元本一括返済と分割(元利均等返済)について③ - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト ホーム » AQUSH maneo » 元本一括返済と分割(元利均等返済)について③

元本一括返済と分割(元利均等返済)について③

 前回までの記事では一般的な話で元本一括返済と元利均等返済を論じて(同じ利率、貸出期間ならば)、「元本一括返済=ハイリスクハイリターン」、「元利均等返済=ローリスクローリターン」であると述べました。

 ではそれがすなわち元本一括返済を採用することの多い「maneo=ハイリスクハイリターン」元利均等返済を採用している「AQUSH=ローリクローリターン」ということに現状なっているのでしょうか。

 まず投資資金のパフォーマンスについて述べたいと思います。前回の記事の表で示したとおり元本一括返済のmaneoの方が同じ金額、利率で貸し出した場合のパフォーマンスがずっと元利均等返済のAQUSHより良いのかというと、先日の記事にも書いたとおりそれほど良いとは言えなさそうです。
過去1年の投資結果
この表は私の過去の1年の投資結果です。資金の追加、引き出しを行っているため、記載してある投資金額を1年にわたってずっと運用したわけではありません。ここに書いてある数値は非常にアバウトなものであることをご了承ください。

 実際のパフォーマンス(収益率)の計算は厳密に貸出期間やその他もろもろの条件を複雑な計算で行わなければいけないので、到底私には不可能な作業なのですが、それでも投資金額に対するパフォーマンスは両社にそれほど違いが無いことがお分かりいただけると思います(AQUSHは積極的な投資を控えた時期がある他、死に金が結構あることも考慮しています)。主観ですがAQUSHmaneo、全く同じ投資額で、同程度に効率よく運用していればパフォーマンスはそれほど変わらないと思っています。

 先日も書いたとおりmaneoは繰上返済が多いこと、返却されたお金を再投資する際に利息を取れない期間ができてしまうこと、これらが元本一括にも関わらずパフォーマンスが落ちている理由と思われます。あともう一つ、ボロワーである企業が借入を終了して最後の支払いをおこなった日から、そのお金が実際に私達レンダーに返却されるまでも結構時間があることにも気づきました。

空白期間が長い

 これは私が投資した案件ですが、返済が終了し元本が返却されたのは去年の12/28ですが、それが分配されるのは1/15ですので2週間以上の空白期間があります。当然その間は利息が入ってきません(計算して確かめました)。これもパフォーマンスが落ちる理由に数えられるでしょう。

 それに対してAQUSHの場合、私の場合収益率は6~8%(年率換算)であり、利子収入としては非常に良いパフォーマンスを得られています。前回述べたとおり元本は減っていくもののその減少率は1ヶ月に1/36だけ、1年で1/3です。

※2014/12/03追記
 お恥ずかしい話ですが、ここで「元本均等」と「元利均等」を混同しています。AQUSHマーケットは「元利均等返済」ですので「1ヶ月に1/36だけ、1年で1/3です」は大嘘です。1年後の元本返済額は1/3に全然足りません。


 その間返ってきたお金を再投資すれば元本に近い状態で(私の場合90%ぐらいでしょうか)常に利息をもらえます。

簡単にまとめると
maneo:投資金額100%の利息がもらえるが、利息がつかない期間が結構長い
AQUSH:投資金額の90%に常に利息がつく(再投資し続けた場合)。
といったところでしょうか。

 ではパフォーマンスの次はリスクについて述べたいと思います。企業リスクは今回言及せず、貸出期間についてだけ述べさせていただきます。maneoは元本一括ですからディフォルトされた場合のダメージが大きいと前回書きました。

 確かにそれはそうなのですが、現在maneoの案件はほとんどが1年未満で返済される案件ばかりです。本来36ヶ月の貸出期間であったモンゴルの案件(上の図参照)も13ヶ月で繰り上げ返済されます。これだけ短期でありますと元利均等返済とはいえ一旦貸しだすと全額が返って来るまで36ヶ月かかるAQUSHとどちらが高リスクなどと簡単に論じられなくなります。ちょっと手を出してみるか・・という人だったらmaneoの敷居の方が低いでしょう。

 さてmaneoは繰上返済がパフォーマンスを下げていると書きましたが、別の視点で考えれば世の中にお金をよく回してくれたとも言えます。上の図でmaneoでの運用金額は450万円ですが実際に貸し出せた金額は770万円です。1年の間にお金が役立って返済され、それが更に他の事業に貸し出された訳ですね。

社会への貢献を考えれば大変結構な話だと思います。

 ただ貢献度はこの場合、そのお金がどれだけ効率的に使われたかなども考慮して評価するのが妥当なので、このことで「AQUSHへの投資での社会貢献がmaneoに劣る」とまでは言うべきでは無いと思います。

 AQUSHでは借手の顔がほとんど見えないというのはほんのちょっと残念なところではありますね。ただ下手に借手の情報を公開して借手が敬遠する、与信管理がおぼつかなくなるよりは良いのかなとも思います。
 イギリスのZOPAを覗いてみましたが、借手の情報をAQUSHより公開しているというわけではなさそうですね。ただ活発な意見の好感ができる掲示板やや忌憚のない評価を投稿できる機能をサイトに備えているというのは、自信を覗かせてくれて好感がもてますね。

 脇道にそれながら長々と書いてきましたが、両社のリスクとリターン、長所と短所を見比べてみた結果
両社に対する投資の優劣は付けがたいというのが現在のところの私の感想です。

maneo、AQUSH比較まとめ20120111
結果を表にまとめてみました。

※2014/12/03追記
 この表の「全く投資しなくても1年で返ってくる元本は1/3」も大嘘です。訂正させてください。


 現行両社はインカムゲインとしては破格の収入をレンダーに提供してくれています。なにとぞ切磋琢磨して、顧客(レンダー、ボロワー)利益を追求し、社会に貢献していく存在であり続けることを願ってやみません。


信用第一の証券会社が運営するソーシャルレンディング。募集額80億円の実績あり



全案件不動産担保で安心・安全・・高金利運用のラッキーバンク




貸し倒れ0件!SBIグループの提供する実績と信用のソーシャルレンディング・募集実績150億円超え!SBIソーシャルレンディング

高利率案件ならば、ノンバンクの老舗が運用するトラストレンディングにどうぞ



不動産のプロ集団が運用する手堅い案件提出が売りのOwners Bookで安全資産運用
OwnersBook

海外投資ならクラウドクレジット、高金利かつディフォルトに配慮した案件を多数用意





にほんブログ村 株ブログ ソーシャルレンディングへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://quadstormferret.blog.fc2.com/tb.php/88-9fa09b0b