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 トラストレンディングについては下記記事をご参照ください

トラストレンディングセミナー参加報告その1
トラストレンディングセミナー参加報告その2
トラストレンディングセミナー参加報告その3

国内案件だけではなく、海外案件にも投資すればより安心です!

 
 経済情報サイトZUU ONLINEでソーシャルレンディングにおける海外投資について触れられました。

海外に「ソーシャルレンディング」で投資 そのリスク・リターンは?(2017/10/26 ZUU ONLINE)

 海外の案件は一般的に国内案件よりもリターンが大きいことに触れるその一方で、カントリーリスクや為替リスクに対する注意喚起がなされています。

 クラウドクレジットガイアファンディングの名前が上記記事中では挙げられていますが、アメリカンファンディングクラウドリアルティも同様の海外案件を取り扱っていることを書き加えたいと思います。

 この記事には書いてないポイントを挙げて、ソーシャルレンディングにおける海外投資を私が薦めたい理由を述べたいと思います。

 そのポイントとはリスクのより広い分散についてです。

Japan_World_2017110601.png

 国内案件だけに投資していると、もし国内で大きな災害、国難が生じた時にそのダメージをもろに受けてしまいます。

Japan_World_2017110602.png

 それに対して海外案件へ投資していればそのリスクを分散させることができます。

 あと為替についてですが、やはり円建ての資産「だけ」の保有というのも、リスク分散の点では望ましくありません。ある程度は外貨建ての資産を持っておいたほうが良いと考えます。

 私は外貨預金、FX、外国株式の形で海外資産は保有していませんがクラウドクレジットガイアファンディングアメリカンファンディングクラウドリアルティの案件には投資を行っています(総額500万円ほど)。

 海外資産の保有は単にリスク分散だけではなく、海外の動向に対するアンテナを研ぎ澄ます役割も期待できます。

投資判断のご参考になれば幸いです。

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ファイナンシャルプランナー山崎俊輔氏のソーシャルレンディング批判に対する反論 その3


 @DIMEに掲載されたファイナンシャル・プランナーの山崎俊輔氏によるソーシャルレンディング酷評記事への反論その3です。

その2は

201711/16 ファイナンシャルプランナー山崎俊輔氏のソーシャルレンディング批判に対する反論 その2

をご参照ください。

ファイナンシャル・プランナー山崎俊輔の「フィンテック入門」「ソーシャルレンディング」ならサラリーマンでも金貸しになれる?(2017/9/14 @DIME山崎俊輔氏著)(2017.09.14)
(魚拓1234)

「ソーシャルレンディング」ならサラリーマンでも金貸しになれる?(ヤフーニュース 山崎俊輔氏著)

※同内容ですが、ヤフーの方がページの切り替えをせずに読めます。

前々回、前回で反論AからHまでを行ったので今回は
  • 反論I 担保について批判するのならば根拠を挙げるべきだ
  • 反論J  寄付するならばソーシャルレンディングに投資した方がよい!
  • 反論K なぜ寄付、また寄付型、購入型クラウドファンディングの問題には目をつぶるのか?
  • 反論L なぜ投資信託やETFを肯定するのにソーシャルレンディングは一方的に否定するのか?
  • 反論M 企業を応援したいのならばソーシャルレンディングの方が直接的で有効
を行いたいと思います。
今回が最終回です。


反論I 担保について批判するのならば根拠を挙げるべきだ

7.担保や保証もないよりマシだが元本を保証してくれることはない
8.無くしてもよい金はだれも持っていない、もしあるならば、ソーシャルレンディングに充てるよりも「寄付」したほうがよい


に対する反論です。

山崎氏はソーシャルレンディングにおいて元本を保全する担保について

担保や保証はないよりマシですが、元本を保証してくれることはありません。あなたに「なくしてもいいお金があって、遠い外国の名前も知らない人に全額もっていかれてもいい」というなら別ですが、そういうお金は誰も持ち合わせていないはずです。むしろそうしたお金は「貸す」のではなく「寄付」をしたほうがいいかもしれません。


などと書きます。

 なにを当たり前のことを書いているのですか?元本が保証されている投資商品などあるというのでしょうか?それらに比べれば、担保や保証が付けられていることは投資家資産の保全のために、ずっと有効であるはずです。

 山崎氏が記事の最後で「ソーシャルレンディングよりまし」と記している他の投資商品は、よりましな元本保全の仕組みがあるというのでしょうか?

 山崎氏が担保のことでソーシャルレンディングを批判したいのならば、『担保に元本を保証する能力がない』とか、『運営会社のほとんどが実際には担保を設定していない』などの、具体的な事例を挙げてするべきです(あればですが)。

それもせずに、「担保や保証はないよりマシ」などと書くのは難癖です。ましてや

あなたに「なくしてもいいお金があって~

 などと後に続けるのは、上記が難癖であることを自覚してのレトリックでしょう。「遠い外国の名前も知らない人に全額もっていかれてもいい」なんて言葉を並べれば、ソーシャルレンディングをそのレベルに落とせると思っているのです。


反論J 寄付するならばソーシャルレンディングに投資した方がよい!

これも

8.無くしてもよい金はだれも持っていない、もしあるならば、ソーシャルレンディングに充てるよりも「寄付」したほうがよい

に対する反論です。

山崎氏は上記のとおり、ソーシャルレンディングに投資するくらいならば 寄付したほうが良いと読者にささやきます。

むしろそうしたお金は「貸す」のではなく「寄付」をしたほうがいいかもしれません。


などと書いています。

 山崎氏はこのような事を書けば、ソーシャルレンディングにネガティブな印象を与えられると思っているのでしょうか?金貸し(ソーシャルレンディング)は最低のお金の使い方であり、崇高な寄付に回しましょう!という印象操作です。

しかしそう言われて寄付を選ぶ人なんて、山崎氏も含めて本当にいるのでしょうか?

 100万円をあげます。ソーシャルレンディングに投資するか、寄付するか?二者一択で、選択してください。しなければ「没収」します。

 と言われて、寄付を選択する人がどれだけいるというのでしょうか?たとえソーシャルレンディングの事をあまり知らない人だとしても、すこし説明を受けて

満期になればリターンがついて全額戻ってくる、その実績がある

と聞けば、大抵はソーシャルレンディングを選びそうなものだと思いますが

 寄付すればお金は絶対に戻ってきません。ソーシャルレンディングに投資すれば戻ってくる可能性が高いです。リターンが付与されて。戻ってきてから寄付しても遅くありませんよ!

 よほど高潔な方、お金が余っている方でもないかぎりソーシャルレンディングを選びますよ!たとえ「無くしても良い金」だったとしても!

 かくいう山崎氏も1億円を渡されて上記の選択を迫られたらソーシャルレンディングを選ぶのではないですか?


反論K なぜ寄付、また寄付型、購入型クラウドファンディングの問題には目をつぶるのか?

これも

8.無くしてもよい金はだれも持っていない、もしあるならば、ソーシャルレンディングに充てるよりも「寄付」したほうがよい

に対する反論です。

 この記事では触れられていませんが、山崎氏は寄付型・購入型といった「非投資型」のクラウドファンディングに実は好意的です。

【フィンテック入門】クラウドファンディングの魅力と投資リスク(2016/07/03 @DIME 連載ファイナンシャル・プランナー山崎俊輔の「フィンテック入門」)(魚拓1魚拓2)

上記の記事では購入型は

資金が回収できないしモノも届かない、というケースもまれに起こります。最近ではクラウドファンディングの運営者側が一定の管理を行なうので、集金詐欺のような深刻な被害は少ないようです。(中略) リスクはありますが、むしろ応援する側にとっては安心できる仕組みと考えてみるといいでしょう。


と好意的に書いていますが、一方投資型に対しては

少額投資といっても10万円単位での運用を行うことになり、購入を伴うクラウドファンディングより高額になります。また、しばしば匿名組合の破たんが生じトラブルになっているのも事実です。


と厳しい評価をしています。

※注:上記記事が掲載された時点ではソーシャルレンディングにおけるトラブルはとくに生じていない。しかし山崎氏は勝手に生じていると言いがかりをつけている

参考
2017/7/6 ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年7月期 その1
B.@DIMEの山崎俊輔氏の連載において投資型クラウドファンディングが取り上げられています


 ソーシャルレンディングに投資するくらいなら寄付をと、今回も書いているので山崎氏の考えは変わっていないのでしょう。寄付型、購入型クラウドファンディングは寄付みたいのものですから。
 しかし寄付型、購入型のクラウドファンディングに出資しても無駄になることが多いことを山崎氏はどう考えているのでしょうか?

アメリカではその様です。日本でも顕在化していないだけで、そうなのかもしれません。

参考
【山本一郎】それぞれのモンケン。クラウドファンディングのあした
(2014/9/6 4Gamers 山本一郎氏著)
失敗続きでも、クラウドファンディングのプロジェクトを支援し続けるべき理由
(2017/9/16 WIRED、MARC BARROS氏著)

 そもそも寄付なんてソーシャルレンディングよりも、規制がないぶん詐欺がまかり通っている世界ではないでしょうか?駅前でやっている寄付行動が実際は詐欺だったってニュースを良く聞くのですが。

 こうした事例を山崎氏が知らないはずがないでしょう。それなのになぜかソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)を寄付と比較して偏執的に攻撃する態度には疑問を感じます。


反論L なぜ投資信託やETFを肯定するのにソーシャルレンディングは一方的に否定するのか?

反論M 企業を応援したいのならばソーシャルレンディングの方が直接的で有効


7.「貸す」場合でも投資信託、ETF、REIT、公社債、株式に投資したほうが良い

に対する反論です。

山崎氏は

「貸す」しくみとして考えた場合も、現在の投資信託やETFの仕組みでできる範囲で行えるはずです。不動産で投資をしたいならREITという投資信託の一種がありますし、中小企業を支援したいならそうした企業に投資する投資信託があります。新興国の経済発展を支援したければ、そうした国の公社債あるいは株式に投資する投資信託があればいいわけです。


 と書きます。ソーシャルレンディングに投資するくらいならば、投資信託、REIT、ETF、公社債にするべきだとの主張です。

 公社債とETF以外に私は投資したことがありますが、良い目は見られませんでした。しかし完全否定するつもりはありません。ソーシャルレンディングの方が一方的に良いとも思いません。メリット、デメリットを踏まえて選択すればよいでしょう。

 山崎氏のように薄弱な理由しか挙げられない状態では、私だったら読者に一方的にネガティブなイメージを与えようとは思いません。

さて、山崎氏は

「貸す」しくみとして考えた場合も、現在の投資信託やETFの仕組みでできる範囲で行えるはずです。


と記しますが本当に投資信託やETFの仕組みで「貸す」と同じことは行えるのでしょうか?

 そもそも山崎氏は投資信託やETFに100万円投資すればそのお金が、企業の事業に使われ、企業を支援することになると思っているのでしょうか?違います。株式を購入するのに使われます。そして株式市場におけるマネーゲームのチップになるだけです。

 上場されている株式に投資している限りは、資金が事業に活かされる可能性はほぼゼロです。IPOや未公開株に対するものとしては、また新興国の公社債については否定しません。株価が上がり、それが間接的に起業支援なる面も否定しません。

 しかしソーシャルレンディングならば私達が出したお金が、直接的に企業活動に使われます。私はこちらの支援の方が望ましく、本来の投資であると考えます。

参考
2016/5/30 野口悠紀雄氏が指摘するソーシャルレンディングの可能性と問題点、その7~本質的な投資であるSLが社会を変える~

どこが

「現在の投資信託やETFの仕組みでできる範囲で行えるはずです」

なのでしょうか?あまりにソーシャルレンディングに対して山崎氏は無知です。

 山崎氏はこのソーシャルレンディングの優れた可能性を無視しています。「金貸し」というネガティブなイメージの多用と不正確な情報で読者を騙そうとしています。

 株式、公社債、投資信託、そしてソーシャルレンディング。それぞれ企業、国家の資金調達手段としてメリット・デメリットはあるでしょう。適宜使い分けられる社会が望ましいと私は思います。

反論は以上で全てとなります。


最後に

 これまで挙げたとおり、今回取り上げた山崎俊輔氏の記事にはソーシャルレンディングに対して無知、あるいは読者にネガティブな印象をあたえるために、無知を装おったとしか思えないレトリックが多く認められます。

 上記のレトリックを用いることにより、山崎氏がソーシャルレンディングの誤ったイメージ操作を行っていることを私は断言します。

 山崎氏が挙げた批判の多くは的外れ、トンチンカンです。あるいは投資商品に多かれ少なかれ当てはまるものであり、ソーシャルレンディングだけが一方的に否定されるものではありません。

なぜソーシャルレンディングをこのように、無理筋で否定するのか私は疑問に感じます。

 前述しましたが、山崎俊輔氏はやはり@DIMEの同連載でソーシャルレンディングに対してネガティブな事を書いたことがあります。
 
参考
2017/7/6 ソーシャルレンディング各社、各サービス比較2016年7月期 その1
B.@DIMEの山崎俊輔氏の連載において投資型クラウドファンディングが取り上げられています


 当時も山崎氏のソーシャルレンディングへの理解は今ひとつのように感じました。そのくせに購入型クラウドファンディングには好意的であるのに、投資型(ソーシャルレンディング)に批判的な姿勢には疑問を感じたものです。

今回も変わっていないようです。

 山崎氏には「金貸し」を嫌悪する何か苦い過去があるとでもいうのでしょうか?

 ソーシャルレンディングに対して悪い印象を持っているならば、それは別に結構です。無理に好きになってもらう必要はありません。

しかし批判にはレトリックを多用せず、ちゃんと調査した客観性のあるデータを用いるべきです。

 本記事で言及したレトリックを多用して読者を騙す行為ははっきり言ってカスです。読者に不誠実であり物書き失格です。

こんな事を書いて氏の改心が望めるとは思えませんが、再犯の防止になれば幸いです。

2017年10月末時点で以下のサービスで資金を運用中です。
1.maneo : 約447万円
2.AQUSH : 約60万円
3.クラウドバンク: 約225万円
4.SBIソーシャルレンディング:約7万円
5.クラウドクレジット:約258万円
6.ラッキーバンク : 約52万円
7.オーナーズブック:173万円
8.LCレンディング : 約234万円
9.ガイアファンディング : 約201万円
10.トラストレンディング : 160万円
11.クラウドリース : 約162万円
12.スマートレンド : 約32万円
13.グリーンインフラレンディング:約210万円
14.さくらソーシャルレンディング:約62万円
15.TATERU FUNDING:10万円
16.クラウドリアルティ:30万円
17.ポケットファンディング:約61万円
18.アメリカンファンディング:約50万円
19.キャッシュフローファイナンス:約50万円
20.アップルバンク:約50万円
(総額:約2,535万円)

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ファイナンシャルプランナー山崎俊輔氏のソーシャルレンディング批判に対する反論 その2


 @DIMEに掲載されたファイナンシャル・プランナーの山崎俊輔氏によるソーシャルレンディング酷評記事への反論その2です。

その1は

201711/15 ファイナンシャルプランナー山崎俊輔氏のソーシャルレンディング批判に対する反論 その1

をご参照ください。

本記事の批判の対象である山崎俊輔氏の記事

ファイナンシャル・プランナー山崎俊輔の「フィンテック入門」「ソーシャルレンディング」ならサラリーマンでも金貸しになれる?(2017/9/14 @DIME山崎俊輔氏著)(2017.09.14)
(魚拓1234)
「ソーシャルレンディング」ならサラリーマンでも金貸しになれる?(ヤフーニュース 山崎俊輔氏著)

※同内容ですが、ヤフーの方がページの切り替えをせずに読めます。

前回、「反論AからC」までを行ったので、今回は「反論DからH」までを取り上げたいと思います。
  • 反論D 手数料4%も作為的、平均の2%を使用するべき
  • 反論E 国内ソーシャルレンディングで個人が借りられた時もっと金利は安かった
  • 反論F ちゃんとやっている匿名投資組合、運営会社を見分ける方法はあるのか?
  • 反論G カネを貸す理由は提示されている。それに反論するべきだ
  • 反論H 運営会社が手数料を取るのは当たり前だ

反論D 手数料4%も作為的、平均の2%を使用するべき

さて、山崎氏は契約手数料を「4%」を「例えば」の例としてあげています。

さらに別途契約手数料を取るようです(例えば借入額の4%相当)。

※契約手数料:融資を受ける側が金利とは別に運営会社に払う手数料

私は下記の記事を執筆するときその契約手数料を調査したことがあります。

手数料だけ?クラウドファンディング事業のビジネスモデルとは 比較してみた(2017/5/2 クラウドポート ファイアフェレット著)

 業界関係者にお尋ねしたところ、「取らないこともあるが大体2%」というのが回答でした。

 4%などという話は聞いたことがありません。しかし「取らないこともあるが大体2%」ですから4%というのはありえるのでしょう。

 山崎氏も私と同じように調査して0~4%という結果を得たのかもしれません。あえてもっとも高い数字を文中に用いたのでしょうか?融資金利を提示する際に山崎氏が行った汚いやり方(前回の記事を参照)を考えれば十分にありえることです。

しかしなぜ提示できる最大の値を、考察の記事に用いるのでしょうか?

 言うまでもありません。ソーシャルレンディングにネガティブな印象を読者に与えようとしているのです。

私は金利も手数料も山崎氏が「読者に提示できる最大の値」を用いたことを、本当に汚いと思います。

 中立な立場で物事を論評するのならば、その考察に用いる値は「平均値」、「中央値」ないし「◯%~□%」といった、わかっている範囲の数字を提示すべきです。

 「金利17.8%,手数料4%」など、「最大」を用いるのは、山崎氏がソーシャルレンディングに対してネガティブな感情を持っているからです。そして読者にもそう思わせたいから、最もネガティブに感じる数値を選択して提示しているのです。

汚いレトリックです。

たとえば、私がソーシャルレンディングを応援したいからといって、

「金利は最低4.6%、手数料は取らないこともあるようですし、銀行より融資審査が柔軟ですから有利ですよ」

などとだけ書いたら、明らかにアンフェアです。

「金利は4.6~15%で平均は10%、手数料は取られないこともあるが0~4%で平均2%、銀行よりも全体的に金利が高いです。しかしソーシャルレンディングならば審査が柔軟なので、銀行で融資が受けられない案件でも融資が可能な場合もあります」

と書かないとフェアじゃありません(上記はあくまで私の推測の数値です)。

同様にソーシャルレンディングにネガティブな感情を持っているからといって

「金利は最大17.8%と銀行よりも高く、消費者金融、銀行系カードローンと同程度、更に手数料は最大4%ですからソーシャルレンディングでお金を借りるべきではありません」

などと書くのはアンフェアであり、ファイナンシャルプランナーとしても物書きとしても失格です。

 山崎氏は中央大学法律学部法律学科卒とのことです。文系高学歴のくせにこんなレトリックを用いて文章を書くのは恥ずかしくないのでしょうか?腐ってもボンクラ理系の私は、客観的論拠を挙げながらの文章しか、恥ずかしくて書けません。


反論E 国内ソーシャルレンディングで個人が借りられた時もっと金利は安かった

いくつか募集をしているサイトを見る限り、金利は高く(最大年17.8%であれば消費者金融や銀行系カードローンと変わらない)、さらに別途契約手数料を取るようです(例えば借入額の4%相当)。


 3度目の引用となりますが、山崎氏は上記のように書いてソーシャルレンディングの金利がいかに高いかを読者に印象付けようとしています。まともに「見れば」17.8%の金利でなど貸し出していないことは、すぐにわかるというのは反論A~Cで示しました。

別の視点から上記の文章にツッコミを入れようと思います。

 それはかつて個人に融資を行っていた頃、ソーシャルレンディングの金利は消費者金融や銀行系カードローンよりも安かった、ということです。

2017年度末における、消費者向けの金利は下記ページから確認できます。

業態別貸付金利(平成29年3月末)(金融庁WEBサイト)

消費者への無担保貸付の場合14.87%が平均です。

 一方ソーシャルレンディングが個人への無担保貸付を行っていたころはもっと安い金利で貸し出していました。

 今でもSBIソーシャルレンディングの「運用利回り実績」で確認できますが、個人向け融資案件は7.5~11%であることが確認できます。ほとんどが9%未満です。

maneoが個人金融を行っていたころの金利は5~8%といものが中心であることが確認できます(リンクは貼られていませんがページはまだ残っています例1例2))

オークション制にしていたので金利が低く抑えられたのでしょう。

参考 kackyの投資生活

 そしてもっとも高いだろうAQUSHですがだいたい4~12%でした。AQUSHは案件の利回りがそのまま貸し出し金利です(リターンの分配後1.5%に当たる分の手数料がとられます)。

消費者金融とソーシャルレンディングに無担保消費者ローン金利比較_

 これは山崎氏の記事に対する直接の反論ではありません。しかし氏が貶めようとしている国内ソーシャルレンディングが、過去は低金利で一般消費者に低金利で融資をしようとしていた過去があることは、読者の方に心の隅に置いておいてほしいです。

※初期の国内ソーシャルレンディングは海外と同様に中抜きを除くことにより、消費者には低金利、投資家には高利回りの投資商品を提供しようとした金融商品でした。しかし、うまくいかなかったのです。

これまでの反論A~Eが山崎氏のソーシャルレンディングを否定する理由。

1.「借りる」場合高金利で別途手数料がとられる、普通に借金をすればよい
2.(銀行から)普通に借金できないのならばなおさらするべきではない、


に対する反論です。


反論F ちゃんとやっている匿名投資組合、運営会社を見分ける方法はあるのか?

ここから

3.匿名投資組合の仕組みがトラブルを引き起こしやすい
4.ちゃんとやっているソーシャルレンディング運営会社が、外見的には見分けにくい


に対する反論です。

 山崎氏は一般的なソーシャルレンディングの投資スキームで用いられている、匿名投資組合をまずやり玉に挙げ、

この匿名投資組合こそ、ポンジ・スキームのトラブルが起こりやすい投資のしくみです。過去、ワインファンドなどいくつもの投資トラブルが匿名投資組合で起きています。


 などと記します。もちろん匿名投資組合自体に問題があるのではなく、運用する側に問題があるのですが、そのツッコミは予想しているのか

今回もソーシャルレンディングそのものに問題があるのではなく、匿名投資組合の仕組みが悪用されたというケースなのですが、だからといって「ちゃんとやっているソーシャルレンディング会社」が外見的には見分けることが困難である、という事情は変わりません。


などとも書いています。

はっきり言って難癖に感じます。

 それを言うならば他の投資商品の取り扱い業者だって同じです。「ちゃんとやっている○○運営会社」を外見的に見分ける方法はあるのでしょうか?その方法は易しいのでしょうか?

 第一種金融取引業の登録をもつ証券会社だって不正をはたらいて処分されています。山崎氏はソーシャルレンディング以外の投資商品取扱業者、匿名投資組合ならば、外見的にちゃんとやっているかどうか、見分けられるのでしょうか?

 こんなことソーシャルレンディングの運営会社に限ったことではありません。このようなことを言い出したらきりがありません。

 こうした記事ならば提示する問題は「ソーシャルレンディングの特性」に絞るべきではないでしょうか?

匿名投資組合はトラブルが起きやすい投資の仕組み
運営会社の信頼度が外見から分からない


などという金融商品一般の話をするのはいかがなものでしょうか?

山崎氏は他の金融商品を紹介する時も、

「ちゃんとやっている◯◯会社」が外見的には見分けることが困難

 などといちいち書いているのでしょうか?書いていないのならば、やはりソーシャルレンディングにネガティブな印象を与えるためのレトリックと判断せざるを得ません。

 なお、この投資匿名組合、運営会社云々と難癖をつけるまえに、山崎氏はやはりレトリックを用いています。みんなのクレジットの一連の事件を取り上げ、「近々に破たんは避けられない状態」とか「ポンジ・スキーム」とか読者に丁寧に説明しているのです。

 いきなり“「ちゃんとやっているソーシャルレンディング会社」が外見的には見分けることが困難です”と書けば説得力がないことを承知しているからこそ、このような文章構成にしているのでしょう。

 1社(みんなのクレジット)の行った(現段階では)嫌疑を挙げて、他の会社まで怪しいような印象を与える山崎氏のレトリックは見事です。犯罪者の家族にまで石を投げる日本人の心情をうまく利用しています。

しかし汚いです。


反論G カネを貸す理由は提示されている。それに反論するべきだ

5.ソーシャルレンディングはシンプルに言えば「金貸し」であり、銀行やベンチャーキャピタルがカネを貸さない(危険な)案件への投資である

に対する反論です。

山崎氏は

金貸しと考えれば、ソーシャルレンディングに回ってきているのは「いろんな事情があって、銀行やベンチャーキャピタルがカネを貸さない案件」かも、と考えてみることもできます。


と書きます。

「銀行やベンチャーキャピタルが貸さない」という情報だけを読者に伝えるのです。ソーシャルレンディング運営会社がさも危ない案件だけに融資しているかという印象を、読者に与えるためのレトリックです。

 銀行が融資を行わない理由は、単に回収が見込めないというだけではなく、厳しい融資基準や採算が取りにくい案件は敬遠する、といったものもあります。こうしたことは運営業者もWEBサイトやセミナーで説明しています。丁寧に解説しているサイトもあります。 

特に下記リンクに分かりやすくまとめられています。

ソーシャルレンディングの利回り(年金利)が高いのはなぜ?平均利回り・利率も解説!(2016/11/2 クラウドポート編集部)

データで分かるソーシャルレンディングの現状と仕組みとは?【ソーシャルレンディングサミットレポート】(2016/3/16 クラウドポート編集部)

 山崎氏は「銀行が貸さない」という、一般の読者ならばまず「ネガティブ」に捉えるだろうことだけを挙げて、「危険」というイメージを与えようとしています。これはアンフェアです。

山崎氏は本来ならば、上記のリンク先の記事で解説されている、

銀行が貸さない案件にソーシャルレンディング運営会社が融資している理由、高利回りである理由

を挙げてそれに反論する形で、批判を行わなければいけないはずです。

 そもそもソーシャルレンディングが事業性融資中心になってから、6年もたっているのに、貸倒れのニュースはほとんどありません。

山崎氏が煽るほど危険ではないということではありませんか?

 それなのに山崎氏は「銀行・ベンチャーキャピタルが貸さない」という1面だけを読者に提示して、危険だという話を展開させます。

 山崎氏が「融資できる理由」と「貸し倒れの少なさという実績」に触れず、ソーシャルレンディングの案件が「危険」と批判する記事を書くのは本当にアンフェアです。


反論H 運営会社が手数料を取るのは当たり前だ

6.あなたの手元に残るのはソーシャルレンディング運営会社が利益を抜いた後の利回りである

に対する反論です。

山崎氏がソーシャルレンディング運営会社の手数料について述べている部分を引用します。

また、あなたの手元に残る利回りはソーシャルレンディング会社が利益を「抜いた」あとの利回りであって、実際はもっと高利回りが貸し手には生じていると考えるべきです。


 投資商品の運営会社が手数料を取るという当たり前のことを「抜いた」と表現して、ネガティブなイメージを読者に与えるレトリックです。一般的な読者が「中抜き」に類する言葉を嫌っていることを計算してのことでしょう。

 批判するならば、「無駄に高い」とか、「取るべき理由がない」とか、れっきとした理由を挙げてするべきです。
 山崎氏は記事の最後で他の投資商品(ETF・公社債・REIT)の方が、ソーシャルレンディングよりましであるような事を書いていますが、それらは手数料を取っていないのでしょうか?

投資信託の大半は手数料が高すぎると、金融庁からやり玉にあげられているのですが。

山崎氏は本当に汚いです。

今回はここまでにさせてください。

次回記事
2017/11/16 ファイナンシャルプランナー山崎俊輔氏のソーシャルレンディング批判に対する反論 その3

2017年10月末時点で以下のサービスで資金を運用中です。
1.maneo : 約447万円
2.AQUSH : 約60万円
3.クラウドバンク: 約225万円
4.SBIソーシャルレンディング:約7万円
5.クラウドクレジット:約258万円
6.ラッキーバンク : 約52万円
7.オーナーズブック:173万円
8.LCレンディング : 約234万円
9.ガイアファンディング : 約201万円
10.トラストレンディング : 160万円
11.クラウドリース : 約162万円
12.スマートレンド : 約32万円
13.グリーンインフラレンディング:約210万円
14.さくらソーシャルレンディング:約62万円
15.TATERU FUNDING:10万円
16.クラウドリアルティ:30万円
17.ポケットファンディング:約61万円
18.アメリカンファンディング:約50万円
19.キャッシュフローファイナンス:約50万円
20.アップルバンク:約50万円
(総額:約2,535万円)

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ファイナンシャルプランナー山崎俊輔氏のソーシャルレンディング批判に対する反論 その1


 @DIMEにファイナンシャル・プランナーの山崎俊輔氏によるFinTechの入門記事でソーシャルレンディングがとりあげられました。

ファイナンシャル・プランナー山崎俊輔の「フィンテック入門」「ソーシャルレンディング」ならサラリーマンでも金貸しになれる?(2017/9/14 @DIME山崎俊輔氏著)(2017.09.14)
(魚拓1234)

「ソーシャルレンディング」ならサラリーマンでも金貸しになれる?(ヤフーニュース 山崎俊輔氏著)

※同内容ですが、ヤフーの方がページの切り替えをせずに読めます。

  著者の山崎俊輔はFinTechにおける存在としても、投資としてもソーシャルレンディングに批判的であり、

「金貸しをしてあなたのお金を増やさなくてもいいのではないか」

と山崎氏は結論付けています。

 山崎氏の評価には納得がいきません。はっきり言って記事の中で論理的な考察が行われずに、上記の結論がだされています。

  ソーシャルレンディングにネガティブな感情を持つ筆者が、同じ感情をもたせるように最大限読者を謀ろう(たばかろう)とした、作為が認められます。

※その作為をこの記事中ではレトリック(修辞法、文章テクニック)と表現します。

ですから私は山崎氏に対して反論を試みたいと思います。


山崎氏がソーシャルレンディングに否定的な理由をまとめました
  • 1.「借りる」場合高金利で別途手数料がとられる、普通に借金をすればよい
  • 2.(銀行から)普通に借金できないのならばなおさらするべきではない、
  • 3.匿名投資組合の仕組みがトラブルを引き起こしやすい
  • 4.ちゃんとやっているソーシャルレンディング運営会社が、外見的には見分けにくい
  • 5.ソーシャルレンディングはシンプルに言えば「金貸し」であり、銀行やベンチャーキャピタルがカネを貸さない(危険な)案件への投資である
  • 6.あなたの手元に残るのはソーシャルレンディング運営会社が利益を抜いた後の利回りである
  • 7.担保や保証もないよりマシだが元本を保証してくれることはない
  • 8.無くしてもよい金はだれも持っていない、もしあるならば、ソーシャルレンディングに充てるよりも「寄付」したほうがよい
  • 9.「貸す」場合でも投資信託、ETF、REIT、公社債、株式に投資したほうが良い
となります。

はっきり言って難癖だらけです。

一見難癖でないようなことも実のところ適切な考察が行われていません(後述します)。

 的外れの批判記事にもたいてい1つ2つぐらいは的確なことが書いてあるものですが、山崎氏の記事にはそれがまったくありません。

私からの反論は以下A~Mまで合計13となりました。
  • 反論A 国内ソーシャルレンディングは個人にほとんど融資は行っていない
  • 反論B なぜ消費者金融の金利を例に挙げるのか?
  • 反論C 最大金利17.8%という、読者に提示できる中で最大の数字を使うのは汚い
  • 反論D 手数料4%も作為的、平均の2%を使用するべき
  • 反論E 国内ソーシャルレンディングで個人が借りられた時もっと金利は安かった
  • 反論F ちゃんとやっている匿名投資組合、運営会社を見分ける方法はあるのか?
  • 反論G カネを貸す理由は提示されている。それに反論するべきだ
  • 反論H 運営会社が手数料を取るのは当たり前だ
  • 反論I 担保について批判するのならば根拠を挙げるべきだ
  • 反論J 寄付するならばソーシャルレンディングに投資した方がよい!
  • 反論K なぜ寄付、また寄付型、購入型クラウドファンディングの問題には目をつぶるのか?
  • 反論L なぜ投資信託やETFを肯定するのにソーシャルレンディングは一方的に否定するのか?
  • 反論M 企業を応援したいのならばソーシャルレンディングの方が直接的で有効
お読みいただき、ご判断いただければ幸いです。

3回に分けて、3日連続で更新する予定です。


反論A 国内ソーシャルレンディングは個人にほとんど融資は行っていない

1.「借りる」場合高金利で別途手数料がとられる、普通に借金をすればよい
2.(銀行から)普通に借金できないのならばなおさらするべきではない、

まず、上記1.2への反論をいたします。

 山崎氏は国内ソーシャルレンディングの融資対象が事業者中心であることにほとんど触れません。それどころか、記事のあちらこちらに消費者金融の事例を挙げてソーシャルレンディングが「消費者金融(サラ金)ファンド」あるかのようなイメージを読者に与えようとしています。

 @DIMEの大半の読者が一般消費者であることを承知の上でしょう。その消費者が拒否感を示すだろう消費者金融のイメージを植え付けようとしているのです。

 まず読者の立場に寄り添ったかのように立ちふるまい「こんな高金利で融資を行うソーシャルレンディングに近寄ってはいけない」とささやくわけです。

 しかし国内ソーシャルレンディングは事業性融資が主であり、主な借り手は企業です。かつては個人が借り手になれた時代がありましたが、どこのサービスも撤退している、ないし開店休業状態です。

 国内ソーシャルレンディングは、お金を生み出す事業活動に融資を行っており、それだからこそ高い利回りを投資家に還元できる側面があるのです

国内の個人が融資先の案件は皆無ではありません。しかし

Ⅰ.事業者として借りる(消費者としてではない)
Ⅱ.コーポラティブハウスの建設組合会員として
Ⅲ.証券担保ローンファンド


 といったものでごく一部です。@DIMEの一般的な読者が、「ソーシャルレンディングに融資を申し込む」というのは、まず考えられない、ないしできないことです。

 しかし山崎氏はその「できないこと」を例に挙げて、「高金利」「別途手数料」とネガティブなイメージを読者にまず与えようとしているのです。

 前述のとおり山崎氏は、融資先が「事業者」であることにほとんど触れていません。みんなのクレジットが業務停止を受けた一連の問題に触れる際に

「集めた資金は特定の会社(親会社)に集中していたうえ」

 とさらって書いているだけです。これでは読者は融資先が事業者(企業)であることはわからないでしょう。

 それでいながら個人金融の事例が(おそらく意図的に)ところどころに挟まれます。何も知らない読者にソーシャルレンディングがサラ金ファンドであるかのようなイメージを与えるためです。

 実際のソーシャルレンディングにおいては融資資金が事業に活かされ、さらにお金を生み出す仕組みであることに全く触れられていません。

「戦前の会社員はしばしば同僚相手に金貸しをやっていた」
「お金を借りて事業を興したいという人に十分にお金が回っていない実態」
「最大年17.8%であれば消費者金融や銀行系カードローンと変わらない」
「普通に借金できない人はなおさら手を出すべきではありません」


  などいう文章をところどころに山崎氏は記事中に挟みます。サラ金ファンドという印象を読者に与えるために、レトリックを駆使しているのです。

はっきり言ってアンフェアです。

 繰り返しになりますが、読者の大半が一般的な消費者であることを承知した上で、国内ソーシャルレンディングがさも消費者金融と同類であるかのような印象を読者に与えようとしているのです。

 しっかりと融資対象者が「事業者」であると、正しい情報を読者に伝えた上で、「これこれの理由で事業者は借りるべきでない」という主旨で記事を書くべきです。

参考
ソーシャルレンディングでお金を借りることはできる?最新状況と方法について(2017/7/11 クラウドポート SocialNote氏著)
※国内ソーシャルレンディングで個人が資金調達を行うことが難しいことについて、詳しく解説されています。


反論B なぜ消費者金融の金利を例に挙げるのか?

山崎氏は

いくつか募集をしているサイトを見る限り、金利は高く(最大年17.8%であれば消費者金融や銀行系カードローンと変わらない)、さらに別途契約手数料を取るようです(例えば借入額の4%相当)。


などと書きます。これもソーシャルレンディングの融資先が『事業者中心』という実情を無視して、読者にはソーシャルレンディングは新手の消費者金融と錯誤させるレトリックです。

なぜ消費者金融や銀行系カードローンという個人向けの例を挙げるのでしょうか。

 事業者中心の国内ソーシャルレンディングが貸金(消費者金融)ファンドであるかのような印象を読者に与えるためとしか、考えられません。

 そもそも事業性資金の融資は個人の借金とは別に捉えるべきです。たとえ銀行より高利回りで資金を調達しても、まっとうな事業ならば十分に採算を上げて儲けることができます。それはこれまでのソーシャルレンディングが投資家に配当を行ってきた実績が証明しています。

 山崎氏は記事の中でその実績に全く触れていません。触れたら自説が崩壊するから避けたのでしょう。みんなのクレジットのことは大きく取り上げ、「破たんの可能性がある」とまで書いておきながらこれはアンフェアです。

 現状ソーシャルレンディングは月100億円、累計2千億円以上の募集を行い、投資家に配当を加えて償還しつつあるのです。

この実績を山崎氏はどう考えるのでしょうか?

 一般の消費者金融はただ消費するだけの目的に15%前後の金利で融資しても事業がなりたつほどの回収は行っています。ならば事業性融資ならば多少金利が高くとも回収できるはずだ、と考えるのが自然ではないでしょうか。


反論C 最大金利17.8%という、読者に提示できる中で最大の数字を使うのは汚い

いくつか募集をしているサイトを見る限り、金利は高く(最大年17.8%であれば消費者金融や銀行系カードローンと変わらない)、さらに別途契約手数料を取るようです(例えば借入額の4%相当)。


 再度の引用となりますが、山崎氏は上記のように書いて、ソーシャルレンディングで、(1年一括返済で借りれば、)借りた額の21.8%が利息+手数料でかかるように書いています。

 山崎氏は「いくつか募集をしているサイトを見る限り、」と書いていますが、いったいどこを見たのでしょうか?ちゃんと調査はしたのでしょうか?

まともな調査をしていないから

金利は高く(最大年17.8%であれば消費者金融や銀行系カードローンと変わらない)

などと不正確なことを書くのだと思います。

 あるいは山崎氏は実態を知りながら、上記の汚いレトリックを用いるためにあえて知らない素振りをしているのか?という印象さえ受けます

 私はここ3年でしたら契約書類は全部保存しています。それと付き合わせればソーシャルレンディング運営会社が企業にどのくらいで融資したことか、大抵調べることができます。

たとえばmaneoならば以下のような例を挙げられます。

融資金利が低い例:
不動産担保付きローンファンド789号 7.0%(=4.6+2.4) 運用期間9ヶ月
※4.6%が投資家利回り、2.4%がmaneo金利(事業者報酬)以下同
不動産担保付きローンファンド446号 7.0% (=6.5+1.5)運用期間12ヶ月

融資金利が高い例:
事業性資金支援ローンファンド317号  15.0%(=8.5+6.5)運用期間12ヶ月
アーリーサマーキャンペーンローンファンド10号 15.0%(=8.8+6.2)運用期間4ヶ月

ソーシャルレンディング融資利回り高い例低い例

 さらに低い例ではSBIソーシャルレンディングの「不動産担保ローン事業者ファンド」における5~6%という例を挙げられます。

 高利回りのグリーンインフラレンディングも調べてみました。私はグリーンインフラレンディングの11~12%の利回りの7案件に投資していますが、貸出金利は12~15%でした。

そもそも17.8%の金利なんて融資額が100万円未満までの場合しか認められません(利息制限法)。現状の事業性融資が中心の国内ソーシャルレンディングではそんな小さい融資額など、どれだけあるのでしょうか? 私は例を挙げられません。

17.8%など、明らかに例としてあげるのに不適当な例です。

 貸出金利がはっきり分かる、maneoLCレンディングガイアファンディングクラウドリースグリーンインフラレンディングの貸出金利を5件ずつピックアップしました。2017/11/1時点で私が投資した最も新しい案件を5つずつピックアップしました。

maneoとLCレンディングは中程度の利回り(5~7)%の案件
ガイアファンディングとクラウドリースは比較的高い利回り(10%前後)
グリーンインフラレンディングは高利回り(12%以上)

の例としています。

ソーシャルレンディング融資利回り

ご覧のとおり業者への貸出金利は、ほとんどが投資家への利回り+1~3%です。

※上記2表はいずれも複数化された案件を掲載しています。多額である方の案件利回りだけを提示しています。

いくらかの例外はあるでしょうが、maneoファミリー以外の事業者も大きな違いはないでしょう。

 これから推測されるソーシャルレンディング全体の、事業者への貸出金利は6~15%というのが一般的でしょう。平均ならば10%前後でしょうか?

山崎氏が挙げた、17.8%がいかに作為的で汚い数字であるかおわかり頂けたでしょうか?

 ソーシャルレンディングの融資利回りが銀行のそれ(1~5%)よりも高いというのは事実です。しかしそれならば上記のように真面目に調査して、適正な数字を挙げるべきです。

山崎氏はアンフェアです。

今日はここまでにさせてください。

次回記事
2017/11/16 ファイナンシャルプランナー山崎俊輔氏のソーシャルレンディング批判に対する反論 その2

2017年10月末時点で以下のサービスで資金を運用中です。
1.maneo : 約447万円
2.AQUSH : 約60万円
3.クラウドバンク: 約225万円
4.SBIソーシャルレンディング:約7万円
5.クラウドクレジット:約258万円
6.ラッキーバンク : 約52万円
7.オーナーズブック:173万円
8.LCレンディング : 約234万円
9.ガイアファンディング : 約201万円
10.トラストレンディング : 160万円
11.クラウドリース : 約162万円
12.スマートレンド : 約32万円
13.グリーンインフラレンディング:約210万円
14.さくらソーシャルレンディング:約62万円
15.TATERU FUNDING:10万円
16.クラウドリアルティ:30万円
17.ポケットファンディング:約61万円
18.アメリカンファンディング:約50万円
19.キャッシュフローファイナンス:約50万円
20.アップルバンク:約50万円
(総額:約2,535万円)

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