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    Author:ファイアフェレット
    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の動向観察を行い、ブログにすることを趣味としています。コメントを頂けたり、にほんブログ村や人気ブログランキングのバーナーをポチッとしていただけると幸せです。写真は昔飼っていた白イタチ(フェレット)のものです。

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    ソーシャルレンディング赤裸々日記
    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の投資履歴から業界の動向、考察まで幅広く手がけています。ぜひご意見、情報がありましたらお寄せください。
    もし私が日経新聞のインタビューを受けたら その2
    先日の記事の続きです。

     もしけにごろうさんが受けた日経新聞のインタビューを私が受けたら・・・の第二弾です。

     前半部分(第一弾)はソーシャルレンディングや投資スタイルに関する自分の考え方を述べれば良いので気が楽ですが、後半部分ではソーシャルレンディングのこれからの展望なども述べていたりするのでちょっとヒヤヒヤものです。まあこんな考え方をしているレンダーもいるくらいに思っていただければ幸いです。

    記者:
    働いている人や高齢者の方でもできるということか。

    ファイアフェレット:
     「でも」という表現が気にかかるがまあそのとおりだと思う。働いている人も高齢者もネットに関する最低限の知識があればソーシャルレンディングの投資で利益を上げることができるだろう。


    記者:
    ソーシャルレンディングがより普及するには何が必要と考えるか。

    ファイアフェレット:
     2つある、1つは良質なボロワーを集めて貸出金額をどんどん増やしていくこと、2つ目は会社の社会的信用を情報開示により高めていくことだと思う。より多額の募集をかけられるようになり、儲けている人が増えれば評判はどんどん上がっていく。

     募集金額がふえるということは事業者の利益も上がっていくということだから、情報開示をしていく余裕も生まれるだろう。この好循環が続けば必ずソーシャルレンディングは日本に普及する。ただし言うは易だ。最初の「良質なボロワーを集めて募集金額を増やす」の工程が一番難しいと思う。いくら貸出金額を増やしたくとも、サブプライムに貸し付けるのでは全く意味はない。そんなことをしたら日本のソーシャルレンディングの息の根を止めてしまうだろう。


    記者:
    貸出先をいかに開拓するかという課題をどうするのか

    ファイアフェレット:
     日本の場合事業者金融に期待するべきだろう。私なりに考えてみたがどうも日本では個人への貸出に期待するのは難しいと考えている。日本では“ネット社会の”私(し)”に高い信頼を置くことは良策ではない。“公の場”、“公の立場”では真面目で礼儀正しく立派な行動をとる日本人でも、公から解放された場では真面目さも、礼儀正しさも驚くほどに消え失せてしまう。旅行に行ったときの乱痴気騒ぎなどいい例だ。

     これは日本人に限ったことではないのだろう、しかし公と私の落差が他国の人に比べ激しいというのは間違い無いと思う。匿名のネットという世界ではそれはさらにひどい。保守的なネット市民がよく口にする「日本人の民度は高い」は本当だと思う。しかしネット上におけるそれは「保守的なネット市民」も含めて確実に低い。彼らが嫌う不貞な特定外国人、悪質な生活保護受給者と同じくらい低い。

     でなければあれほど愚かで偏見に満ちた差別的な発言や陰謀論を書き込めるはずがない。ウェブはバカと暇人のものなのだ。maneoSBIソーシャルレンディングの個人向け無担保融資の失敗はネットにおける日本人の民度の低さ、公私の落差というリスクがコントロール出来ないくらい大きいものだからだと思う。


     逆を考えると「公」はネット、現実世界に限らず日本は大いに期待できる。事業を 営む人はその身を公の立場に置いているといえる。どのくらい置いているかはその事業の規模からその人の性格によりピンからキリまであるだろうが。こんなことは私に言われるまでもなく、各社とも事業者の獲得に力を入れていると思う。

     ただ本音を言わせてもらえば「優良な事業者」を集めるには今のボロワーが課されている金利はAQUSHとmaneoでは高すぎる気がする。もちろん私はこれまでのその恩恵を受けてきたが冷静に考えてみると怖くなる数字だ。「レンダーが欲張るから高金利でしか貸付ができず、結果事業者が集まらず日本のソーシャルレンディングはうまくいかなかった。」などと後世に記されては残念だ。現状両社とも融資申し込みの引き合いはたくさんあるようだがレンダーの旺盛な出資意欲を満足できるほどの募集額を募れない、バラエティに富んだ案件を提供できていないのは、多くの「良好な事業者」が金利の高さのために敬遠をしているためではないかと考えている(注意:バラエティに富んだ~のくだりはmaneoの案件に同じ物の繰り返しが多く本当の新規案件は意外に少ないこと、AQUSHでは貸付件数が金額のわりに少ないことを踏まえて発言)。

     AQUSHmaneoとも担保付きだろうがグレードAAだろうが高金利で貸しつけた「実績」があるからそれを下げるのにはレンダーの理解が必要だろう。しかし何も説明せず黙ってするのでも無い限り、それは得られると思っている。


    記者:
    AQUSHは不動産担保ローンをASAXと提携して行っている。

    ファイアフェレット:
     金融製品についてあれこれ言うほど知識はないのだが担保付きで、ASAXの保証があるのならばこの程度の金利でも私は十分だと考えている(AQUSHとASAXが1.5%ずつ計3%抜くのはボロワーが気の毒な気もするが)。十分な保証と貸出金額が約束されるのならば金利8%以上じゃないと貸し出さないなどとこれからも欲張るつもりはない(これまでは欲張ってきた)。

     ただちょっと恨み事を言わせてもらえば私はこの商品が募集を開始した時かなり早い時期に52万円ほど投資したのだが、募集額がすぐに集まらず融資が実施されなかったため3~4ヶ月ほどその投資額を遊ばせてしまった。もちろん誰が悪いというのでもないが、AQUSHmaneoSBIソーシャルレンディングとも投資家の金を遊ばせる事態への配慮は極力して欲しいものだと思っている。


    記者:
    最近はクラウドファンディングも話題になっている。

    ファイアフェレット:
     そのような活動があると言うのは知っているが正直興味が無い。篤志家でも社交的な人間でもないので自分のお金で誰かが助かるということが、実際に触れ合わないと実感できないのだ。ソーシャルレンディングでは「利息が得られる」という事実自体で、私が投資したお金が働いたということが証明され、実感できるので問題はない。

     しかしこうした真面目に活動をしている人がそれほど高額ともいえない活動資金に悩んでいるのに、自堕落な生活を送ってきた生活困窮者に生活保護費を無策にばらまく行政の怠慢ぶりには本当に頭にくる。まじめに働き税金を払っている自分がこうした活動に資金をだすのは、行政の怠慢を容認しているような気がしてその意味でもこういった活動への参加は乗り気では無い。


    記者:
    今後の成長性についてはどうか。

    ファイアフェレット:
     正直にいうと現状では思ったように成長ができないのではというのが本音だ、これまでと同じように。日本における借金に対する考え方、法規則、上限金利などなどは海外で生まれた従来のソーシャルレンディングとは馴染まないらしい。それが外資の参入が盛んに囁かれたが、結局実現していない理由だろう。外資は日本のネット住人の信じられない民度の低さにあきれ果てたのろだろう(笑)。

     しかし金融自体に関しては需要も、それに金を出すという投資家の資金も日本は豊富だ。おもいっきりガラパゴス化した日本独自のソーシャルレンディングを開発し、貸出を事業者に重きをおいて行うことによって必ず成功できるはずだ。現状のmaneoAQUSHのソーシャルレンディングの金利は事業開始時の個人に融資を行う際を想定していると思われる。現行法では100万円以上の融資の上限金利は15%だがそれに比べれば確かにAQUSHmaneoのそれは低い。しかし事業者に貸し出すのならば銀行の金利が5%以下、大抵の社債の金利が1%前後ということを考えれば現状は高いような気がする。

     両社とも個人金融から事業者金融へのピボットの切り替えを行ったのだから、金利設定も見直しても構わないはずだ。現状ソーシャルレンディングの利回りは7%程度と言われており、確かにその程度のリターンが得られている。しかしこれは個人に融資するリスクのある商品の利回りとしては適当かもしれないが、事業者に貸し出すという意味ではどうだろうか。同じ無担保でも8%で金を借りられる個人の信用と8%の金利で借りなくては行けない事業者の信用は全く違う。そこの理解をレンダーに得られるか否かが事業者金融の分野で成長できるか否かの分かれ目になるのではないかと思っている。


     いかがでしょうか。第一弾、第二弾合わせればおおよそ7千文字です。この後にもいくつか質問はありますが実際に投資結果についての質問なので過去の記事と重複するので省きます。こうした質問形式で記事を書くと、以外に筆が進むことがわかったこと、自分の考え方がまとまることがわかったことも大きな収穫でした。

     最後に格好のブログのネタを提供していただいたけにごろうさんに御礼を申し上げて、終わりにしたいと思います。

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    コメント
    No title
    こんにちは。

    とても興味深く拝見しました。

    特に「なぜ投資市場に絶望したのか。」のくだりでは、ファイアフェレットさんの非常に熱い思いが伝わってきました。
    自分も2008~2009年には投資信託・FXで大きな損失を被ったので、ファイアフェレットさんの気持ちはとてもよくわかります。

    投資の基準やリスクに対する考え方も自分と近いものがあるように感じました。
    まあそういう人が元々ソーシャルレンディングに集まってくるのかも知れませんが。

    あと、別の記事ですが、maneoでの投資がなかなかできない件については解消されるのに少し時間がかかるかもしれませんね。
    自分は返済されて遊んでいる資金をとりあえず引き揚げて他に回そうかと考えています。
    また投資できる環境になったらmaneoに戻すかも知れません。

    今後ともよろしくお願いします。
    [2013/03/16 11:39] URL | けにごろう #- [ 編集 ]

    私は株式市場はちょっと遠慮しておきます(笑)
    けにごろうさんのブログと私のブログの両方にコメントを頂き、
    誠にありがとうございます。

    maneoでは現在投資余力が残っていませんが
    AQUSHでは最近返済が相次ぎ(早期返済でしょうか)
    90万円以上が現金として残っています。

    とはいってもAQUSHは投資機会がひと月に1回しかないので
    それらは現状遊び金です。
    とはいっても自分はもう投資市場はうんざりなのでこういった休日は
    一日パソコンでネットサーフィンか、ベッドで読書がしていたいです。
    株式市場への投資は考えていません。

    AQUSHではもっと投資機会を増やし、遊び金を作らないように
    して欲しいと思っています。
    その意味で現在AQUSHが進めているプロジェクトには注目しています。
    [2013/03/16 11:54] URL | ファイアフェレット #rr398oDI [ 編集 ]


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