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    ソーシャルレンディング赤裸々日記
    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の投資履歴から業界の動向、考察まで幅広く手がけています。ぜひご意見、情報がありましたらお寄せください。
    日経新聞でソーシャルレンディングが取り上げられました。

     日経新聞2016/12/3付朝刊でソーシャルレンディングについて触れられました。下記リンクで読むことができます。

    ソーシャルレンディング、注意点は?(2017/01/05 NIKKEI STYLE)

    ファイナンシャルプランナーの藤川太氏が

    ネットを通じてお金の貸し手と借り手を仲介する「ソーシャルレンディング」に関心があります。高い金利が期待できるそうですが、仕組みと注意点を教えてください。

    という質問に回答する形で、記事が構成されています。

     全体的には藤川氏は慎重な見方をソーシャルレンディングに対してしていることがわかる記事です。
     ちなみに、藤川氏は日経マネー2017年2月号においても、ソーシャルレンディングの評価をしており、そこでも慎重な意見を出されています。。

    参考
    2017/01/06 日経マネー2017年2月号でソーシャルレンディングが取り上げられました


    国内初、最大のmaneo、貸し倒れ率0、募集額600億円は伊達じゃない


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    高利率案件ならば、ノンバンクの老舗が運用するトラストレンディングにどうぞ




    1.記事の内容に少しツッコミ

    では、書いてあることにすこしだけ突っ込ませていただきます。

    ①もっとソーシャルレンディングの利回りは高い

    大まかに言って運用期間は1年程度、最低投資金額は1万円程度からあり、利回りは年5%程度の例があります。

     とありますが、利回りについてはちょっと大まかすぎます。「5~10%程度」として欲しかったです。

    ②「複数の融資先を組み合わせてリスクを分散」はあまり正しくない

     米では個人向けの無担保融資も多いですが、日本は土地などを担保に取って融資する不動産担保ビジネスローンが中心です。複数の融資先を組み合わせてリスクを分散します

     とありますが 大抵のソーシャルレンディングサービスでは、「多額の案件A」と「本当に少額の案件B」を組み合わせて、1つの案件にしていることが圧倒的多数です。たとえば前者が2千万円を業者Aに貸し出す案件としたら、後者が業者Bに5万円を貸し出す案件で、合計2千5万円のファンドが形成されます。これでは実質1つに貸し出すのと変わりません。

     実質1つの貸出先しかないのですから単独の案件に投資するだけではリスクは分散できません。リスクを分散するには、投資家の方で複数の融資先が異なる案件に投資する必要があります。

     「複数の融資案件を組み合わせてリスクを分散している」が該当するソーシャルレンディングサービスはAQUSHSBIソーシャルレンディングクラウドバンククラウドクレジットJ.Lendingの5つのサービスです。そのうち2サービスは開店休業状態なので、実質3サービスです。

     それに対して、上記の多額+少額案件を採用しているのは、maneo、ラッキーバンク、オーナーズブックLCレンディングガイアファンディングトラストレンディングクラウドリーススマートレンドみんなのクレジットアメリカンファンディンググリーンインフラレンディングさくらソーシャルレンディングと12サービスで、繰り返しになりますが、圧倒的多数です。

     上記の12サービスは、リスクを分散させたくなくて、そうしているわけではありません。ソーシャルレンディングという投資スキームにおける都合でそのようにしています。スキームによる都合と金融庁の指導による板挟みで、なんとか折り合いをつけているのです。

    詳しくはmaneoの瀧本憲治社長のブログの下記記事をご参照ください。

    2015/4/6 実務的な対応をさせて頂きました。(投資の現場レポート)


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    2.税金についての指摘について

     記事の内容は繰り返しになりますが、全体的に慎重で、注意喚起が約半分を占める記事です。でもネガティブな印象はそれほど受けないので、読んだ方にはソーシャルレンディングに対して、興味を持ってもらえることが期待できます。

     なお、記事の最後に税金に関する注意喚起がかかれています。識者がソーシャルレンディングについて述べる際に、このことについて触れたのは、私が知る限り初めてです。

     ソーシャルレンディングの税金の話は、正直私はよくわかりません。ですからあまりこのブログでは触れて来なかったのですが、下記記事に具体例をつけて、わかりやすく解説してありました。とてもためになります。

    ソーシャルレンディングの税金・確定申告を一番やさしく解説(2016/12/26 ソーシャルレンディングナビ)

    ご参照ください。

     藤川太氏の指摘通り、総合課税だと税金が高くなる人もいるかと思います。特にソーシャルレンディング以外で多くの収入を得ている人はその傾向が強いでしょう。株式、FXのように分離課税になったほうが、より多くの富裕層投資家の流入が見込めると思います(私にはあまり関係がありませんが)。

     なお、英国ではソーシャルレンディングの収益はISA(少額投資非課税制度)の対象です。

    参考
    ついにイギリスでP2PレンディングがISAの対象に!(クラウドクレジットブログ)

     日本でも遠くない未来に総合課税→分離課税→NISAの対象に!

    となってもらいたいものです。

    2017/2/6 追記 maneoの滝本社長のブログで、ソーシャルレンディングが分離課税になる動きがあることに触れられています。

    2017/1/27 ソーシャルレンディングの配当が分離課税に?(投資の現場レポート)

    その部分を引用します。

    最近、ソーシャルレンディングの配当を
    分離課税(配当の20%を上限)になるようにしようという動きがあります。

    これは、我々にとって、大変ハッピーな風向きです。

    FXも分離課税になって大変な盛り上がりを見せたとか聞きます。
    ソーシャルレンディング・クラウドファンディングも分離課税になると良いのですが…。

    分離課税になるように運動します。

    皆様、今後とも何卒よろしくお願いします

    是非是非、期待したいです。


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