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    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の動向観察を行い、ブログにすることを趣味としています。コメントを頂けたり、にほんブログ村や人気ブログランキングのバーナーをポチッとしていただけると幸せです。写真は昔飼っていた白イタチ(フェレット)のものです。

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    ソーシャルレンディング赤裸々日記
    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の投資履歴から業界の動向、考察まで幅広く手がけています。ぜひご意見、情報がありましたらお寄せください。
    クラウドバンクが案件募集を再開しました

     今回は「第2回 Financial Crowdfunding Meetup」の参加報告をする予定でしたが、嬉しいニュースが入りましたので、そちらをお伝えしたく存じます。

     クラウドバンクがソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)案件の募集を再開しました。クラウドバンクは行政処分により2015/7/10から10/9までの3ヶ月間業務を1部停止、また10/9以降も新規案件募集を自主的に休止していましたが、満を期してついに復活です。

     11/27に募集再開のメールが届き、11/28に募集が再開されました。債権を担保とした日本成熟産業再生ファンド (中小企業支援型ローンファンド)は6千万円の案件が3件、つまり1億8千万円が3日間で満額成立、12/1現在4件目の募集中案件も応募金額が約6500万円となっていますので募集再開4日で約2億5千万円の申し込みがあったことになります。力強い復活と言えそうです。

    募集停止、休止期間中には様々なリニューアルが行われました。

    その内容はこのページにまとめられています。

    1.より見やすく、わかりやすく。
     マイページ刷新(投資状況、明細履歴の明示)

    2.いつでもどこでも。
     スマートフォン用インターフェイスの用意

    3.知りたい情報を正確に。
     ファンドごとの運用レポート(運用利回り、貸付履歴など)の月次更新

    4.より透明性の高い運用を。
     担保や保証等の情報明示

    といった内容が示されています。

     上記リニューアルについて一部は当ブログにおいてもかつて取り上げましたが、私は募集の際に更に投資先情報がより詳しく示されることになったに注目したいと思います。かつてのクラウドバンクの募集の際には、

    複数の貸付先に分散投資していること
    厳格な審査、保全の確保を行っていること


     は述べられていましたが、実際に貸付先がどのような事業を行うか、具体的にどのような担保をとるかについてはほとんど述べられていませんでした。当局の指導により事業者名は挙げられないものの、他社のサービスは事業内容、担保内容についてはある程度公開していたので、この点はクラウドバンクが他のサービスより投資先が不透明といわれてもしょうがの無い点でした。
    しかし今回のリニューアルにより

    2015y11m30d_173457682.png

     このように、貸付先の1部が示されるようになりました。私はこのことを評価すると共に、さらに投資先情報公開をしていただきたいと考えています。

    2015y12m01d_161300354.png
     クラウドバンクSBIソーシャルレンディングは上記の表に示すように他の多くのサービスとは異なり、必ずしも募集前に貸付先を全部決めないスタイルをとっています(これは募集再開前の話ですが、ファンドの説明文を見る限りは再開後も同じと思われます)。上記の3タイプにはそれぞれ長所、短所があるでしょうがここでは述べません(表の中で結構述べていますが)。

     ですから募集前の投資先情報が不透明になってしまうのはある程度仕方の無いことだと思います。しかし貸付先が投資家にとって完全に不明ですと、複数のファンドに貸し付けてリスク分散を図ったつもりでも実は貸付先は同じで、1つのディフォルトが起こると投資案件がすべて巻き込まれてしまうという事態もありえます。私は他のソーシャルレンディングサービスにおいて、償還資金を再投資するに際には、可能な限り違う貸付先に分散するようにしています。上記のリスクを避けるためです。

     私がクラウドバンクのセミナーに以前参加したとき『分散投資するようにしているが、「まだ」大数の法則が働くほどではない』という趣旨の説明がありました。これは規模の拡大に伴い、目指していきたいという趣旨の発言と受け取れますし、同法則が働く規模での分散投資は是非是非実現して欲しいところです(レンディングクラブみたいに)。なおクラウドクレジットのペルー案件は大数の法則が働くまで分散投資を行っていると運営側が明言しており、国内ソーシャルレンディングの投資案件としては(私が知る限り)唯一の例です。

     募集期間が終わり運用が始まった各ファンドの運用状況が固まってきたら、運用利回りだけではなく、具体的にどのくらいの数の会社に、どのくらいの割合で貸しているのかを可能な限り示すようにして欲しいと思います。現在募集中のクラウドバンクの案件においては、複数のファンドにおいて貸付先が「C社」という共通の表記がされていますが、このことも踏襲して欲しいです。もっとも上記リニューアルのお知らせの中に「ファンドごとに運用利回りの実績や貸付先ごとのステータスなどをご確認いただけます」とあるので、私がここで言うまでもないことでもあると考えています。

     投資先情報のある程度の明示により投資側、運用側共に分散投資(リスク分散)に留意する意識の高まることを期待したいです。

     なにをともあれ、クラウドバンクの案件募集再開、投資情報、運用状況の明確化、投資先情報の明確化、堅調な募集状況を喜びたいと思います。

     ソーシャルレンディングサービスがフェアに競合し、健全な市場が育つことを願ってやみません。

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