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    ソーシャルレンディング赤裸々日記
    ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の投資履歴から業界の動向、考察まで幅広く手がけています。ぜひご意見、情報がありましたらお寄せください。
    これは固定された記事です。この次が最新の記事となります。

     当ブログを訪れていただきどうもありがとうございます。ご案内をさせていただきます。

     当ブログ最大の売りである、ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の業界動向観察・比較については、検索フォームで「各社、各サービス比較」で検索を行うか、左の「カテゴリ」から、ソーシャルレンディングサービス比較をクリックするかしてください。
     前者の方が、過去のデーターを参照しやすいです。最近のデーターを新しいものから見たい時は後者を選択してください。月次の各サービスの募集金額もそこに掲載してあります。

     各サービス(運営会社)について個別の記事については、やはり「カテゴリ」の一覧から各サービス名をクリックしてください。当ブログ管理人が足を使って執筆した各運営会社によるセミナー、勉強会参加報告もそこにあります。「カテゴリ」における「ソーシャルレンディング」では業界全般のニュースやコラムを載せています。

    ご質問がありましたら、コメント欄からお気軽にどうぞ。なにとぞ、よろしくおねがいします。
    投資家のつぶやき- 投資ブロガーファイアフェレット

     昨日の記事でお伝えしたとおり、本記事では「地域開発」地域開発の総合誌「地域開発」、2015年6・7月合併号に掲載していただいた原稿を再掲載します。
     同誌の特集「クラウドファンディングによる地域活性化」の1記事として掲載していただきました。

    参考
    2015/7/10 「地域開発」にコラムが掲載されました。その1

    2015/7/14 「地域開発」にコラムが掲載されました。その2

    ブログに使う写真12015070701ブログに使う写真12015070703

    以下、本文です。


    地域開発 2015.6・7 

     私は2011年から「ソーシャルレンディング赤裸々日記」というブログをファイアフェレットというハンドル名で管理している。当初は投資型クラウドファンディングに主眼を置いて批評、投資報告を行っていたが、最近はクラウドファンディング全般に目を向けるようになっている。今回は「地域開発」誌からの依頼で執筆の機会を頂けたのでコラムとして、投資家としての率直な意見を述べてみたい。


    1.勢いを増すクラウドファンディング

     2015年に入りクラウドファンディング(CF)の市場規模はますます大きくなっている。特に投資型はサービス全体で一月あたり投資家から20億円前後の募集を行っている。昨年全体の募集額は150~160億円位のはずなのでこの調子でいけば、今年も昨年の倍といかないまでも十二分に期待できそうだ。

     購入型も勢いを伸ばしているが最近の一月あたりの募集額は主要10社合計で2億円程度であり投資型が募集額では圧倒的なボリュームを占めている。投資型非投資型を問わず勢いが増し、サービス提供社も増えて選択肢が増えているのを投資家として非常に嬉しく感じている。


    2.CFに投資家として注目しているところ

     私が注目していることは、不特定多数でお金を出し合い、まとめて他の人々、企業に提供することで従来に無い魅力的な金融商品や商品開発、支援活動ができることに日本人が気付き始めたという事実だ。

     例えば投資型CFはネット上でお金を貸したい人(この場合は投資家)と借りたい人を結びつけ、金利を投資家とサービス提供社の利益とするスタイルを提供した。貸金業法に則った資金貸付という形で投資が行われるので、従来のファンドのように投資先の営業利益が不調という理由では元本の毀損もリターンの不払いも許されない。保証人を立てることや担保を取ることもあり、投資家の利益が十分に図られている。仕組みもとても解りやすい(これは強調したい)。

     かくして投資型CFは投資家の期待に応えることができ、貸出を希望する彼らの現金が提供社にどんどん集められるようになる。動かせる現金の大きさは資本主義ではパワーそのものだから提供社も貸出を有利に運べるようになる。このように書くと投資家ばかりに都合が良いように聞こえるが、実際には事業者も創業間もないことや業種の特殊性、融資額が小額、融資期間が短期などの理由で銀行に頼れない場合でも融資が受けられる、経営に口を挟まれない、途中返済は手数料なしで自由などの便宜が図られている面も多分にある。

     こうした投資家-提供社-投資先事業者がwin-win-winになりやすい投資スタイルが生まれたのはCFという新しい資金募集形態がもたらした結果に他ならない。ふるさとファンドや非投資型CFもきっとその可能性が見つけられるだろう。


    3.投資家からみたCFの課題

     投資型CFの課題としては投資家がリターンを強く欲求する傾向にあることだ。そしてこの欲求にCFは応えられるのかが投資型非投資型を問わず最大の課題だ。

     別の問題として投資型サービス提供社は一般企業としてはともかく、投資商品を扱う企業としては情報開示が不十分と感じさせるところもある点だ。また本来の投資先・貸付先である企業の情報は名前さえ示されていない。本来、投資先情報を吟味するべきまともな投資家だったら投資はためらわれるものであるはずだ。

     しかし実際には高利率や担保が付けられている案件から飛ぶように売れている。提供社は近年維持が難しくなっている第一種・二種金融商品取扱業・貸金業等の登録を行政から受けているのでその意味では決して怪しくは無いのだが、異常な現象と取る向きもあるだろう。

     リターンが解りやすく魅力的であることが人気の第一の理由だが決してサービス開始直後からそうでなかったことはお断りしておきたい。日本における投資型CFの歴史は2008年から始まるが、投資家の期待に応えてきた実績の積み重ねで今の盛況があるのだ。

     ただしこの勢いを削ぐ懸念もある。現時点では事業者を貸出先にしている投資案件で投資家の元本を毀損させた例は無い。しかし実際には事業者からの返済に延滞が生じ保証会社に立て替えさせた例はあるし、貸し倒れにより投資家の元本の毀損を伴う事態の発生もいずれは避けられないだろう。その際リターンを貪欲に求めていた投資家の多くにに見限られ、投資型が廃れる恐れは無いとは言えない。

     投資型を応援する身としては、そのような懸念に悩まされるよりは、投資家が分散投資や案件のリスクに見合った資金の割り振りを行うことにより、そうした事態が起きて損失を被ってもなお全体のリターンではプラスになることをこの身をもって証明したい気持ちさえあるというのが本音だ。

     なぜ一介の投資家に過ぎない私がこのように過度にサービス提供社に肩入れするかのような思いを持っているかは私の投資履歴に依るところが大きい。私は2011年末に投資型CFで資産の運用を開始したが2015年5月時点で税引き後150万円を超える利益を得ている。運用金額は当初400万円程だったが現在は1700万円ほどに増えている、そして損失は未だ0円である。

     私が投資型CFでの資産運用を始めたきっかけは株式、投資信託、FX等で大きな損失を被り値動きの激しい金融商品で資産を増やすことを諦めたからだが、そんな無能な私にも投資型CFは上記のように十分なリターンをもたらしてくれた。上記の思いはそれに対する恩返し、なんとなく持ってしまった共感によるものが大きいのである。


    3.一投資家として期待するCFの未来

     投資家の欲求に答えること、そこから湧き上がる共感をうまく利用し、投資家と事業者の双方がwin-winの状態となることに日本のCFの可能性を(共感を持ってしまった)私としては期待したい。ではどのようにしたら上記の幸せな関係を構築できるのか、ふるさと投資に提言する形で投資家として意見を述べたい。

     まず投資家への確実なリターンを解りやすく示すことを第一に考えなければいけない。投資型CFの様にファンドにいくら投資したらどのくらいの期間、運用され何が戻ってくるのかが明確であるほど、そしてそれが大きいほど資金は集まりやすい。

     売上がこれだけあったらこれだけの金額を返すというリターンの表示方法があるが、どれだけの売上が将来あるかなど投資家にはそもそも解らない。だから本当に魅力的だとしても多くの人にはそうは映らないだろう。それよりはファンドの提供者が自信を持って言える数字を目標リターンとして掲げたほうが良い。

     リターンはお金だけでなく特産品などのモノがあったほうが嬉しいし、そのモノの価値は明示されていた方が投資家をひきつけやすい。また投資期間も解りやすく示しその期間が終わったら直ちに元本が償還されるスタイルが魅力的だ。そしてその運用期間で提示された利回りが得られない事態を極力避ける仕組みを用意しなければいけない。ふるさと投資の仕組みを見るとエンジェル税制、民都機構や地方自治体の助成金が期待できるようになっており、事業者が最初から金銭的リターンを得ることを考えなければ上記の仕組みは作りやすくなるはずだ。

     もちろん上記支援によりふるさと納税のお礼のようにリターンがほぼ確実に貰えることが投資家に示されなければ意味が無い(ただし元本保証の明記だけは許されない)。投資型CFは投資家との信頼の構築に時間がかかったが、ふるさと投資は国や地方自治体がバックにあれば比較的短期でそれができることが期待できる。

     この意見には憤慨する人もいるだろう。バラマキをふるさと投資の形で行なえと言っているも同然だからだ。しかしふるさと納税やプレミアム商品券の成功を見れば分かる通り、一般的な日本人は実利にとても敏(さと)くそれが大きいところに引きつけられる。

     また大規模災害が起きて不幸な被災者が発生しない限り積極的に寄付をしたがる人も利益が上がるかどうか不明なベンチャーに投資したがる人も現状少ない。

     CFは篤志家ではなくクラウド(大衆)を相手にしなければいけないのだ。

     海外では篤志家がクラウドかもしれないが日本でそれを期待してよいのかには疑問がある。事業者の顔を見せ活動を明確にすることで共感、善意に訴えかける動きにも一言述べたい。それらはもちろん必要だが、それだけでは一定の効果しか得られず、集まる資金は限定的だろう。

     小規模のプロジェクトならそれでもいいがふるさと投資にはもっと大きな夢を見て欲しい。ファンドの計画を立てるにあたっては目的を金銭ではなく、まず特産品の開発・宣伝、顧客の創造、雇用の創出等に置き、金銭的リターンはまず投資家に与え、自らがそれを得られるようになるのはある程度の期間後を見据えて欲しい。


    4.まず与えることの大事さ

     最後にふるさと投資では「与える者」がまず誰になるのかを問いたい。

     投資型CFではmaneoという小さなベンチャー企業が提供するサービスがその役を担い投資家の欲求に答えてきた、健気といえるまでに。

     ふるさと納税では国が、プレミアム商品券では地方自治体がその役を担った。そしていずれもが与えられた者の多くが共感者となり、最初に与えた者の利益になるように働いている。そうでなければ上記活動のいずれの盛り上がりも説明がつかない。

     日本人は与えられた恩を無視できるほど強くも恩知らずでは無く、弱くて義理堅い。まず誰かが与える者になり、そして最終的に誰もが与えられる者になる。そこに日本のクラウドファンディングの未来がある。

    ※再掲載終わり

     いかがでしょうか。ご意見をいただければ幸いです。なお、WEB掲載に伴い、適宜改行を行いました。実際には下記のような形で掲載されました。

    「地域開発」 ファイアフェレット 投資家のつぶやき_01「地域開発」 ファイアフェレット 投資家のつぶやき_02「地域開発」 ファイアフェレット 投資家のつぶやき_03
    (左から1P目、2P目、3P目、クリックすると大きくなります)


    2017年5月末時点で以下のサービスで資金を運用中です。
    1.maneo : 約438万円
    2.AQUSH : 約64万円
    3.クラウドバンク: 約234万円
    4.SBIソーシャルレンディング:約12万円
    5.クラウドクレジット:約261万円
    6.ラッキーバンク : 約87万円
    7.オーナーズブック:約170万円
    8.LCレンディング : 約230万円
    9.ガイアファンディング : 約196万円
    10.トラストレンディング : 260万円
    11.クラウドリース : 約158万円
    12.スマートレンド : 約31万円
    13.グリーンインフラレンディング:約104万円
    14.さくらソーシャルレンディング:約61万円
    15.TATERU FUNDING:10万円
    16.Wealth Navi:30万円


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    私事ですが、ライターレビュー2年となりました。

    私事ですが、原稿のご依頼を最近ちょくちょくいただけるようになりました。

    後述しますが、最初に原稿執筆の依頼をいただき、それが掲載されたのが
    2015年の6月です。今月ででちょうど2年となります。

    趣味で始めた当ブログですが本当に光栄だと考えています。

    私が依頼を受けて書いた記事は以下リンクで読むことができます。

    1.クラウドポートに掲載されている記事

    2016/11/09 [投資家体験談]意外と大変!?ソーシャルレンディングの案件管理と口座管理

    2017/1/23 [攻略法]【投資額別】ファイアフェレットのオススメ分散投資術

    2017/1/24 [攻略法]初心者必見!ソーシャルレンディングの落とし穴

    2017/2/1 [投資家体験談]5年間で損失ゼロ。カリスマソーシャルレンディング投資家が語る5年間の軌跡 

    2017/3/20 [入門口座]【ソーシャルレンディングの分配方法】元利均等返済、元本一括返済、満期一括返済の違いとは?

    2017/5/2 [入門口座]手数料だけ?クラウドファンディング事業のビジネスモデルとは

    2017/6/1 ソーシャルレンディング投資では意外と穴!?気をつけたい手数料を事業者別に比較


    2.日本クラウドファンド投資ガイドに掲載されている記事
    (ノンクレジットも含まれます)

    2016/12/16 過去の失敗事例から学べ!絶対に投資してはいけない商品の傾向

    2017/1/4 過去データから見る、満額成立しやすい人気投資商品の傾向

    2017/2/13 クラウドファンディング攻略!5年間の体験から見えた投資方法大公開

    2017/3/15 データが導くソーシャルレンディング市場規模の今後の展望と未来予想


     これ以外にも投資情報サイト FX-ONで連載させていただいた「ゼロから始めるソーシャルレンディング投資 ~ベテランウォッチャーがすべてぶっちゃけます!」もありますが、打ち切りに伴い、公開は停止しています

    参考
    2016/12/4 敗北宣言

     さて、私が最初に原稿執筆依頼を頂いたのはちょうど2年前の2015年の5月となります。地域・都市・環境など国土政策全般にわたる研究調査を行う「地域開発センター」の機関紙「地域開発」編集部からのご依頼です。

    同誌の2015年6・7月合併号に掲載されました。発売日は2015年の6月30日です。

    ブログに使う写真12015070701ブログに使う写真12015070703

    参考
    2015/7/10 「地域開発」にコラムが掲載されました。その1

    2015/7/14 「地域開発」にコラムが掲載されました。その2

     はじめての依頼に舞い上がり、張り切って原稿を仕上げたこと、掲載誌と原稿料をいただけたこと、本当に嬉しかったことを覚えています。

     本業はサラリーマンながら、原稿料をいただけたという意味ではプロレビュー2年目を記念して、「地域開発」で掲載された記事、つまり私のレビュー作を当ブログで再掲載したいと思っています。掲載は明日を予定しています。

     一介のブロガーにすぎない私に、原稿執筆をご依頼いただいたこと、また今回、再掲載をご快諾いただいた「地域開発」編集部の皆様に、篤く御礼を改めて申し上げます。

    2017年5月末時点で以下のサービスで資金を運用中です。
    1.maneo : 約438万円
    2.AQUSH : 約64万円
    3.クラウドバンク: 約234万円
    4.SBIソーシャルレンディング:約12万円
    5.クラウドクレジット:約261万円
    6.ラッキーバンク : 約87万円
    7.オーナーズブック:約170万円
    8.LCレンディング : 約230万円
    9.ガイアファンディング : 約196万円
    10.トラストレンディング : 260万円
    11.クラウドリース : 約158万円
    12.スマートレンド : 約31万円
    13.グリーンインフラレンディング:約104万円
    14.さくらソーシャルレンディング:約61万円
    15.TATERU FUNDING:10万円
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    週刊SPA!にてソーシャルレンディングが副業の一つとして取り上げられています。

     週刊SPA!2017年5月16日号、連載「マネー得捜本部」にて「Vol.426 年収350万円から富裕層へ!年収1億円を稼ぐ」と題して、様々な副業のオススポイント、注意点が紹介されています。
     
    様々な副業が紹介されていますが、ソーシャルレンディングもその一つとして紹介されています。

     なお、この記事はハーバードビジネスオンラインの下記リンクでも読むことができます。

     年収350万円が年収1億円になった副業の達人現る!(2017/5/15 ハーバードビジネスオンライン)

     この連載においては1人の投資家がピックアップされて紹介されることが多いです。今回は元サラリーマン投資家小林昌裕氏がその役を担っています。

     小林氏は合計20案件も案件を扱う副業の達人として、様々なストックビジネスの重要さ、資金力によりそれらを多角化するのが成功の秘訣と説きます。

     なお、ストックビジネスとは「自分が働かなくともお金が入ってくる仕組み」と、この記事では定義されているようです。

     不動産投資、太陽光発電、コインパーキングなど様々に言及されていますが、ソーシャルレンディングは

    資金の少ない人にとって、小林氏が最もオススメだと考えるのは、「ソーシャルレンディング」と呼ばれる中小企業と小口投資家をマッチングする仕組みだ。

    「『maneo』というサイトが代表例ですね。3万円ほどから始められる短期運用が多く、利益率は年利5~8%ほど。担保がしっかりしているため、過去の案件でも回収できなかったものはほとんどないのもポイントです」


    と文中で触れられています。

    20170509_193012.jpg

     さて、この連載にはこのような図が掲載され、ソーシャルレンディングの金利は5~10%、ストック性は◯と評価されています。この記事にはストック性がどのようなものかは書かれていませんが、大竹啓裕氏の著書「ストックビジネスの教科書」によると、

    収益性が高いほど「高い」
    継続性が高いほど「高い」
    属人性が低いほど「高い」


    と定義されています(このリンクで「ストックビジネスの教科書」の該当箇所を読むことができます)。




     つまり、「お金が儲かって、継続(安定)して利益が入り、人を選ばない(誰がやっても同じような利益が得られる)もの」ほど、ストック性が高いという意味かと思われます。

    この定義に従って、私も評価を行ってみました。◎、◯、▲の3段階評価です。

    03_SPA_2017051901.png

    1.収益性
     SPA!に掲載されている利回りをそのまま利用させていただき、10%以上を◎、5~10%未満を◯、それ以下を▲としました。

    2.継続性
     5年の投資歴から、安定した収益が得られると確証を持てるソーシャルレンディングのみを◎としました。顧客の多寡により収益が大きく変わりそうなビジネスは▲、顧客(他社)と契約を結べるものを◯としました。

    3.属人性
     正直ソーシャルレンディングのみ◎それ以外は全部▲です。ソーシャルレンディングは才覚もなにも必要ありませんが、その他のビジネスはみんなそれが必要であり、誰がやるかによって大きく収益が異なると思います。

     最後に=◎=3点、◯=2点、▲=1点として平均点を算出し、2.5点以上を◎、1.5~2.5点未満を◯、それ以下を▲として、小林昌裕氏の評価と並べてみました。

    04_SPA_2017051901.png

     20案件以上のビジネスを扱うマメな小林昌裕氏と、ぐうたらなファイアフェレットで一部、大きく評価が別れました。
     私はソーシャルレンディングのみに◎がつきました。しかし資金力があり、マメな方ならば賃貸、太陽光発電、物販権利販売、コインパーキングが◎になるというのも、なんとなく理解できるつもりです。

    どちらかがご自分あっているかでご評価いただければ幸いです。

    なお上記評価はあくまで主観的、素人の判断であることはお断りしておきます。


    2017年4月末時点で以下のソーシャルレンディングサービスで資金を運用中です。
    1.maneo : 約436万円
    2.AQUSH : 約64万円
    3.クラウドバンク: 約187万円
    4.SBIソーシャルレンディング:約15万円
    5.クラウドクレジット:約261万円
    6.ラッキーバンク : 約86万円
    7.オーナーズブック:約121万円
    8.LCレンディング : 約229万円
    9.ガイアファンディング : 約195万円
    10.トラストレンディング : 260万円
    11.クラウドリース : 約157万円
    12.スマートレンド : 約31万円
    13.みんなのクレジット:約50万円
    14.グリーンインフラレンディング:約103万円
    15.さくらソーシャルレンディング:約61万円
    16.TATERU FUNDING:10万円


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    日経新聞でソーシャルレンディングが紹介されました(2017年4月)。

     日経新聞にてソーシャルレンディングの紹介記事が掲載されました。2017/4/29の紙面にまず掲載され、5/2に無料で公開されているNIKKEI STYLEに再掲載されるという形になっています。

    ソーシャルレンディング 高利回り、ネットで投資募集 延滞や焦げ付きリスク(日経新聞2017/4/29 全部読むにはログインが必要)

    ソーシャルレンディング 高利回り、ネットで投資募集 延滞や焦げ付きリスク(NIKKEI STYEL
    2017/5/2)

    nikkei2017042901.png

     ソーシャルレンディングとはどんなものかと尋ねる読者に質問に答える形で、わかりやすく解説が行われています。

     さて、説明の中で、融資先情報を投資家に開示できない理由が、

    貸金業法にある『借り手保護』が主な理由」(大手運営会社)という。

     と書かれています。間違いではないと思いますが、この書き方では運営会社が借り手の保護という大義を振りかざし、情報を投資家に開示していないように読者は感じると思います。

     しかし実際には運営会社は「金融商品取引法にある『投資家保護』を理由」として、投資家への情報開示を望んでおり、『借り手保護』を大義名分に、情報非開示を運営会社に強いているのは金融庁であることを、しっかり書いて欲しかったです。

     あと、

     利用にはいくつか注意点がある。融資先は基本的に信用力の問題で銀行から融資を受けられない企業なので、貸し倒れリスクは比較的高い。ある運営会社の代表は「焦げ付き、延滞は発生しうる」と明言する。

     と書いてあります。

     これではソーシャルレンディングにおいて、「デフォルトが多発している。結果として貸し倒れリスクが比較的高い」のだと、読者が誤解する恐れがあります。

     実際においては「これまでの常識である銀行の融資基準」において「比較的高い」のであり、「結果としては」これまで事業性融資においてデフォルトはほとんど起きていないこと、ほとんどの投資家は損失を被っていないことは指摘させていただきます。

     なぜ従来の常識に反して貸し倒れが起きていないのか?

     ソーシャルレンディング運営会社は銀行よりも厳しい審査を行っている、担保をとったり、保証人をたてたりすることも多い

    ことが、まず挙げられるでしょう。

     また、銀行が融資できない理由は運営が不安定で貸し倒れが高いといった理由だけではなく、

    1.融資先企業の設立年数が若い
    2.短期、少額の融資である
    3.開発案件である、
    4.土地の転売案件である

     といった一般に知られていなものがいくつもあり、実際には融資しても問題なく回収できることが多いことも挙げられるでしょう(実際にそうなっていますし)。

     上記のことは、1金融商品の解説としてはあまりに中立を欠き、投資商品のおすすめ記事となる恐れから、言及されなかったのかと思います(ので私が述べます)。

     記事の最後には石川貴教弁護士により、投資家に対して、「運営会社の経営実態をよく調べること」という適切な助言がなされています。

     峯岸健太郎弁護士により、「投資家に必要な情報開示ができるような論点整理が必要だ」との指摘もなされていますが、この矛先は当然運営会社ではなく、金融庁であるものと思われます。

    金融庁の働きかけにより、投資家への情報開示の道が開かれることに期待です。

    2017年4月末時点で以下のソーシャルレンディングサービスで資金を運用中です。
    1.maneo : 約436万円
    2.AQUSH : 約64万円
    3.クラウドバンク: 約187万円
    4.SBIソーシャルレンディング:約15万円
    5.クラウドクレジット:約261万円
    6.ラッキーバンク : 約86万円
    7.オーナーズブック:約121万円
    8.LCレンディング : 約229万円
    9.ガイアファンディング : 約195万円
    10.トラストレンディング : 260万円
    11.クラウドリース : 約157万円
    12.スマートレンド : 約31万円
    13.みんなのクレジット:約50万円
    14.グリーンインフラレンディング:約103万円
    15.さくらソーシャルレンディング:約61万円
    16.TATERU FUNDING:10万円


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    東洋経済の特集でソーシャルレンディングについて触れられました

     東洋経済2017年3月11月号の特集「お金を殖やす!-ワナと正解」にてソーシャルレンディングについて軽く触れられました。

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    週刊 東洋経済 2017年 3/11号 [雑誌]
    価格:690円(税込、送料無料) (2017/4/27時点)


    同特集は


    日本人は間違った資産運用をしているのでは?米英に比べて日本の金融資産の伸びは驚くほど小さい。今までの運用方法を見直し、年金・投信、株式投資、不動産投資、保険、節税・節約という5つの分野に関する極意をしっかり学ぼう。

    というキャッチとともに、様々なお金の知恵が紹介されています。

     財産形成、お金のお得技は各雑誌で頻繁に特集となるテーマです。しかし、経済誌の特集で薦められる金融商品としてソーシャルレンディングが取り上げられることはまず、これまではありませんでした(マネー雑誌、投資情報雑誌ならばあります)。

     これまで紹介されるのは、インデックス型の投信、株式、保険、iDeCoなどの、投資家から手数料をぼったくることがない、またリターンが着実に望めそうなものが中心でした。

     しかし東洋経済の今回の特集においては、

    ハイリスク・ハイリターン狙いの個人投資家が注目!
    最新ネット金融商品の実力 インターネットを活用した新しい金融商品が続々と誕生している。資金の借り手と出し手をつなぐ商品や、仮想通貨は投資対象になりうるか。

    の煽りとともに1ページの半分を使ってソーシャルレンディングが紹介されています。

    20170309_200822.jpg

     その部分を引用します。

    ソーシャルレンディング 年5%超の高利回り実態はあくまで投資

    「利回りの高さが魅力」。30代の男性はそういってソーシャルレンディングへ約100万円投資する。
     ソーシャルレンディングとは、金融機関から融資を得られないような企業への高金利の融資資金を、インターネットなどを通じて募る事業だ。投資家と企業つなぐ仲介運営会社がファンドを組成。そこに個人が出資し分配収益を得る。
     たとえば業界3位級のクラウドバンク(日本クラウド証券運営)は、「風力発電ファンド40号」などをサイトに掲載し、出資者を募っている。このファンドの目標利回りは6.4%、目標金額は7025万円で、風力発電など再生可能エネルギーを運営する合同会社へ融資する。ただし、その合同会社の名前は明かされない。ファンドはこの合同会社以外にも融資している。このファンドに投資しようという個人投資家は、実際のお金の流れを知ることができないのだ。ほかのソーシャルレンディング運営会社も同様の仕組みになっている。
     それでも資金は集まる。冒頭の30代男性は2014年から複数のソーシャルレンディング運営会社に50件近く投資してきたが、すべて償還されたという。ただし6ヶ月などと掲げられている運用期間が突如短縮され、3ヶ月などで早期償還されるケースが半数ほどあるという。
     「レンディング(融資)」との名称だが、個人投資家にとってはあくまでも投資。出したお金が戻ってこないリスクも踏まえたうえで臨みたい。

    となります。

     ソーシャルレンディングの仕組みについて簡単に解説する図においては、上記のとおりmaneoSBIソーシャルレンディングクラウドバンクが取り上げられています

     同特集でのお勧め金融商品、お得技としては低コストETF、インデックス型投信、値上がりが見込める株式、好物件における不動産投資、ジュニアNISA、セルフメディケーション、ふるさと納税、などが紹介されています。

     ソーシャルレンディングはそれらと同列ではなく、「リスク覚悟で臨むべき」とされている投資商品としての紹介です。なお、同ページには「ビットコイン」がソーシャルレンディングとほぼ同じスペースで掲載されています。

     ただし、同特集で明確にダメ出しされている、高コストアクティブ型投信、ラップファンド、銀行の対面営業で薦められる手数料が高い投資商品、貯蓄性保険などもあるので、それらに比べればずっとマシな扱いといえます。

     少しだけ突っ込ませてもらいますと、

    「ただし、その合同会社の名前は明かされない。ファンドはこの合同会社以外にも融資している。このファンドに投資しようという個人投資家は、実際のお金の流れを知ることができないのだ。」

    と書かれているのですが、これには不服があります。

    これでは運営会社が怪しいことをしているようです。

     「その合同会社の名前は明かされない」と表現されてますが、これは融資先情報詳細が投資家へ非開示であることを指しているものと思われます。しかしソーシャルレンディング運営会社は投資家に情報を隠して怪しい投資商品を売りつけているわけではありません。金融庁がそのように運営会社に指導しているのです。

     また「ファンドはこの合同会社以外にも融資している。」という表現も考えものです。これでは運営会社が横流しを行っているように読者は感じてしまうのではと思います。
     これもまた、「案件の複数化」という、これまた金融庁からの指導です。1案件で1社のみの融資というのは許されないのです。

    参考
    2015/4/6 実務的な対応をさせて頂きました。(maneo社長瀧本憲治氏のブログ 投資の現場レポート)

     これまで当ブログで何回も指摘してきましたが、このように投資家にとって害悪でしかない規制が運営会社の責任ではなく、金融庁の指導によるものであることを、どこのメディアも識者も書いてくれないのは実に不思議です。
     会社四季報を出版し、100年に至らんとする歴史をもつ東洋経済新報社さえも金融庁には遠慮しているのでしょうか?
     正しい情報を読者に伝えてくれることを希望したいです。

    参考
    2016/5/16 野口悠紀雄氏が指摘するソーシャルレンディングの可能性と問題点、その2~案件の中身が公開できないのは運営会社の怠慢ではない~


    2016/4/7 ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年11月期 その2 D 日経新聞においてソーシャルレンディングに警鐘を鳴らす内容の記事が掲載されました


     しかしそれ以外の面においては、「資金の借り手と貸し手」を結ぶ、と表現されることの多い国内ソーシャルレンディングが、「資金の借り手と出し手」と正しく表記されていること。
     ありきたりなソーシャルレンディングのデメリットの指摘ではなく、「早期償還が多い」という、実際にソーシャルレンディング投資をしなければわからない点が挙られていることには、筆者のセンスを感じます。
     
     東洋経済という老舗のブランド雑誌に紹介されることによって、ますますソーシャルレンディングが周知されることに期待です。

    2017年4月末時点で以下のソーシャルレンディングサービスで資金を運用中です。
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    2.AQUSH : 約64万円
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    maneoファミリーがマネーフォワードに対応しました

    家計簿アプリ日本最大手のマネーフォワードがmaneoファミリーの(ほぼ)全てに対応しました。

     マネーフォワードにおいて、ソーシャルレンディングサービスとしては、オーナーズブックガイアファンディングがすでに対応しておりました。

    00_2017y04m13d_152857728.jpg

     2017/4/11にmaneoファミリーのmaneoLCレンディングクラウドリーススマートレンドアメリカンファンディングさくらソーシャルレンディンググリーンインフラレンディングキャッシュフローファイナンスがに新たに加わりました。

     ただし新しく登場したばかりのアップルバンクはまだ加わっていません。

    01_2017y04m13d_143354770.jpg

    早速対応しているサービス全てを登録してみました(私が投資中のサービスのみ)。

    02_2017y04m13d_152011536.jpg

    現状、オーナーズブックで運用中の資産は「債券」
    maneoファミリーで運用中の資産は「その他の資産」と仕分けされています。

    サービスごとの資産情報は以下のように表示されます。

    1.maneo
    10_2017y04m13d_143558336.jpg
    11_2011_017y04m13d_143605307.jpg

    2.オーナーズブック
    20_2017y04m13d_143835287.jpg
    21_2017y04m13d_143839370.jpg


    3.LCレンディング
    01_2017y05m04d_052806516.jpg
    02_2017y05m04d_052812350.jpg


    5.クラウドリース
    03_2017y05m04d_052819463.jpg
    04_2017y05m04d_052823635.jpg


    6.スマートレンド
    05_2017y05m04d_052830187.jpg
    06_2017y05m04d_052833417.jpg


    7.さくらソーシャルレンディング
    07_2017y05m04d_052838719.jpg
    08_2017y05m04d_052841938.jpg


    8.グリーンインフラレンディング
    09_2017y05m04d_052846637.jpg
    10_2017y05m04d_052850018.jpg


     オーナーズブックで運用中のファンドは「投資残高」、maneoファミリーで運用中のファンドは「貸出元本」と仕分けされています。

     ソーシャルレンディングは貸出(融資)を投資スキームに組み込んでいますが、投資家にとっては飽くまで「投資」なので、「投資残高」の方が適当かと思われます。

     また、maneoファミリーではファンドごとの情報が表示され、自分がどのファンドにいくら投資しているかが分かるようになっています。

     しかしオーナーズブックでは「投資残高」と一括りにされています。

    03_2017y04m13d_152028030.jpg

     また、maneoファミリーではファンド1つごとの収益が細かく家計簿の欄に反映されることが確認できました。ただしファンドの名称は記載されていません。

    moneyforwarnd20170503.png

    以上をまとめた表を反映しました。

     資産としての仕分けのサービスの垣根を超えた統一、ファンドごとの細かい情報表示などまだまだ課題は多いですが、ますますソーシャルレンディングに投資中の資産管理がしやすくなったことは歓迎です。

    これから対応サービスがますます増え、資産管理に役立つことに期待です。


    2017年4月末時点で以下のソーシャルレンディングサービスで資金を運用中です。
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    5.クラウドクレジット:約261万円
    6.ラッキーバンク : 約86万円
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    8.LCレンディング : 約229万円
    9.ガイアファンディング : 約195万円
    10.トラストレンディング : 260万円
    11.クラウドリース : 約157万円
    12.スマートレンド : 約31万円
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    ソーシャルレンディングの月あたり募集額が100億円を初めて突破しました

     ソーシャルレンディングの2017年3月期における募集額が100億円を突破しました。100億円を突破するのは初めてです。

     2017/4/1の速報時には全部のサービスの募集額が出揃っていなかったため保留としていた2017年3月期の募集額ですが、全てのサービスの値が出揃ったので改めてご報告します。

    2017y04m30d_231810238.png

     ソーシャルレンディング主要21サービスの2017年3月期における募集額は100億2千151万円となりました。これは歴代2位となる2017年1月期の79億6千647万円を20億円超上回る、文句なしの歴代1位の記録となります。


     各サービスに目を向けると、月あたりの募集額が歴代1番目になったのは、

    maneoSBIソーシャルレンディングクラウドクレジットクラウドリースアメリカンファンディンググリーンインフラレンディングです。


     同じく月あたりの募集額が歴代2番目になったのは、

    クラウドバンクトラストレンディングです。
     

    02_2017y04m13d_133904583.jpg

     2017年3月31日時点における主要21サービスの累計募集額は1千397億7千698万円となります。

     ソーシャルレンディングはメディアに取り上げられる機会がますます増え、一般の人が情報に触れる機会が多くなっています(このことは別途記事にします)。

     クラウドポートによるメディア縦断型のファンド情報配信も始まり、ますます社会にソーシャルレンディングが浸透しつつあることを感じます。

    参照
    2017/4/12 クラウドポートにファンド通知機能が実装されました。

     2017年1月から3月までの3ヶ月間の募集額は約251億円となりました。

     この調子でいくと年間1千億円の募集も夢ではありません。

     ますますのソーシャルレンディングの発展に期待です。


    現在以下のソーシャルレンディングサービスで資金を運用中です。
    1.maneo : 約434万円
    2.AQUSH : 約63万円
    3.クラウドバンク: 約187万円
    4.SBIソーシャルレンディング:約18万円
    5.クラウドクレジット:約260万円
    6.ラッキーバンク : 約86万円
    7.オーナーズブック:約120万円
    8.LCレンディング : 約228万円
    9.ガイアファンディング : 約194万円
    10.トラストレンディング : 約260万円
    11.クラウドリース : 約157万円
    12.スマートレンド : 約31万円
    13.みんなのクレジット:約50万円
    14.グリーンインフラレンディング:約100万円
    15.さくらソーシャルレンディング:約60万円


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    米国におけるソーシャルレンディングバブル崩壊は日本にはあてはまらない

     日本以上にFinTechブームが早く始まり、加熱している様子のアメリカの話題です。ソーシャルレンディングがそのブームの転換点となり、また崩壊を告げる警鐘ともなっているとのニュースが伝えられました。

    「フィンテック」ブームの震源地・米国で懸念されるバブル崩壊(2017/2/15 MAG2NEWS リバティ氏著)

    20170313bubble_houkai.png

     日本においてもソーシャルレンディングは急成長していますが、まだバブルといえる状況ではありません。また米国の状況は当てはまらないことが多い、と私は考えています。

    日本初にて最大のサービスmaneo、貸し倒れ0件、募集額600億円は伊達じゃない


    貸し倒れ0件!SBIグループの提供する実績と信用のソーシャルレンディング・募集実績200億円超え!SBIソーシャルレンディング


    上記記事におけるソーシャルレンディングに関する記述を以下に書き出します。

    ①米国のFinTechブームは2010年代から始まり、特に2013年5月にGoogleがLending Clubに出資したことが転換点となった

    ②P2P(ソーシャル)レンディングが牽引することにより、FinTechの年平均成長率は2010~2014年まで123%、2014~2020年まで51%の高成長率を維持すると、2015年6月にモルガン・スタンレー調査部門が発表

    ③FinTechにおける新しいレンディングサービスでは、旧来の金融機関が用いてきた伝統的な信用審査ではなく、新たなデーター(non-traditional” data、Alternative data)が重要になると2016年6月には金融ウェブメディアのレンディングタイムズが、特集を組む

    ④米国の個人消費者、社会人1年目、海外からの留学生などのスマートフォンの利用履歴、Eコマースサイトでの取引などの「デジタル・フットプリンタ」を、が上記「新たなデーター」として、信用調査に利用される動きが拡大中

    ⑤2016年6月、経済誌フォーブスがオルタナティブレンディング(P2Pを含めたマーケットプレイスレンディング、バランスシートレンディングのこと)はバブル状態にあり、なんとかするべきとの記事を掲載、FinTech業界は過供給過剰になり、新規顧客の確保コストが増大しつつあることを指摘(「FinTech業界」と書いてあるが、特にオルタナティブレンディングにおける状況を指しているものと思われる)。

    ⑥米国FinTech関連への投資額は2016年第一四半期には減少傾向へ


    となります。

     ちょと、古めのデーターが多く「今はどうなの?」とも思いますが、上記MAG2NEWSの記事には続報があることを匂わせているので、それに期待です。

    さて、海外P2Pレンディングが失速しつつあるというのは、当ブログでも以前触れたことがあります。

    2016/7/21 どっち?[バランスシートorマーケットプレイス]レンダー その2 世界・国内の趨勢はいかに

     FinTechにおいて、レンディング(融資)は特に成長分野として注目されていますが、大きく分けて「バランスシートレンディング」と「マーケットプレイスレンディング」にわけられます(2つを併せてオルタナティブレンディングともいいます)。

     いわゆる、貸し手と借り手をネットの力で結びつけると説明される海外ソーシャルレンディングは、基本「マーケットプレイスレンディング」です。マーケットプレイスレンディングでは、融資を行うサービスが発行した債券を投資家が購入して、債務者になることができます。

     しかし日本では法律、金融庁の指導により、投資家が債券を買い取り債務者になることは認められていません(投資・商売(業)ではない、反復継続しない取引ならば可能)。

    そこで日本のソーシャルレンディングでは以下の形で、融資を投資スキームに組み込んでいます。

    Aサービス会社が融資、また融資債券を購入することを事業にするファンドの募集を行う

    B個人の投資家がそのファンドを購入する

    C融資が実施され事業を行い、利息が得られたら投資家に分配


    ①~③の形態は海外ではマーケットプレイスレンディングではなく、バランスシートレンディングに分類されます(上記の、「どっち?[バランスシートorマーケットプレイス]レンダー その2 世界・国内の趨勢はいかに」の記事も参照)。

    上記MAG2ニュースの内容を①~⑥に分けて書き出しましたが、国内事情に当てはまりそうなのは

    ②に該当する、黒内ソーシャルレンディングの平均成長率めざましく、FinTech業界を引っ張る形であることだけです。

    ①のように有名企業による大々的な出資も現状行われていいません(マネックスと伊藤忠商事のクラウドクレジットへの出資が一番有名な例でしょうか?)、

    ③と④は融資(オルタナティブレンディング)において新しい、FinTechを活用した審査基準が採用されていることについての話です。海外ではそれを用いることにより、銀行が従来融資できなかった顧客の開拓に成功しています。
     ただその一方で”Stacking”というローン管理の問題も引き起こしています。

    ”Stacking”については下記リンクを参照
    2016/7/19 どっち?[バランスシートorマーケットプレイス]レンダー その1 海外ソーシャルレンディングで顕在化する問題

     ただ、現状日本のソーシャルレンディングにおいては、特に目新しい審査基準を採用しているという話を、私は耳にしていません。
     従来型の審査を行い、返済能力があるか否かに注目していると聞いています。その上で銀行が融資できない案件に融資していますが、上記FinTechによる新しい融資基準採用とは別の話です。

    ⑤についてですが、米国の市場規模は2014年において5.5兆円です。これはソーシャルレンディングにおいて投資された金額だそうです。日本では2016年における同額が約540億円でした(当ブログ調べ)。2015年にくらべ80%の伸びであり、急成長していますが、まだ社会の認知度も低く、バブルとは到底言えない状態です。

    こちらも参考
    ソーシャルレンディング海外事情2016(2016/10/16 クラウドポートニュース)

    キャッシュバック・AI融資、新戦略ソーシャルレンディングのみんなのクレジットは急成長中
    みんなのクレジット

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     上記、米国ではオルタナティブレンディングのバブルは崩壊が警戒されていると書きましたが、融資事業自体は好調です。そこで注目されているのがロシアの「ブラックムーン」です。同サービスは「marketplace lending as a service (MPLaaS)」と形容される、マーケットプレイスレンディングとバランスシートレンディングを組み合わせたシステムを採用しているそうです。
     簡単にいうと、投資家にソーシャルレンディングに投資するお金を融資して、より多額のお金を運用してもらえる体制を整えているそうです。

     日本でもソーシャルレンディングに投資する金額を増やすために、何かを担保にして低利でお金を借りて、それをより高利回りのリターンの案件に当てている事例を、私は何回か耳にしています。投資家が独自にレバレッジをかけているといえます。
     それに対して、信用取引のようにサービス提供側がレバレッジかけられるシステムを採用しているのが上記の、ブラックムーンの事例かなと思っています。

    参考
    ロシア発バランスシート型P2P「Black moon」が米国進出(2016/7/16 ZUU online)

    実力・技術が光る「注目のロシアFinTechスタートアップ5社」(2017/2/4 ZUU online)

     ソーシャルレンディングでより多額の投資を行いために、借り入れを行いたいという需要は一定数ありそうです。ソーシャルレンディング運営会社は貸金業の登録を行っているところが多いので、やろうと思えばできるのかもしれませんが、金融庁が待ったをかけてきそうです。

     鉄火場にお金をつぎ込む信用取引、FXにおけるレバレッジがOKで、より堅実な投資であるソーシャルレンディングではそれは許されないとしたら、とても変な話だと思います(私の主観です)。

     かといって、本当に国内ソーシャルレンディングでレバレッジをかけることがOKになったら、それはそれで本当にバブルを誘発する恐れがあることも否定できません。

     まあ日本のソーシャルレンディングは金融庁と協力、時には仲良く喧嘩してまずは「情報開示」を可能なように進めてほしいと思っています。

     バブルにならないように、迅速かつ着実に成長していただき、「レバレッジ」の話はその後でもよいのではと思います。

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    ソルディエに掲載されたソーシャルレンディング紹介記事が画期的である理由

     アクティブに活躍するビジネスマンのための「お金を賢く使う、貯める、増やす」ための情報発信メディア、ソルディエ(Soldie)にて、ソーシャルレンディングが紹介されました。

    注目の新しい投資手法、ソーシャルレンディングとは?(2017/01/26 ソルディエ 伊藤亮太氏著)

     各メディアにおいてソーシャルレンディングの紹介記事は年々増えています。しかしこの記事は以下の2点で画期的であると私は考えています。

    1.著名なファイナンシャルプランナーが実名で記していること
    2.その内容が全体的にポジティブであること


     これまでソーシャルレンディングがメディアに紹介される際、無名記事であるものが大半でした。無名記事ではそれなりに、ソーシャルレンディングがポジティブに述べられていることが多いです。

     しかしその一方で、責任のあるFP、経済評論家がソーシャルレンディングについて何かを書く場合、その紹介内容はリスクを喚起する内容、慎重な意見に留まるものがほとんどでした。

    参考
    2017/01/06 日経マネー2017年2月号でソーシャルレンディングが取り上げられました

    2017/01/18 日経新聞でソーシャルレンディングが取り上げられました

     しかし上記、ソルディエの記事は著名なFPである伊藤亮太氏が執筆しています。それに加えて、その内容は全体的にポジティブです。それにより、これまでのソーシャルレンディング紹介記事とは全く異なる趣のものとなっています。

    2017y03m06d_032623167.png

     記事の内容はソーシャルレンディングの概要、なぜソーシャルレンディングが人気なのか、どのようなサービスがあるのかを伝える内容です。その内容は実に的確です。

    真に必要な企業へお金を貸し付ける仕組みを設け、その個人、企業の飛躍が最終的には日本の成長にもつながる。こうした想いに賛同する投資家が増えてきています。

    新しいチャレンジを行いたい企業や個人にお金を貸し、その成功の果実を投資家が受け取ることのできるソーシャルレンディング。今後さらにその役割は大きくなっていくものと想定されます。

     と各章の結論の部分には書かれており、本当にポジティブです。是非是非お読みください。

     なお、サービスはmaneoが代表としてか、ひとつだけ挙げられています。

    上記日経マネー2017年2月号の記事を当ブログで紹介した際に、

    2017年は融資額だけではなく、識者からの評判においてもソーシャルレンディングの成長に期待したいです。

     と私は書きましたが、早速実現してくれました。これからも多くの識者から、様々な視点でポジティブな意見が発表されることに期待です。
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