ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年9月期 その4 - ソーシャルレンディング赤裸々日記 比較情報-ニュースサイト

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ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年9月期 その4


※各社、各社案件比較表は最後に掲載しています

 2016年9月期、ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)サービス比較、業界動向を私の知るかぎりですが報告します。今回はその4です(その3はこちら)。


C 日本経済新聞でクラウドファンディングがとりあげられました。

 日経新聞の下記記事でクラウドファンディングが取り上げられました。

ネット資金調達、中小を後押し クラウドファンディング活用(2016/09/02 日本経済新聞)

 主に「購入型」クラウドファンディングについて述べている記事であり、当ブログで扱っている「投資型」については最後に僅かに言及があるのみです。ただ、以前当ブログで指摘した、とある問題が改められているので、そのことに触れたいと思います。以下解説です。

 少し前の2016/7/4にラウドファンディングの伸びをつたえる2つの記事が日経新聞WEBに掲載されました。

VB、ネット資金調達膨らむ クラウドファンディング活用(2016/07/04日経新聞)

クラウドファンディング、商品見返り「購入型」人気 規制緩和、株式型も伸びる(2016/07/04日経新聞)

 上記記事はともにクラウドファンディングの市場規模の増大を伝える内容なのですが、その伝え方は全体の1割に過ぎない「購入型」が市場を牽引しているかのように、読者に誤解させる不誠実な文構成となっていました。当ブログの下記記事で詳しく解説しています。

2016/7/6 ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年7月期 その1

 9/2の記事では上記のような明らかな間違いを起こさせるような表現は用いられていません。上記ブログの指摘を容れていただいたかは不明ですが、改めていただいたことになります。

 ただし上記の通り「購入型」の事例しか紹介されていないことに加え、その市場規模の9割が「貸付型」によるものとの説明はありません。ですから「貸付型」がその9割を集めた363億円が「購入型クラウドファンディング」だけにより集められたかのような錯誤を読者に与える余地は残っています。

 次回クラウドファンディングの市場規模について日経新聞が言及する際には、元データーの矢野経済研究所のレポートにあるとおりに”貸付型が大半を占めている”という趣旨の文章を書き添えていただけることを祈っています。


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D TATE-MAGAで不動産投資クラウドファンディングが取り上げられました

REITではなくクラウドファンディングによる不動産投資が注目されているワケ(2016/09/02 TATE-MAGA)

 題名の通り、REITよりも投資家に有利な投資商品である(不動産投資)クラウドファンディングについて、その理由を解説しています。(ファイアフェレット注_現在なぜかリンク切れとなっています、上記の記事名でGoogle検索してキャシュをご参照ください)。

 なお投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)とREITの比較については、当ブログの下記記事でも触れています。ご参照ください。

2016/06/28不動産ファンド投資出版記念セミナー参加報告その1、クラウドファンディングによる不動産ファンドの大衆化

2016/07/01不動産ファンド投資出版記念セミナー参加報告その2~必ず出てくる詐欺に注意~

2016/07/04不動産ファンド投資出版記念セミナー参加報告その3、みんなで大家さんにおける疑惑

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E FinTechにおける融資分野の拡大が日本にも認められています。

 今話題のFinTechにおいて融資は大きな成長・注目分野です。これらを古典的な銀行、従来のノンバンクと区別して、「オルタナティブレンディング」などと言うようですが、ソーシャルレンディングもその中に含まれます。海外ではすでにkabbage、Affirm、Ondeckなどのサービスが注目を浴びています。

 当ブログが主題としているのはあくまで「投資商品としてのオルタナティブレンディング」ですが、将来を占う上で、可能な限りその他の国内オルタナティブレンディングにも触れたいと思っています。そんな訳で3つのニュースに触れたいと思います。

1.リクルートが融資事業へ参入

1.新たな事業の開始に関するお知らせ(2016/8/24 リクルートホールディングスIR)
 
 リクルートグループがFinTechを活用した個人、中小企業向けの融資事業を開始するというニュースです。従来のノンバンクと同じ審査方法で融資するのならば、単に貸金業を始めるということですから、当ブログでは取り上げないのですが、その融資過程をすべてオンラインで行い、FinTechも活用する趣旨のことが書かれています。

2.ハウスドゥが融資事業へ参入

フィンテックによる不動産担保融資事業をスタート。AI搭載のアプリ早期リリースへ(2016/8/24 R.E Port)

 (株)ハウスドゥが不動産担保融資事業に乗り出すとのニュースです。その融資審査(厳密には不動産価査定)にAIを用いること、融資申し込みにはアプリを使用することなど、やはり従来のノンバンクではなく、オルタナティブレンディングの話だということがわかります。

 なお国内オルタナティブレンディングには、会計ソフトfreeeの会計情報やECサイトの取引履歴を融資審査に用いるものもあります。なお後者の取引履歴を参照に融資を行うことをトランザクションレンディングというとのことです。

当ブログの下記記事で触れています。

2016/04/04ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年4月期 前編

3.みずほとソフトバンクが提携して個人向けの新融資サービス開始

みずほ、AIで個人向け融資審査 ソフトバンクと (2016/9/14 日経新聞)
みずほ銀行 携帯料金の支払い状況で金利決める新融資サービス(2016/9/15 NHK)
みずほとソフトバンク、AI活用融資で提携 (2016/9/15日経新聞)

 みずほファイナンシャルグループとソフトバンクが手を組んで個人向けの融資サービスを開始します。AIを審査に用い、両社持つ顧客データー、顧客属性を元に融資を行うとのことです。上記3つのニュースの中ではこの最後のニュースが多分一番のビッグニュースですね。

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2016/9/17 追記
山本一郎氏がこのニュースを取り上げられています。

銀行とキャリアがタイアップして新しい消費者金融事業を始めるようです(2016/09/16 YAHOO! JAPAN NEWS)

 文中には"単なる「金貸し」"、"これは「ケータイ使ったサラ金」"、"平凡な事業アイデアすぎて全米が泣いた"などの文章が踊り、山本氏はあまり評価していない様子です。氏はまずといっていいほど素直に物事を褒めない、飄々と物事を茶化すスタイルの記事が得意な方なので、ひょっとしたら「ある程度の評価はしているのかな?」と思って何度か読みなおしましたが、やはり素直に"評価していない"と捉えるのが良さそうです。
 融資の際に、職業、収入、クレジットスコアのような古典的な指標を人間が審査するのではなく、SNSの履歴、ECサイトでの購入履歴なども含めてAIを用いて審査するというのは海外FinTechでは既に広く採用されている、FinTechの大潮流なのですが、そこへの理解が山本氏にどれだけあるかは不明です。
 "消費者金融"というは負のイメージを持たれがちで、かくいう私もある程度持っています。山本氏が低い評価をしたのはそこら辺にも原因があるように思えます。

 ①国内では衰えたが世界では「融資」の一角として大きな存在感を持つ産業であること、②単なる浪費・消費生活ではなく、企業融資のように生活改善のための使用用途も少なからずあること、に私は注目しているので、引き続き動向を観察していきたいと思います。

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 ソーシャルレンディング以外の国内オルタナティブレンディングが(私にとって)残念なところは、今のところその融資原資は銀行やグループ内資金であり、投資家の資金ではないことです。つまり私達投資家が儲けられる目がありません。

 個人投資家が資金供給源になっていたオルタナティブレンディングのマーケットに機関投資家が入り込んでくるのは、(残念ながら)世界的な傾向です。そのことについては、当ブログの下記記事で触れています。

2016/02/27個人投資家がソーシャルレンディングに投資できなくなる日が来るかもしれない

 この記事でも私は主張しましたが、国内オルタナティブレンディングにおける個人投資家の地位を高め、投資家、運営企業、融資先がWin-Win-Winの関係を築くべく、ソーシャルレンディングの投資を前向きにご検討いただければ幸いと考えています。

 これにて2016年度9月期のソーシャルレンディングサービス比較、ニュースの報告を終わります。


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2016年9月時点ソーシャルレンディングサービス提供社比較1
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