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    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の動向観察を行い、ブログにすることを趣味としています。コメントを頂けたり、にほんブログ村や人気ブログランキングのバーナーをポチッとしていただけると幸せです。写真は昔飼っていた白イタチ(フェレット)のものです。

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    ソーシャルレンディング赤裸々日記
    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の投資履歴から業界の動向、考察まで幅広く手がけています。ぜひご意見、情報がありましたらお寄せください。
    「地域開発」にコラムが掲載されました。その2

     前回の記事では財団法人日本地域開発センターの発行する地域開発の総合誌「地域開発」、2015年6・7月合併号に掲載されたコラムの前半について述べました。今回はコラム後半に記した、私が一投資家としてふるさと投資へ希望したことを述べたいと思います。前回に引き続き「記事概略」と「注釈」で述べていきたいと思います。

    [記事概略3/3 一投資家として期待するクラウドファンディングの未来]

    投資家の欲求に答え、彼らの共感を呼び起こすことにより日本のクラウドファンディングが投資家、事業者がwin-winの関係になることを期待したい

    具体的にどのようにしたら良いのかを以下に箇条書きする。

    1. リターンを解りやすく明記すること
    2. 投資期間を解りやすく明示すること
    3. 明確に価値が分かる特産品などのモノ(のおまけ)があった方が嬉しい
    4. リターンの価値は高ければ高いほど投資家からの資金は集まりやすい

    5. 投資家へのリターンを極力担保する体制と姿勢を投資家に明確に示す
    6. 5.は様々な行政からの助成金を利用すればやりやすいのではないか

    7. 6.をバラマキだと批判する方に申し上げたい
    7-1 日本人は利にさとくリターンが大きいところに引きつけられる
    7-2 大規模災害でも起きない限り寄附をする人は日本に少ない
    7-3利益があがるかどうか不明なベンチャーに投資したがる人が日本には少ない
    7-4 共感、善意に訴えかけるだけでは多くの資金は集まらない

    8. ふるさと投資は事業者が金銭的リターンを得ることを第一に考えるべきではない
    9. 特産品開発、宣伝、顧客と雇用の想像を第一に考え金銭的リターンは投資家に与えるべきだ


    [私からの注釈3/3]
     1~4は私が投資家として案件を選択する際に投資したいと感じる、またソーシャルレンディング市場の4年弱での観察で資金が集まりやすいと感じているものの条件です。現状当ブログで扱っているサービスにおいては全ての案件において、リターンと投資期間がまず最初に明確に示されています。しかし当ブログで扱っていないサービスには、リターンが「売上に応じて支払います」となっているもの、また期間の情報が分かりにくいものも一部あります。これを私は評価しません(というより分かりにくいので投資できません)。
     5.のいかに投資家にリターンを担保するかについてですが、これは6.に書いたとおり、エンジェル税制の幅広い適用、行政の助成金などによってやりやすくなると考えています。例えばふるさと納税での謝礼を生産するためのファンドを設けるなどです。助成金ズブズブで・・・。投資資金分にエンジェル納税制度を適用できるようにすることも有効でしょう。ふるさと納税のお礼はほぼ「贈与」みたいなものなので、「販売」する場合よりも遥かに大きい品数が捌けることが期待できます。助成金も使えば投資家へのリターン確保ができることが期待できます。ふるさと実績は2014年度で141億円です。これはまだまだ伸び代があります。たとえば日本人の1割以下である1千万人が1万円寄付しても1千億円集まります。日本の納税者は給与所者で5500万人、それ以外の納税者が700万人、年金受給者は3000万人ほどのはずです。上記の人の合計(9,200万人)が1人1万円寄付すれば9,200億円です。ふるさと投資とふるさと納税のシナジー効果を呼び起こすことができればその恩恵は投資家・事業者双方に計り知れないものがあります。

     助成金ズブズブ、エンジェル税制はバラマキですので、批判を想定して反論を7.で行っています。「日本においてはどんなに美辞麗句でふるさと復興の事業の崇高さ、意義、頑張りを訴えかけても大半の投資家の心は動かせない、何が動かすのかというとリターンだ」という私の主張をここで初めて明確にしているわけです。
     8.9.でさらに投資家利益を何に変えても確保することを念入りに主張しています。まずは投資家に利益を与えることによってふるさと投資を現在のソーシャルレンディングのように盛り上げるべきだということを重ねて強調しているのです。いかにバラマキであろうと、その結果が十分な地方創生の効果を上げられるのならばこれに勝る使い方は無いと考えています。

     なぜここまで投資家利益を強調するのか、それはソーシャルレンディングの4年間弱の観察で、運営社が何よりも投資家利益を考えることにより、業界全体が発展してきたのを私が目のあたりにしてきたからです。それにつきましては当ブログの2015/3/312015/4/3の記事で取り上げたmaneo株式会社の瀧本社長へのインタビューもご参照ください。

    [最後に誤解してほしくないこと、私が言いたいこと]

     これだけは誤解してほしくないのですが、私が投資家利益を追求するべきだと繰り返し述べるのは、それが回りまわって、事業者側(この場合は地方自治体、地方の人々)の利益を最大化する「もっとも速道で有効な手段」と考えるからです。投資家のエゴもおためごかしも申し上げているつもりはありません。

     上記の誤解を避けるため、コラムの結びは一生懸命、推敲した文章を載せています。これは全文そのまま引用します(自分の文章だから先日のように文句を言われることはないでしょう)。

    まず与えることの大事さ

     最後にふるさと投資では「与える者」がまず誰になるのかを問いたい。投資型CFではmaneoという小さなベンチャー企業が提供するサービスがその役を担い投資家の欲求に答えてきた、健気といえるまでに。ふるさと納税では国が、プレミアム商品券では地方自治体がその役を担った。そしていずれもが与えられた者の多くが共感者となり、最初に与えた者の利益になるように働いている。そうでなければ上記活動のいずれの盛り上がりも説明がつかない。日本人は与えられた恩を無視できるほど強くも恩知らずでも無く、弱くて義理堅い。まず誰かが与える者になり、そして最終的に誰もが与えられる者になる。そこに日本のクラウドファンディングの未来がある。

    記事ピクチャ20150714

     「また投資家もまだまだリターンを強く期待していることから、(投資型クラウドファンディング)は大きくなるためには時間がかかりそうです」などとおっしゃる非投資型に携わる方もいらっしゃいますが、実際の成長を見ると真逆です。2chのソーシャルレンディングのスレを見ると本当に欲の皮が突っ張った投資家の本音の発言を読むことができます。しかしそんな彼らにもまずソーシャルレンディング提供社は「与えました」。その積み重ねより、いつしか彼らも事業者側に共感を持つようになっていっているはずです。そしてその結果、ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の本日の発展があります。昨日(2015/7/13)LCレンディングが最初の案件の募集を始めました。そして開始1日にて1億6千万円超の資金を集めました。これは購入型クラウドファンディング主要十社が一ヶ月間に集める資金と遜色ありません。お金の動きほど現実を語る指標はこの場合無いのではないのでしょうか?

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