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    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の動向観察を行い、ブログにすることを趣味としています。コメントを頂けたり、にほんブログ村や人気ブログランキングのバーナーをポチッとしていただけると幸せです。写真は昔飼っていた白イタチ(フェレット)のものです。

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    ソーシャルレンディング赤裸々日記
    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の投資履歴から業界の動向、考察まで幅広く手がけています。ぜひご意見、情報がありましたらお寄せください。
    非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?②

     前回の記事では日経ビジネス2014年12月1日号に記載されていた各タイプのクラウドファンディングを解説する表にmaneoAQUSH等が記載されておらず、クラウドファンディングを解説する図としては不十分と私が感じたことを述べました。さて私がその「不十分な表」の引用元をあたってみたところ驚くべき事が解りました。以下述べていきます。

    日経ビジネスの露骨な「ソーシャルレンディング」外し②
    貸付型はクラウドファンディングじゃない!!!(……とでも言いたいようです)


    これが前回の記事にも載せた日経ビジネスに掲載されていた「不十分な表」です。
    日経ビジネス20141201号 No1768 掲載クラウドファンディング解説図.

    2016/01/14追記 実際の写真を引用
    日経ビジネス掲載クラウドファンディング図表20160101

    これが表の引用元である「クラウドファンディングで世界を変えよう!」に掲載されていた表です。

    クラウドファンディングで世界を変えよう!2015012501

    2016/01/14 追記 実際の写真を引用
    クラウドファンディングで世界を変えようクラウドファンディング掲載図2016010101
    クラウドファンディングで世界を変えようクラウドファンディング掲載図2016010102



     誤植が訂正されているなど細部は異なる部分もありますが日経ビジネスの表は確かに「この図を基に作成」したことが解ります。ですが……、なんとまるごと金融型のうち、「貸付型」を削除して表を作成したことがわかります。

     引用元の図にあったAQUSHmaneoを日経ビジネスは意図的に紹介しなかったことになります。これが誰のどういう意図によるものなのか?著者の佐々木敦也氏は許可を与えたのか?なんだかソーシャルレンディングに対する悪意を感じてしまいます。

    引用元著者の投資型クラウドファンディングへのネガティブな思想

     なお上記の「クラウドファンディングで世界を変えよう!」自体は日本のクラウドファンディング)の現状を解説する本としてとても面白く、興味深い本です。しかし事実を解説している部分はともかく、著者の思想が述べられている箇所では公正とは言えない記述が目立ちます。

    「(クラウドファンディングは)儲からないけれど資金が集まるという仕組みが非常にいいのです。そういう意味ではクラウドファンディングの基本は、やはり寄付型や購入型にあり、特に株式型投資の取り扱いについては慎重にされるべきです(7章より)」



    「(日本のGDPが1960年から2010年にかけて10倍になったからといって、人が10倍幸せになったか?等の疑問を読者に投げかけた後で)お金だけでなく、環境、人権、人への思いやり、こういった尺度を用意することで、会社や仕事の価値はまた違った評価になります。そしてこの点こそが、社会を変える原動力になると思うのです。(エピローグより)



     などと明らかに投資型に対してはネガティブな感情をお持ちであることがわかります。上記の主張の根拠はもちろん記述されているので一読をおすすめします。まあ最後の「お金だけではなく」から始まる佐々木敦也氏の思想を端的に表しているといって良いでしょう。

     また著者本人ではなく、クラウドファンディングの運営者からの意見という形ですが、購入型の新規参入が相次ぎいでるのに対して投資型の大手運営者がミュージックセキュリティーズ以外見当たらない理由が

    『運営業者からすると、投資型は「規制が厳しく、手間暇がかかる、小口の資金ニーズに対応するのは割に合わない」からです(第2章より)』


    との記述もあります。私はまだそこを読んだ時点では筆者の「思想」には気づいていなかったので「イヤ~な気分」になったことを憶えています。自分が資産を預けている会社の経営に対してそのようなことを言われた場合の自然な感情だと思います。

    2016/01/14追記 (2016/1/31一部修正)
     この投資型が割にあわないという意見は「第三者の運営業者」からという形で書いてありますが、よく考えたら佐々木敦也氏は筑波フューチャー・ファンディング(TFF)というクラウドファンディングサービスの運営業者本人(代表理事)なんですよね(設立はこの本の出版前)。さてさてこのような書き方はいかがなものかと思います。主観論と客観論を混合するのは理系の私が私が嫌いとすることで、読者に不誠実です。


    クラウドファンディングで世界を変えよう22016010101

     不公平を感じる部分はまだまだありますので、ご一読を重ねてお勧めします。 上記の「筆者の主観、思想」は投資型に関わる人とは絶対に異なると思います。しかし日経ビジネスが掲載した「不十分な表」の引用元の著者がこのような思想の持ち主であることは興味深いです。

     
    「不十分な表」が作成されたのが誰の意図かは不明ですが、今回はこれまでにして、次回に回したいと思います。この本についてはなぜ非投資型の関係者が投資型を「敵視」するのかを考察する際にまた言及したいと思います。

    次回記事
    非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?③

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