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    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の動向観察を行い、ブログにすることを趣味としています。コメントを頂けたり、にほんブログ村や人気ブログランキングのバーナーをポチッとしていただけると幸せです。写真は昔飼っていた白イタチ(フェレット)のものです。

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    ソーシャルレンディング赤裸々日記
    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の投資履歴から業界の動向、考察まで幅広く手がけています。ぜひご意見、情報がありましたらお寄せください。
    クラウドリアルティがサービスを開始!

     国内外不動産投資型クラウドファンディングのクラウドリアルティがサービスを開始しました。

     サービス開始を伝えるFacebookにおけるクラウドリアルティの投稿を引用します(2016/12/1付)。

    ついに投資型クラウドファンディングサービス「Crowd Realty」のβ版(招待制)が公開となりました!
    Crowd Realtyは、クラウドファンディングと公募REITの仕組みを掛け合わせた、不動産に特化した投資型クラウドファンディング・マーケットプレイスです。
    少額からの不動産投資を実現することはもちろん、これまで資金調達の選択肢が少なかった小規模案件やリノベーション・開発が伴う不動産投資案件にも、対象不動産から生じる将来のキャッシュフローを基にバリュエーションを行い、市場の利回り目線を確認しながら資金調達を実施する機会を提供することができます。
    より多くの方々が参加できるよう、一案件あたりの最低投資額も出来る限り引き下げ、5万円からの投資を可能にしました。2017年中には、1件数千万円程度のプロジェクトを約50件立ち上げることを目指します。



    2016y12m07d_224842197.jpg

     β版(招待制)とありますが、「会員登録」のページは設けられています。「招待」されなくても会員登録できるかどうかは、確認していません。

    ※2016/12/10追記
    いろいろ検討した結果投資をしてみようと、投資家登録をおこなったところ普通に会員登録を行なうことができました。あとは確認コードを入力すれば投資家登録が終了します。


    2016y12m10d_225612140.jpg


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     こちらが初号案件です。エストニアにおける不動産担保ローンです。募集額全体は500万円、運用期間は13ヶ月、元利一括の9%です(リターンの分配はソーシャルレンディングで現在主流の毎月分配ではなく、償還後に一括払い)。


    海外投資ならクラウドクレジット、高金利かつディフォルトに配慮した案件を多数用意




    信用第一の証券会社が運営するソーシャルレンディング。募集額90億円の実績あり





    2016y12m07d_225019621.jpg

     こちらが投資スキームです。投資家の資金は現地の(株)リアルティの子会社Crowd Realty Estonia OÜ )にまず融資されます。そこから現地提携企業(Estateguru OÜ)に融資事業を委託することになり、これはクラウドクレジットと同じです。ただし案件に現地不動産担保がつけられる点では、ガイアファンディングアメリカンファンディングと同じです。


     さて、2016/12/1~12/2に一般社団法人FinTech協会は渋谷にて「FinTech Japan 2016 ~FinTechのこれから」を開催しました。この催しにおいて、12企業によるピッチコンテスト(壇上プレゼンテーションを競うイベント)が行われ、クラウドリアルティが優勝したことが伝えられています。

    【FinTech協会】金融庁ウェルカム・スピーチ全文、国際的なネットワークの形成やFinTechエコシステムの構築に貢献する活発な議論に向けて、「FinTech Japan 2016 ~FinTechのこれから」開催!「FF17 Tokyo semi-final」の優勝企業は、クラウドリアルティが受賞!(2016/12/5 GoodWay)

     なおFinTech協会には当ブログで扱っているソーシャルレンディングサービスではクラウドクレジット、ラッキーバンク、オーナーズブックがベンチャー会員として加入しています。AQUSHの運営会社であるエクスチェンジコーポレーションも同じくベンチャー会員ですが、こちらはAQUSHではなく、決済サービスPaidyでの参加と思われます。


    全案件不動産担保で安心・安全・・高利回り運用のラッキーバンク
    ラッキーバンク

    キャッシュバック・AI融資、新戦略ソーシャルレンディングのみんなのクレジットは急成長中
    みんなのクレジット


     プレゼンテーションの内容は記事からはわかりませんが、優勝したからには、とても魅力的なものであることが予想されます。なお、これは地方選みたいなもので、本選は香港で行われるとのこと、そこでの結果も注目です。

     最初に述べましたが、クラウドリアルティは国内外の不動産に特化したクラウドファンディングサービスです。当ブログでも以前簡単ですが紹介したことがあります。またグローバル・ブレインから資金と調達したと下記ニュースにありますが、SBIインベストメント株式会社が運用する「FinTechファンド」からも資金と調達したと、WEBサイトのお知らせに記載してあります。

    2016/3/4 新しいサービス「クラウドリアルティ」登場

    不動産クラウドファンディングのクラウドリアルティが、グローバル・ブレインからシード資金を調達(2015/11/6 THE BRIDGE)

    第三者割当による増資実施のお知らせ(2015/11/6 PR TIMES)


     クラウドリアルティのWEBサイトで代表者取締役の鬼頭武嗣氏は「ご挨拶」の中で以下のように述べていらっしゃいます。全文引用します。

    私が建築及び不動産に係り始めた2000年代以降、日本では人口減少そして都市の縮退局面に差し掛かり、不動産投資のみならず建築や都市のありかたとしても変曲点を迎え、遊休不動産の再生やリノベーションを通した地域再生等、既存の枠組みには収まらない新たな価値創造と資金需要が生まれつつあります。

    一方、日本の不動産金融の世界においても2001年にJ-REIT市場が誕生し、同じ時間軸の中で市場は時価総額にして約10兆円、運用資産総額にして約14兆円の規模にまで成長を続けておりますが、2,000兆円超とも言われる日本の不動産ストックの総量と比べると、資本市場を介して資金を調達できている建築・不動産は規模としてはまだまだごく一部です。

    また、投資家の方に目を向けても、日本の個人のREIT投資主は全体の2割にも満たない水準で、個人の市場参加も十分に進んでいるとは言えません。このような背景の下、クラウドファンディングの仕組みを通じて、建築・不動産に係る新たな資金需要と、個人を中心とした投資家の投資需要を直接結び付け、それぞれに資金調達と優良な不動産投資の機会を提供することを目的として、2014年12月に株式会社クラウドリアルティを設立致しました。弊社の社名及びコーポレートシンボルには、マーケットプレイスとして、群衆を意味する「Crowd」と不動産を意味する「Realty」を結び付け、相互に資金を循環させながら双方の成長に貢献していきたいという想いが込められております。

    このような目的意識と想いを持って、役職員一同たゆまぬ努力を重ねて参りますので、温かいご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

    2016年2月
    株式会社クラウドリアルティ
    創業者兼代表取締役
    鬼頭 武嗣


     従来のソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)における不動産案件では、都内オフィスやマンションなどの鉄板不動産案件(ラッキーバンクやオーナーズブック)、地方のライフラインとなる商業不動産物件(LCレンディング)、海外の高人気不動産住宅用案件(ガイアファンディングアメリカンファンディング)などが挙げられます。いずれも既存の価値観で人気のある不動産に投資するものが主流です。

    しかしクラウドリアルティにおいては

    「遊休不動産の再生やリノベーションを通した地域再生等、既存の枠組みには収まらない新たな価値創造と資金需要」

     とあるとおり、「遊休不動産の再生やリノベーション」により新たな価値を創造していくとこが、チャレンジャー、パイオニアと言えそうです。

    さて具体的にどの様に遊休不動産の再生を行っていくのか?

    日経産業新聞、2016/12/1付、17面にそれを紹介する記事が掲載されています.引用します。

    空き家を旅館に 資金募る
    クラウドリアルティサイト試験運用

    クラウドリアルティ(東京・千代田、鬼頭武嗣社長)は2017年1月をめどに不動産のクラウドファンディングサービスを始める。空き家を改修して旅館などを始めたい人が同社のサイト上に情報を載せて投資家から小口資金を調達できるようにする。取り扱う不動産の価格は2000万円程度からを想定している。17年に国内外で投資案件50件、投資額は数十億円を目指す。
     1日から招待制でサイトの試験運用を開始する。クラウドファンディングはインターネットで小口資金を集める手法。クラウドリアルティの新サービスはこれまで資金調達の選択肢が少なかったリノベーション(住宅の大規模改装)などの不動産としては比較的小型の案件を主な対象とする。
     不動産を購入したい人は、クラウドリアルティのサイト上で物件の現状やリノベーション後のイメージ、業績上のリスクなどの情報を掲載する。情報を見た投資家は複数人で少額投資することができる。投資家への還元策としては収益の一部のほか宿泊券などの特典を返すことができる。



     開始1年で50案件、投資額数十億円は野心的ですが決して実現不可能な数字ではありません。当ブログの集計ではサービス開始後1年で最も投資家資金を集めたのはLCレンディング(約35億5千万円)であり、ラッキーバンク(約25億5千万円)、クラウドバンク(約20億7千万円)が続く形となっています。


    日本初の株式投資型クラウドファンディング FUNDINNOへ注目!


    不動産のプロ集団が運用する手堅い案件提出が売りのOwnerws Bookkで安全資産運用
    OwnersBook

    日本初にて最大のソーシャルレンディングmaneo、募集額600億円は伊達じゃない



     人気不動産へのリノベーションではなく、「空き家へのリノベーションと旅館の経営」というのが新しいところです。クラウドリアルティは貸金業の登録を行っていないので、事業投資型クラウドファンディングの形になるか、もしくはTATERU FUNDINGGのような不動産特定共同事業法にのっとった形になるのかなと思います。

     この場合リターンの上限は貸金業法の利息の制限(15%)より高く設定することや案件内容の投資家への詳しい開示が可能です。しかし事業が失敗した場合に事業者に貸金業法にのっとり請求を行なうことや、担保を設定することはできないかと思います(国内案件の場合、上記エストニアの案件は海外であり、現地企業と提携しているので可能と考えられる)。

     不動産投資指南の本を読むと、高収益を上げる秘訣は、安い不動産を購入してリノベーションより高付加価値の不動産に生まれ変わらせることと書いてあります。これまでそれを行ってきたのは、企業もしくは個人でしたが、それをみんなで少額ずつ出し合うクラウドファンディグの形でやるというのが注目点かと思われます。

     この空き家(遊休不動産)の活用、改修と旅館経営(リノベーション)、地域再生(活性化)をクラウドファンディングでやろう!という点が上記ピッチコンテストでクラウドリアルティが優勝したポイントでないかと考えています(間違えていたらごめんなさい)。

     上記日経産業新聞の記事には「不動産を購入したい人は」とありますが、これは流石に「不動産に投資したい人は」の間違いではないかと思います。もしかしたら本当に小口投資家が共同購入できるようになるのでしょうか?

     「宿泊券などの特典」は、私のような旅行好きには魅力的です。

     新しい不動産投資案件をソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)に投入しようとしている、クラウドリアルティに注目です。

    2016年12月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較(クラウドリアルティ、CAPMFIRE、FUNDINNO)
    social2016120701project.png

    2016年12月時点ソーシャルレンディング案件比較(クラウドリアルティ、CAPMFIRE、FUNDINNO)
    social2016120701company.png

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