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    ラッキーバンク、不動産取引情報非対称性の取り組みに期待 その1

     ラッキーバンクの運営会社ラッキーバンクインベストメント(株)(以下LBI)は2016年6月に不動産事業を行なう(株)LBIリアルティを設立しました(プレスリリースなどによる発表は8月)。

    FinTechがもたらす不動産市場への効果とは?累計募集金額50億円超の不動産特化型ソーシャルレンディングのラッキーバンク・インベストメント株式会社が、不動産市場へ本格参入を決定。(2016/8/2 PRTIMES)

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     LBIはこれまで、投資家から調達した資金を不動産事業者に融資をおこなってきました。そして得られた利息を配当として投資家に分配するソーシャルレンディング事業を営んできました。、グループ企業が担う形で不動産業を自らもおこなうことになります

     直接行うとの目的、メリットは何か?下記の各ブログ記事、ニュース、プレスリリースから6つを確認することができました。

    1.収益の拡大
     他社が行っていた不動産案件を(株)リアルティにより、直接行なうことで収益を拡大すること

    2.ラッキーバンクが投資家に提出する案件を増やすこと
     (株)リアルティが扱う不動産案件を増やすことで、ラッキーバンクにおける案件も増えることになり、募集を開始したファンドがすぐに成立するという事態を解消する

    3.取引の高速化
     グループ会社の(株)リアルティの案件は他社との案件よりも高速化が期待できる

    4リスク拡大抑制
     (他社の不動件)案件が増えるとリスクがどうしても増える。(株)リアルティが不動産を購入、運用することにより、リスク拡大を抑える。

    5・新規不動産取引・融資先開拓
     不動産案件融資事業に加えて、(株)リアルティが不動産事業を行なうことにより、不動産業界における取引先が更に開拓できる。新規・ベンチャー不動産事業と取引を行い、その会社が実績を積めば、ソーシャルレンディングの融資先となることが期待できる。

    6.不動産市場における情報の非対称性の解消

    この6についてはプレスリリースによると、

     ファンド組成経験と不動産市場でのネットワークを活かした「情報の非対称性」へのシグナリングとスクリーニングの実現。

    と表現されています。

     語句を解説しますと、「情報の非対称性」とはこの場合「不動産取引における情報の非対称性」のことです。取引において当事者AとBが持っている情報量に大きな差があることを指します。情報量が少ない方が不利な取引を強いられることが多いので、非対称性があまりに大きいことはトラブルの原因となります。後述しますが、特に不動産取引において、このことはよく問題にされがちです。

     「シグナリング」とは情報の大きい方が少ない方に情報を与えること、「スクリーニング」とは情報の少ないほうが多い方に開示を求めることなので、この2つを「実現」させることは、「情報の非対称性を解消すること」という意味になります。

     先に挙げた1~5までのの目的はとてもわかりやすく、LBIリアルティの設立により、早いうちに実現され、LBIと投資家双方の利益につながることが期待できます。

     しかし私はこの6番目の目的にFinTechとしてのソーシャルレンディングがになえる役割を期待したいと思っています。

    今回はここまでにさせてください。

    今回の記事を書くにあたって、参考にさせて頂いたブログ記事、ニュースです。

    2016/8/27 ラッキーバンク代表田中社長インタビュー~LBIリアルティ設立の狙いは?(1)(けにごろうのソーシャルレンディング日記)

    グループとして不動産会社を設立・・・ラッキーバンク・インベストメント(2016/8/10全国賃貸住宅新聞)

    【プレスリリース】子会社設立に関するお知らせ(2016/8/2ラッキーバンクサイト内プレスリリース)

    次回記事
    ラッキーバンク、不動産取引情報非対称性の取り組みに期待 その2

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