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    非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?①

     当ブログにおける先日の一連の記事『ソーシャルレンディングの「ソーシャル」ってなに?』、『非投資型クラウドファンディングへの出資金額が投資型に絶対敵わない構造的理由』おいてソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)が非投資型に携わる方々から冷たい視線をむけられていると私が感じていると述べました。

     今回の一連のシリーズでは私がそのように感じた理由、そしてその理由はなぜなのかを考察したいと思います。今回のシリーズのタイトルは思い切った表現でありますが、あえて敵視という言葉を用いてみました。

    日経ビジネスの露骨な「ソーシャルレンディング」外し①
    なぜAQUSHmaneoが掲載されていないの?


     現在日本のクラウドファンディングはリターン、法規制と人の認識により大きく2つに分かれています(リターンに関しては省きます、法規制についてはこの記事に詳しいです、人の認識については後述します)

     投資型(ソーシャルレンディング)と非投資型です。さらに非投資型は「寄付型」と「購入型」に分かれています。お金を払うことによりカネやモノなどの対価を得る事が目的ならば「購入型」も投資型ではないかと私は思わないこともありません。しかし現状、法規制はもちろん人の認識もはそうなっていません。

     なお上記の「投資型」、「寄付型」、「購入型」は購入型クラウドファンディングサービスREADYFOR?代表の米良はるか氏が名付け親とのことです。これらの「型」についての解説は他の方が手がけていますし、本題でないので省きます。

     はじめに書いたとおり非投資型の関係者は投資型(ソーシャルレンディング)に冷たい視線を向けているように思われます。それはなぜか?を考察する前に具体的な例を挙げていきましょう。

    日経ビジネス20141201号 No1768 掲載クラウドファンディング解説図.

    2016/1/14 追記 実際の写真を掲載
    日経ビジネス掲載クラウドファンディング図表20160101

    20170315IMAG0047.jpg

     これは日経ビジネス2014年12月1日号に掲載されたCFをとりあげる記事に掲載されていたクラウドファンディングの分類を解説する表です。記事の内容は「nbike」という乗り物の開発資金をクラウドファンディングで集めた話を枕に、日本のCFの可能性と懸念点を紹介したものです。

     全体的には「購入型CFによって日本のベンチャーの資金調達が可能になる明るい未来を期待」といった感じの記事です。

     投資型、非投資型という言葉は記事中で使われていませんが、「金融型」が投資型にあたります。しかしそこに挙げられているサービス名は「セキュリテ」だけです。私がこの表を見て感じた感想は「AQUSH」や「maneo」は?というものでした。なぜセキュリテだけが掲載されているのでしょうか?

     投資型を挙げるのならばmaneoAQUSHは挙げるべきではないでしょうか?また赤枠で囲っておきましたが表には

    『日本では「購入型」が主流になっている』

     とご丁寧に添えてあります。本文を読んでも「主流」となっている根拠など書いてありません。ただ『現在日本で普及しているのが、サービスや商品を見返りとして受け取ることができる「購入型」モデル。』の一文があるだけです。この「購入型が主流」という主張はこのシリーズの中で後に理由を書きますが、客観性を欠いています。

     この表の下部には「『クラウドファンディングで世界を変えよう!』(ジャムハウス発行の掲載資料などを基に作成)と記してあります。その本をあたってみた結果、驚くべき事実を知ることができました。
    ……というところで記事は一旦区切りとさせていただき、次回に回させていただきます。

    次回記事
    非投資型クラウドファンディングは投資型(ソーシャルレンディング)を敵視?②

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