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第2回 Financial Crowdfunding Meetup参加報告その3 ラッキーバンク ~徹底した精査による優良案件提出を~

 
 10/28に開催された第2回 Financial Crowdfunding Meetupに参加報告第3回目の今回はラッキーバンクインベストメント(株)(ラッキーバンク)の田中翔平社長の発表を取り上げます(前回のOwnersBook取り上げた記事はこちら)。

1.事業紹介

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 現在従業員6人、現状ソーシャルレンディング一本で事業を行っているとのことです。宅地建物取引業の登録も済ませて、不動産事業にフォーカスしてサービスを行っているとのことです。2014年12月にサービスを開始して、1年にも満たない15年9月には累計募集金額20億円を突破しました。

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 ユーザーは20~60代が大半、年収300~1,000万円未満の一般的なサラリーマンが多い、男女比は9:1で圧倒的に男が多い。住居地はやはり関東が多いとのことです。

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 ユーザー登録は一月約100人伸びており、現在(注:発表が行われた2015/10/28時点)1100人を超えているとのことです。

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月間募集金額と累計募集金額の推移です。順調に増大中です。

2パネルディスカッション

2-1 事業を立ち上げたきっかけ
 田中社長は不動産の資産コンサルティング業者にかつて勤務しており、不動産の証券化を学ばれていたそうです。大手の不動産の資金調達は現状シニアローンを中心に行われている。中小企業資産の証券化を行い、資金を流し込みたい。不動産投資の流動化を行い投資家と結び付けたい、こうした思いが立ち上げのきっかけとなったそうです。

2-2 セールスポイント
 すべての案件に抵当権をつけること。それも各金融商品価格が乱高下する中でも、(確実に利益をとれる)一番抵当、シニア的なものをなるべく徹底したい。そのためにそれが行える案件を精査している。不動産案件は山程あるが(1日あたり10件の案件が入ってくるそうです)、千三くらいには存在する投資コストに対して20%の利益が取れる案件を厳選し、投資家に提出していきたい。本当に厳選をしているので、月によっては提出数が絞られることもあるだろうが、ご理解の上お付き合い頂きたいとのことでした。スプレッド(ラッキーバンクの取り分のことだと思います)を抑えることによって、事業者への貸付金利も抑えることを大事にしたいとのことでした(投資家へのリターンは高いままということですね)。

2-3体制(内部監査、顧客資産の分別管理、保全)について
 投資家に資産は三井住友銀行に専用口座を設けて行っている。銀行口座データーを会社のシステムに反映させてチェクする体制は整えており、毎日3時を過ぎた時点で確認を行い1円でも誤差が生じた場合はシステムをチェックしているとのことです。また月に1度は外部税理士法人に銀行口座と匿名投資組合をチェックしてもらっているとのことです。こうした体制はコストも労力もかかるが、IT技術でそれらを削減して、顧客資産を守るためにしっかりやっていきたいとのことでした。なお、これまで問題が生じたことはないとのことです。

2-4 これからの展望
 ラッキーバンクは今年の8月には最大の金額募集を行えた(私の集計によると約5億8千6百万円)。月5億、年間60億円の確保を目指していきたい。来年以降は2%のスプレッドの案件で月あたり10億円の募集、年120億円を目標としていきたい。これからも8~10%の案件を提供していきたい。事業としてはソーシャルレンディングだけではなく、不動産投資そのものも手がけていきたい。そのためにも数年のスパンの中で不動産特定共同事業の許可を得ることを目指している。任意組合出資契約(任意組合型契約?)を活用しタックスインセンティブ商品により税金の支出を抑えられる金融商品も視野にいれているとのことでした。

私からの感想
 ラッキーバンクは徹底厳選優良案件の提出、それによる投資家の資金募集により、徹底した拡大戦略を狙っているとの印象を受けました。投資家への利回りが高く、自社利益が2%でも年120億円集めていくことで利益をとっていきたい。また不動産投資そのものにも乗り出すことを表明されたことも、その意志を強く感じました。
 大望を覗かせるその一方で「maneoにデザインが似ているけれど怒られたりしないんですか?」との質問に「つい最近(maneoの)瀧本社長にお会いする機会がありましたが、少なくとも表面上は笑っていらっしゃいましたよ」とか監督行政に案件情報の開示について、これじゃ特定できるだろうと文句をつけられた時は「(この開示情報で不動産物件を特定できるなら)特定してみろ!」と思ったとかお茶目な発言もところどころ見受けられました。
 尚、デザインについてはユニバーサルデザインをラッキーバンクのWEBサイトに採用し、誰からでも解りやすい投資スタイルに気を配っているとのことでした。

 月10億円募集はmaneoが現状の税引き前リターンが5~7.5%がメイン層である案件でも達成しているので、ラッキーバンクの8~10%の案件で実績を築いていけば決して無理な数字ではありません。投資家利益と自社利益を両立させ、是非是非頑張っていただきたいと感じました。

次回はクラウドクレジットをご紹介します。

次回記事
第2回 Financial Crowdfunding Meetup参加報告その4 クラウドクレジット ~数千、数万件の分散投資により大数の法則が成立した案件を提供~

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コメント
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営業者報酬について

ファイヤーフェレットさん
お世話になります。ラッキーバンクの営業者報酬はこの一年ほぼ2%でした。貸し出し利率も大体12%です。一方マネオは今までの営業者利益は1.5-8%で貸出利率は多くは15%で出してます。前の太陽光の7.5%は営業者利益も7.5%とたっぷりとってます。
後追いのラッキーは自社利益よりも顧客を増やすことを優先しているようです。その点はトランスも同じですね。私自身はmaneoからラッキーにだいぶ資金移行しました。田中社長とも何度も話してますので信頼してます。あくまでも個人的なお話ですが。リスクがあるのでどちらが良いというものでなく各自で判断されたらと思います。ただ田中社長も本気だと思いますね。もちろん瀧本社長も優秀な方です。それだけの営業報酬でもお金が集まる逆に言えば投資する人が大勢いるということです。

2015-12-08 20:50 │ from あっちゃんURL Edit

ラッキーバンクがより多くの貸出先を募れるかに注目ですね。

あっちゃんさんへ、情報提供ありがとうございます。maneoのほうが営業者利益もたっぷりとっており、また事業者貸出時の金利も高いのですね。maneoの15%の貸出金利であれだけの案件を集められるのならば、ラッキーバンクの12%の金利ならばより需要があるかなと思います。ラッキーバンクがもっと案件を提出できるようになるかに注目しています。投資する人がいっぱいいても、貸出先が少いと実績は伸びません。maneoも一時その状態になっていましたが、見事現在は克服しているようです(逆に案件が以前ほど早くは埋まらなくなっていますね)。ラッキーバンクも同じになれるか、さてさてどうなることやらです。

2015-12-09 12:13 │ from ファイアフェレットURL Edit

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2015-12-09 23:17 │ from URL

米国利上げのご忠告どうもありがとうございます

鍵コメの方へ

米国利上げのご忠告どうもありがとうございます。

米国が利上げすると、全世界の特に新興国の資金が引き上げられ
金融商品に大きな衝撃が走る、いや走らないと
巷ではいわれていますがさてさてどうなることやらです。

もし投資資金をコメント欄にあるように減らすのでしたら
その資金は貯蓄するのか、はたまた他の投資にまわすのか
教えていただければ幸いです。

私も是非是非参考にさせて欲しいです。

2015-12-11 14:42 │ from ファイアフェレットURL Edit

最近の案件は、物件が特定出来ないように、地図の拡大画像がなくなりましたね。前までは特定出来るような情報を公開してたので、注意を受けたのでしょうか。
発言に若さを感じてしまいます。

2016-01-21 12:43 │ from 747URL

ご推測のとおりだと思います

ラッキーバンクの案件を全部確認しているわけでは
ありませんが、案件に関しての情報が少なくなったのは
当局の指導という推測は正しいと思います。

この当局に対する指導に対しての怒りは
老いも若きも(私のような)中年も
多くの人が抱いていると思います。

明日投稿予定のオーナーズブックのセミナー紹介4回目の
記事ではそれを一部ご紹介できると思います。

ご期待ください。

2016-01-21 22:25 │ from ファイアフェレットURL Edit

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