が最終回となります。

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    問12 事業を始めるにあたっての当局との折衝、苦労したこと、面白かったこと


    回答12 認可まで時間がかかり苦労したが、当局と自分の考えが似ていたのは面白かった


     苦労したことは(営業の認可まで)時間がかかってしまったこと。スタートしてから1年以上かかってしまった。監査法人・税理士法人の経営に携わりながらだったので書類をすぐに用意できないなど、自分にも落ち度がある。
     他に時間がかかった理由はソーシャルレンディング営業の認可申請が財務局に殺到していることもある。それを逐一審査しているので時間はかかるだろう。1社につき審査書類は数百ページあるのでそれを読むのに時間がかかるのはしょうがないと思う。

     面白いと感じたことは当局と私の考えが似ていたことだ。何が似ていたというのは「投資家保護の視点」と「しっかりとしたシステムの構築」だ。
     自分は(監査法人経営者として)行政から処分をうけたことがあるので、行政はそういうことを考えているのだろうと、想定しながら書類をつくっていた。
     実際に審査を受けてみると、行政は投資家を保護するため、経営者や社員がだれであろうが経営がしっかり成り立つシステム、例えば分別管理などの構築を求めていた。そしてシステム構築を重要とする考えは自分とよく似ていた。
     投資家の保護の考え方は企業の会計監査と同じである。自分と当局の考えが近いことは、ソーシャルレンディング事業を先に進めるうえで大いに励みになった。


    問13 当局の指導、匿名化、複数化をどう考えているのか


    回答13 障害・問題はあり法改正の必要はあるが、おおむね適正


     当局の指導、匿名化、複数化については、事業を行うにあたり障害になる点もあると思う。しかし行政の指導は法に基づいたものであり、それは受け入れざるを得ないと考えている。法改正する必要性は感じるが、現在の法に基づいて指導を行う行政の業務は適切だと考えている。


    問14 他の運営会社との交流、目標としているところなどはあるか


    回答14 交流している・目標としている会社はない。まず黒字化達成が自社の目標だ


     他のソーシャルレンディング運営会社との交流は特にない。あまりに他社が先行しているため、ベンチマークないし目標としている会社もない。しかし自社としての目標はいち早く単月黒字化することを考えている。早ければ半年、遅くとも1年以内にはその目標を達成できる見込みだ。

     資金を集めて融資し、投資家に償還する。その差額である融資平均残高が6億円以上あれば黒字化できると考えている。通常30億円以上は必要と言われているので、少ないと思われるかもしれない。しかし当社の体制ならば6億円あれば経費を十分に賄える。
     シンプルな仕組みを構築したし、経費は極力抑えてある。オフィスも必要最低限にしているし、(システム開発を担った)渡辺をはじめその他の社員にも協力してもらっている。私が経営に参加している他の会社は全て黒字であり、同様にこの会社も黒字化したい。


    問15 セミナーや説明会を行うことは考えているのか


    回答15 今のところは考えていないが将来的には


     特に予定は立てていない。今のところセミナーを行ってもありきたりの話しかできないのが正直なところだ。しかし当社の特色を出せるファンドを開発することができた際には、ぜひ実施させていただきたいと考えている。

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    問16 他社との差別化について


    回答16 東急リバブルの査定、モニタリング、会社の透明化


     東急リバブルの査定を全面的に出せたのは良いアイデアだったと考えている。以前より懇意にしてもらっていたので、その縁もあり当社から提携を申し出た。

     また自分の強みである監査の知識やネットワークを生かして、融資先を審査し、モニタリングしていく手法を取り入れていこうと考えている。

     その他にも会社の透明度を高めたいと思っている。隠そうとするから隠蔽などの問題が生じてしまう。常にオープンにしていれば不正も即座にオープンになるだろう。自分がオープンな人間なのでそれと同じようにしていきたい。
     小さな不正が山となり大問題につながる。だからチリの段階からオープンにしてしまえばよいと考えている。具体的には当社の財政状態などを監査法人または会計士の監査を経たうえで公表することも考えている。
     まずはバランスシート、次にPL(損益計算書)を公開することになるだろう。実のところ会社としてのLENDEXの当期は黒字である。だがそれは過去所有していた不動産を売却したからだ。ソーシャルレンディング事業で黒字化する来年にはPLを公開したい。


    問17 筧氏が設立し代表だった清和監査法人が処分を受けたことについて


    回答17 完璧な監査を行えなかった結果。真摯に受け止め、自分を律することに役立てたい


     清和監査法人が処分を受けたことについては語りだしたらキリがない。しかししかし、どんな検査が行われたとしても、100%完璧であれば処分を受けることはなかったと思う。いまは処分を真摯に受けとめ、100%完璧なものを目指して努力するしかないと考えている。
     ネットでは厳しい意見を言う人もいる。どこまでいっても言われ続けると思う。でも、そういう意見も自分を律するためのものと考えれば、役に立つのではないかと思う。

     社会人になってから挫折らしい挫折はなかった。しかし当局から処分を受けたときは本当に落ち込んだ。自分は決して優秀な人間ではない。本当に反省だ。


    問18 国内ソーシャルレンディング業界はどうなっていくと考えているのか


    回答18 日本人を豊かにする重要なツールとして、拡大していくだろう


     日本はすごいお金持ちの国だ。しかしそれを有効に使えていない。貯蓄に回される分が多く、リスク資産(投資)に向けられていない。

     自分はというと、昔から投資は好きだった。自分は私生活にはあまりお金を使わないのだが、事業と投資にはお金を使う。しかし投資は株、FXとやったが損してばかりだった。自分が投資を始めたのは平成のはじめの頃だったが、そのころから株価は下がり続けている。損をするしかない、おっかないと思っている人は多いと思うし、それは当然だと思う。

     しかしそれだといつまでたっても日本人は楽をできない。変えていかなければいけない。日本の強みである巨額の資金を海外に投資できるような仕組みを作って行かなければいけない。
     日本人は努力家だ。いつも頑張っているのに、むしろ海外の人の方がのんびりし楽をしている。ひところ話題になった金持ち父さんなんて良い例だ。

    日本だけでお金を回しているようだといつまでもそのままだ

     現在は不動産案件を手がけているが、本当にソーシャルレンディングでやりたいのは海外投資だ。日本人のお金を海外に投資して、もっと楽に豊かな暮らしをしましょうよという提案をしたいと思う。

     LENDEXの展望は海外投資だが、各社様々なビジョンがあると思う。ソーシャルレンディングはこうした夢を実現するための重要な位置を占めると考えている。業界は拡大していうだろう。それにつれ法改正も、行政の指導の方法も変わっていくだろう。


    問19 最後に投資家向けにアピールがあったらお願いします


    回答19 みなさんの大事なお金を投資してもらえる会社を目指す。そして利益を最大限還元していく



     投資は慎重に行ってほしい。いろいろなことを我慢して頑張って得たお金だと思うので、大事に使ってほしい。
     ソーシャルレンディングの新規会社は処分を受けたところ(みんなのクレジット)もあり、怪しいと思う人もいるだろうと思う。

     あんなところになぜお金が集まるのだろう、大事なお金を預けられるのだろう、と思われるような会社には決してしない。

     先程も述べたが監査と、ソーシャルレンディングの融資審査は似ている。投資家は投資している会社の帳簿を見たいだろう。しかし実際には見ることができないので、私たち監査法人がチェックする。投資家の気持ちになってみれば、決していい加減な監査はできない。
     同様に投資家の立場で融資先を見極めるし、融資した後もチェックを怠らない。極端に言えば融資先を指導するくらいの気持ちでやっていく。

     当社は投資家の方の思いにこたえられるよう、精いっぱい考えて、正直に、大事に運用させていただく。

     転売案件といった高い収益の案件、経費のかからないシンプルな仕組みを強みとして、投資家に最大限還元していく。

    ファイアフェレットより


     以上となります、筧社長はご自分でもおっしゃるとおり実にオープンな方で、自分のことから会社のことまで実に詳しく教えてくれました。またそれは実に聞いていて楽しいものでした。その雰囲気は少しでも伝えられたでしょうか。
     自分が特に興味深く感じたのは「仕組み(システム)作り」と「海外への展望」です。
    経費がかからず、また属人性を排した(だれが社員でも高パフォーマンスがあがる)会社のシステム作りをここまで納得のいく形で聞かせてもらえたのは初めてでした。

     ソーシャルレンディングの国内案件はこれからの市場規模拡大にともない、利回りが低下することが予想されています。実際のところ日本はやはり金余りであるからです。
     しかし日本人に楽をさせるために、高利回りの海外案件を狙っていくという筧社長の嗅覚には鋭いものを感じました。

    LENDEXの活躍に期待です。

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